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祖母が高齢者施設に入ると聞いて考えたこと

こんにちは!私の祖母が体調面で色々あり、近日中に高齢者施設に入ると実母から連絡がありました。その時に思ったことについてシェアしたいと思います。

私の祖母は85歳。祖父が13年ほど前に亡くなっているので軽い認知症を持ちながらも祖母は一人で暮らしていました。幸いにも私の両親や叔母夫婦が祖母宅から数キロレベルのかなり近いところに住んではいたのですが、実母曰く、最近かなり認知症が進んでしまい、いろいろ両親らも困っていたようでした。

また祖母は先週で脳梗塞で倒れている(人生二度目)ので、やはり心配ということで高齢者施設へ入所することになった、という経緯です。

自分のダブルスタンダートさに愕然

つい先日の木下さんの放送で、社会保険料をなんとかせねば、現役世代から搾取する場合じゃないぞ!という熱い叫びを聞き、私は国と健保に投書したばかりでした。

また投書には書かなかったものの、ほかの方のnoteやコメントにある「死生観のアップデート」に強く共感した矢先でもあり、「過度な延命治療はよくない」と考え始めたところでした。

そこで聞いた祖母の施設入所の一報でしたが、私が最初に思ったことは「祖母にもう一度元気になってほしい」でした。
※ちなみに祖母は直近の脳梗塞で倒れるまでは、認知症以外の日常生活は問題なく送れる、食事も実母以上に食べる超健康体でした。

社会保険料の改革を投書し、高齢者医療のやりすぎに警鐘を鳴らす一方で、他方では脳梗塞で二度倒れた祖母がまた元気になってほしいと願うという、自分がダブルスタンダードになっているようで、複雑な心境です。

やはり日本は長生きが一番、という価値観が強いので、少しでも望みがあるなら延命を、と望む家族が多いのだと思います。

私の場合も、祖母が自力で元気になるのであれば万々歳ですし、祖母が自らリハビリを頑張りたいというなら大賛成です。でも祖母に意向も聞かず、「元気になってほしい」という私ら身内だけの思いから人手不足の医療や介護リソースをふんだんに使うというのは危険な考え方かなと、木下さんの放送のおかげで思いました。

ここ数日で祖母のことに変化があったので心境をまとめるのもかねてシェアしてみました。それではまた!

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