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iPad×テキストエディタ縦式でライトノベル書きました。その感想

さて8月31日。
このnoteを書き終わっているころには月をまたいでいると思う。

【↓ここからかなり長い前置き】

さきほど(というにはもうはるか数時間前)、ファンタジア大賞に無事応募することができました。人生初ラノベ投稿です。
書いた(完結させた)のは二作目(日常系。特殊アイテム異能力者等いっさい出てこない)で、一作目(ローファンタジー。最後らへんが血みどろ)よりは世界観がライトなのもあってスムーズに書くことができました。人によりけりだと思うのですが登場人物がつらい目にあっているところは書きたくねえ・・書きたくねえ・・と思ってしまうタイプだと気づきました。見ているぶんには好きなんですが・・・

何ッ!? 三点リーダの使い方が間違っている!!?
大丈夫ですよ。もちろん投稿作では“……”を使っております。

一作目を書き終えたのが8/12の朝5時11分、
そこからぐだぐだ〜っとして8/19から「MF2期に間に合ったらいいなぁ〜」と書きはじめ、過去のツイートやぼんやりした記憶から察するに8/24に25000字くらい書けている状態(約4200文字/日)までやって来て、そこで何を思ったのか「これもしがんばったらファンタジア間に合うのでは??!」と思い立ち、怒濤の追い上げを進め8/30未明に80000字くらいにやってきて(約11000文字/日)、30日に最後の2000文字程度アンド推敲開始アンド梗概でいまに至るみたいなムーブでした。

10000文字書くまでは今日ノルマを課して進めていました。
現状の自分ではこのあたりが限界だと思いました…。

文字数や執筆速度はふだんはそこまで重要だとも(われわれ素人には)思わないのですが、このへんのラストスパートにおいては重要だなと思い知らされました…。タイピング速度は変換さえイケてたら機械が話すスピードくらいででは打てていると思うので現状不都合は感じていませんが、てにをはとか言葉選びでめちゃクソ迷う性分なのでそこがアレです。超遅いです。

推敲っておもしろいですね。
寝かせるべきってのはほんとなんだなと実感しました。
序盤はけっこう加筆したり表現を直したりをしたのに対して、終盤の方はほとんど「ここ直したらいいのでは?」というのが出て来なかったので、たぶん終盤部分も、もし寝かせていたら「直してぇ〜」ってとこがぽろぽろ出てくるのだろうなと。

というわけでまっさらの状態から足掛け13日で一作書いて投稿したぜ!
・・まじでまじの初心者なので投稿したという事実だけでもはや通ってても通ってなくても謎の自信をもらえいい経験になりました。ありがとうファンタジア大賞。充実させてくれるぜ。

いやまじこれやったら大迷惑だと思うんですけど「アアアアアアアアアアアアアアアアアアア(中略)アアアアアアアアアアアアアアア」って一冊ぶん書いて送るだけでもかなりエクスタシーだと思うからぜひ試さないでください。
それくらいに募集要項を満たして投稿用フォームから投稿するという経験はわたしにとって未知なるものでした。

ペンネームはnoteでもツイッターでも書くつもりないですが、
一次通過に左右対称の名前の人がいたら「もしかしてあのとき読んだnoteのアイツかもな・・・」とでも思ってください。投稿直前に決めました。
いなかったら無事に成仏してます。
お線香よりお香が好きです。よろしくね。

左右対称のPNにしたのは、劇場版『名探偵コナン』第一作目「時計じかけの摩天楼」の犯人である森谷帝二にあやかりました。まだ見てないって人がいたらスマンね!(そして動機の核心にも触れていくスタイル)名作だから見てね!

