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「簡素の美」

美しさは「簡素」の中にある。

作為から離れ、無駄を省いていくと、
残された一つひとつに心がこもり、
心と体が一体になった美しい空間が出来上がります。

実際、ただ暮らしているだけなのに、
「美しい」と伝わってくる家があります。
お茶を飲む、食事をする… といった何気ない日常のシーンが、
家から庭を超え、周辺環境まで一体となって、
美しく時が流れるのです。

削ぎ落し、研ぎ澄まされた空間は、
何年経っても色褪せず、
むしろ年月を経て美しさが増すのだと思います。

住むほどに心と体が馴染み、そこに豊かさを感じる。

そんな家を考えたいと思っています。


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