星の降るこの時間。

僕は空に広がる星々を眺めながら、
人々の悩みに耳を傾けます。

今夜も、世界の一隅で、
悩みを抱える方の声が届きました。

その人のために少しでもお力になればと。

僕も共に学んでゆきたい。

星の降る夜のもと、
一つの明かりを灯すように。

非正規社員　22歳　男性

僕は生まれてから今日まで
自分を好きになれたことがありません。
自分が嫌いです、、、。

どうしても他人のほうが優れていたり、
そういう人の良い部分ばかりが気になるんです。
また自分の欠点ばかりが目につきます。

こうして生まれた以上は、
容易に自分は変えられない、、、

見た目もコンプレックスがあります。
性格も愛想悪いし、周囲から見てもめんどくさい奴に
見られているのだと思います。

自分を変えていくことなんて
できるんでしょうか？

初めまして。
メッセージありがとうございます。

自分が嫌い、、、。
なるほど、、。

とても深い悩みを打ち明けてくれましたね。
辛かったでしょう？

でもね、完璧な人間なんて存在しませんよ。
もっと、ゆったりとした気持ちで
そんな自分を受け入れてみてください。

例えば、君は、自分のことを
漫画やドラマのキャラクターのように
「すでに出来上がっているモノ」として考えてはいませんか？

顔も性格も全てが生まれた時から出来上がっている。
外見も何もかも、すでに親から作り出されてしまったもので
今となっては何も変えられない。
そして、その時点で人生までも決まっている。

おそらく、
そう考えているのでは？

でもね。
そんなことはないんですよ。

「君はまだ何もできあがっていないんですから」

人は日々の生活を送りながら
少しづつ成長して自分を作り上げていくもの。
そもそも、
誰もが未だ何者でもないのかもしれません。

昨日の自分の考えが、今日の自分をつくり、
今日の行動が、明日の自分を作っていく。
そうやって、少しづつ自分は変化していく。

実は世の中で活躍している多くの人々、
例えばスポーツ選手だったり、芸能人、経営者のような
うまくいっているように見える人でさえでも、
彼らも君と同じ悩みを抱えているもの。

そしてもっと言えば、
彼らの場合は、活躍しているその場所に縛られてしまい、
君なんかよりも「もっと狭い範囲の中」で
自分はどうあるべきかに日夜腐心しているんです。

理想とする何者かになるために、
そこに向かって一生懸命に日常と向き合っている。

一つのヒントとして、
見た目を作り変えることは容易ではないけれど、
「考え方」というのは変えていけるものです。

そうした「変えられる部分」を積極的に変えていくと、
自然と全体としての君も変化してくるもの。

たとえ君が自分の外見を変えられなくても、
内面を磨いて、周囲に働きかけていくことができれば
周囲の人々はその全てを含めて君を見てくれると思うんです。

例えば、どんな素晴らしい映画でも
映像だけをみて感動する人はいませんよね？
映画の中の音楽や、映像の間合い、主人公のセリフ、
ストーリーといった全ての要素で
一つの映画を見ていると思うんですね。

そして、
それは人の見られかたも同じなんです。

人は全体としてあなたを見ます。
だから考え方を変えていくことで、
全体的な君の印象を変えて、
部分的な欠点は補っていくことができます。

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「君の持つ価値ってなんだろう？」

例えば、
考え方を変える、一つのきっかけとして、
自分が持っているものは何かを考えてみてください。

周りのことを気にする必要はありません。

例えば、、、
涙もろいとか、感動しやすいとか、
考えることが好き、、、、、なんでもいい。

そういった自分の持つ価値を活かしながら
前向きに毎日を送れば
君は今よりも素敵な人間になれる。

種子がなければ花は育たない、
美味しい料理は、
美味しい食材があってこそできるもの。

君のもつ「価値」を活かして
「理想の自分」をイメージしてください。

「どうなりたいか」を具体的に考えることに
自分を変えていくためのヒントがあります。

君はまだまだ自分を変えていけますよ。
だから人と比べなくてもいい。
比べていくべきものは理想の自分です。




お互いに頑張って行きましょう。

星降る夜に、想いを込めて。

いつもありがとうございます。