あやかる:めでたい物、幸福な人に似て自分も幸福に恵まれる(ように願う)。

…………
全然幸福な奴じゃねーじゃんコイツぅー!!
まぁそういうことです。

さいごにファンタジア大賞を意識したのは大賞受賞の『スパイ教室』の作者、竹町先生のインタビューを読んで、竹町先生が好きだという作者や作品がかなり自分も好きだったからで(とりわけ東野圭吾と『ジョーカー・ゲーム』のあたりが。伊坂幸太郎や『プリンセス・プリンシパル』も好きです)、たぶんこのインタビューを読まなかったら月またぎで書いてたと思うし、『スパイ教室』の存在を知ったのはクラウスの見た目がわたしの二次元男性の見た目の好み合致率92%だったからです。
このほかに90%を超えている二次元の男性は『BLOOD+』のハジと「TWO-MIX」の楽曲『WHITE REFLECTION』のアニメPVに出てくる二次元化された永野椎菜氏しか知りません。非常にわかりやすい好みかと思われますのでほかにもこのような見た目の男性をご存知の方はご一報いただけるととても喜びます。

クラウスに惹かれて試し読みで読んで「うおおお! めちゃくちゃおもしろいやんけ!」てなってインタビューを見て自分とおなじものを好きでいる方が書かれているのだと知って深く納得し購入した次第みたいなそんなあれです。

【ここまでかなり長い前置き↑】


というわけで。

ライトノベル(でなくてもなんか文字書いて送る的なやつ)投稿してるみんなさん! おもになにを使ってかいていますか? ずばりパソコンですね?

……的中率78%くらいだと思うのですが、どうでしょう。
残りの22%のうち、15%がポメラです。

出先ではスマホでって方もいると思うのですが、全執筆時間のうちいちばん高い割合で触っていたデバイスはパソコンなのではないでしょうか。知らんけど。

わたしは…iPad!
(Bluetoothのキーボードは使っております)

そしてまえのまえの記事にも書いたとおり、iPadに(無料で使える)Wordとかそんなものはないです。ないのです。一太郎においてはもはや年賀状作るやつだと思ってます。見たこともないです。聞いたことくらいで。
ではなにを使って書いていたのかというと、縦式というテキストエディタです。

パソコン主体の方にはなじみのないソフトだと思います。
ソフトというかアプリで、基本、タブレット端末用のものだと思います。

縦式のいいところはググるといっぱいでてきますし、noteにもめちゃバズってる記事がどこかにあるのでググるとすぐ出てくるはずなので探してください。これからの記事は縦式で執筆するとここが不便だったよ→こうしたよ的なおはなしです。ちなみに最終的にはパソコンを使います

わたしだって、Wordくらいなら触ったことはあります。
でも7年前くらいの話ですが…。手書きでもWordでも構わない仕事の資料を迷わず手書きで作る系人間なのもありアレです。それはさておき。

んで7年前くらいのWordと縦式を比較して、縦式の圧倒的いいところとしては原稿用紙に書いてるっぽい見た目なところ! そして、文字の色や原稿用紙的罫線の色をカスタマイズできるところ! 目の疲れ的なアレにも関わってくると思うので、地味にかなりいいところだと思っています。
上書き保存なんてしなくても書いた瞬間リアルタイムに保存されていくところとかも、かなり便利です。

しかしタブレット端末なのでコピペがかなりしんどいです。
これは縦式の問題ではなくデバイスの問題ですが、「ここの文章のカタマリこっちに持ってきたほうがいいかなぁ?」みたいなときには(パソコンに比べて)圧倒的不利です。

大規模修正のときには縦式で書いたものをクラウドに上げる→パソコンに落とす→パソコンで修正 をしたほうが速いかと思われます。

プロの作家の方でも横書きで執筆されている方は多いと聞きますが、まだまだ書くことに対して手慣れていない私は縦書きのほうがやりやすいなぁ…と思う次第で、絶対ぶら下がりしたくない主義のため、本と同じ形式で見られるほうが、そのへん、安心します。
文字だけでなく紙が文字で埋まりすぎてないかな? とかそのへん気にしてしまう性分なのでそのへんでもあります。

さて。
ここからいよいよほんとの本題なのですが。

縦式、開き/閉じの成型および推敲に向いてない問題があります。

なんかよくわかんないんですけど(何もしてないのにパソコンが壊れた的文法)、本文検索(command+F)で全部出て来ないっぽいんです。
なので推敲の際縦式でけっこうがんばって漢字の開き/閉じを見たのですが、結局全部できてはいなかったことがのち判明しました。

