見出し画像

【転職】年収半減のオファーを私が受け入れられた理由4つ

こんにちは!過去の転職で年収交渉に失敗して年収が半減した経験をお話ししました。多くの方にスキいただけて嬉しいです。

年収が半減と聞くと、「そもそもなぜあんたも引き受けたのだ?」という疑問を持つ方もいると思うので、なぜ年収半減のオファーを私が引き受けたのかお話しします。

①未経験業界・職種かつ、大企業からベンチャー企業への転職なので無理もないと思っていた

転職エージェントさんに私の年収やキャリアを見て頂いた際、大企業だと(スキル云々関係なく)同年代の方と比べて収入が高いので、小さな会社に転職すると収入は下がってしまうことが多いと言われたことがありました。

もともといた職場がJTC化学メーカーの研究職ということもあり、諸々の手当どかなり恵まれているレベルに貰っていた心当たりは確かにあったのです。そのため、転職時はよほどのハイクラス案件でない限り収入は上がらないという覚悟がありました。

②共働きなので一時的な収入ダウンは問題なかった

我が家は共働きであり、私が一人で働く大黒柱スタイルではありません。また最低生存月額(※)と貯蓄を比べた結果、当面は私が無職でも生きてはいけることがわかりました。子どもがまだ小さく、これからお金がかかるため、転職後ずっと収入が下がったままでは困りますが、また転職してキャリア・収入アップできれば一時的な収入ダウンは問題ないと判断しました。

※最低生存月額:経済評論家の上念司さんやVoicyパーソナリティの尾石晴さんがよく使っている表現で、生きているだけでかかる月額の費用のことです。光熱費、通信費、家賃(ローン)、食費などが当たります。
たとえば光熱費・通信費、家賃、食費が一か月あたり20万円かかる場合は、最低生存月額は20万円、もし貯蓄が100万円あれば5か月は収入が0でも生きていける、と計算できます。

③フルリモート案件が第一の優先軸だった

研究職の在籍当時にパワハラを受けていたのと、夫が転勤可能性のある職種のため、今後も自分が働くには、人と物理的に一定の距離がとれてかつ場所にとらわれない働き方へシフトしたかったのです。初回の転職まではずっと出社前提の研究職の経験しかなかったため、フルリモート案件で多いプログラマーやデザイナー、ウェブマーケターなどの案件は応募したところで箸にも棒にも引っ掛かりません。そのため、最初の転職からフルリモートかつ高収入の募集を狙う「二兎追い型」の転職ではうまくいかないと学びました。

②にもあるように、貯蓄には若干の余裕があったので収入には一時的に目をつぶり、収入は下がるけれど未経験でOKなフルリモート案件へ全集中して応募しました。

そして、今後のキャリアアップ転職を狙いつつ、フルリモートの経験を積みながら少しずつ勉強すればいいと判断したのです。

④持ち家、車などローンがないため身軽に動けた

②とも関連しますが、我が家は賃貸住まいかつ車も持っていません。日々の生活を圧迫するローンや借金が無いため、収入ダウンを受け入れてでも私の精神的な安定のために転職できたのは大きな要素です。

最後に

年収が半減したものの、フルリモート環境を手に入れられたのは運と環境の要素が大きいです。今は別のフルリモートの職場で働いていますが、この年収半減転職があったからこそ自分の中で内省が出来たのでまったく後悔はしていません。転職したいけど環境をとるか収入をとるか迷っている方の参考となれば嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?