そして(考えるまでもなかったことですが)
パソコンのtxtデータ上でc+Fしたほうが全然速いやんかー!
ということにめちゃくちゃ時間かけてから気づきました。

いいですかこれから縦式で小説かなんか書こうと思ってる皆さん。

(いまさらですがこの記事は超絶初心者向けです/まぁ冒頭ではじめてのラノベ投稿です! て言ってるからおわかりかとは思われますが)

推敲の際はとりあえず開き/閉じは後回しにして、文章の並びだけを考えて推敲していきましょう・・地獄を見ます
わたしはこれでたぶん人生の二時間くらいをムダにしました。

わたしの場合は縦式(iPad)→Googleドライブ→txtファイル(MacBook Air)という順番で投稿用のtxtファイルを作りました。

そしてmac系には !? がワンセットになってる機種依存文字があります。
これを知らずに「うおおおお! “!?”の全角文字があるやん! めちゃ便利やん!!!」と使いまくり、投稿前に「もしかして!?は機種依存文字なのでは…!?」と思い、機種依存文字チェッカーみたいなやつ(便利な世の中ですね)で調べたら結果表示画面が真っ赤っかになった(赤く表示されると機種依存文字)ので、つぎは半角で!?を打っていきました。(ちなみにここまですべての!?は半角文字で打っています)

そしてそれを投稿し、表示確認画面で確認すると

![#!は縦中横][#?は縦中横]

的な感じの謎の表示が一部出てきたので、
(一部で、全部ではなかったので見た目にはなにが違うのかが素人にはまったくわからない…)
「なんで…わたしちゃんと!?を半角に打ち直したよ!?」と思い
最終的にはすべて!?(全角)で統一するに至りました。

!?は全角でも構わないとQ&Aにも書いてあったので、甘えさせていただきました。かなりスクロールしないと!?が文字化け?してるシーンは出て来なかったので(執拗にチェックする性分でよかった)、MacBook Air上のtxtファイルでは横文字で!?とだけ表記されている部分もアップロードすると![#!は縦中横][#?は縦中横]的な文面に変化する場合がある(マジマジのマジ)ので、

とにかく気になる部分は確認したほうがよいです。

たぶんこれ、txtファイル上で!?に編集したところじゃなくて縦式のなかで!?と縦に打って修正したところが勝手に縦中横情報としてパソコンのtxtファイルにも組み込まれたんじゃなかろうかと想像してるんですよね。

いやー便利って怖い!

以上、縦式で小説を書いて応募かなんかしようとしてる人は大規模なコピペ入れ替え編集と漢字の開き/閉じと!?への変換は縦式じゃなくてパソコンのtxtファイルでやったほうがいいよ! というおはなしでした。


@おわりに

投稿ラノベ、だいたいどんなボリュームの作品を書いたらいいかは小説家になろうとかカクヨムとかを新人賞の名前で検索などすればすぐに出てきてめちゃ参考になるのですが、梗概の情報ってマジで謎ですよね。どんな感じにしたらいいんやー的な。どの賞の要項にもかならず「最後まで書いてください」って書いてあるじゃないですか。
てことはたぶん、長年そう書いてあるにも関わらずいまだに「主人公たちの運命やいかに!?」みたいな梗概が少なからず毎回あるってことだと思ってます(※だめなやつです)。

ラノベの書き方ブログなんかにもぼちぼち載ってはいるけど、賞に投稿した作品の量に比べると梗概の例は圧倒的に少なくて、不安になる…。なった。

なのでなんか、最速でも(最速にならないことを祈るが)数ヶ月先になりますがもうこの作品は賞的なやつに投稿しないかな? てなったらそのときは小説の投稿サイトに梗概もいっしょに載っけようかな〜って思ってますのでそのときはよろしくおねがいします。
ここ(梗概)が地味にマジで最初のつまずきポイントだと思うのですよ〜!
わたしは…自分がつまずいたところを誰かがスムーズに乗り越えていける、そんな世界を美しいと思う……
noteで告知するかは謎です。たぶんしないですが、見かけたらよろしくね。

ではでは。

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