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地震・津波


地震の種類

海溝型地震:海側のプレートは陸側のプレートの下に毎年数cmずつ潜り込んでいるため、陸側のプレートにはひずみが蓄積することになる。そのひずみが限界に達してプレートが跳ね上がることで地震が発生する。プレート自体が動くため、規模が大きく、揺れる時間の長い地震になりやすいほか、津波の要因ともなる。なお、場所にもよるが、発生頻度はおよそ100年に一度程度とされている。(2011年東北地方太平洋沖地震など)
直下型地震:プレートテクトニクスに基づく「圧縮する力」や「引っ張る力」がプレートの内部に加わり続け、その力に耐えきれなくなった岩盤が活断層に沿ってずれ動くことで地震が発生する。震源が陸でなおかつ浅いため、被害が大きくなりやすい。(2024年能登半島地震など)

地震に関連して発生する災害

・地震の揺れの後には、津波液状化現象火災などの災害が発生することがある。
津波:海溝型地震や海底地すべりに伴い発生することがあり、沿岸部に大きな被害をもたらす。
液状化現象:埋め立て地や旧河道を埋めた場所などで発生しやすく、建物が傾いたり、ライフラインの損傷が発生する。
火災:地震直後に発生することもあり、木造家屋の密集地において発生する。

地震・津波の対策

物理的対策

建物の耐震強化、耐震・耐火構造の建築物

その他対策

避難訓練、防災ハザードマップの整備、助け合いの必要性を学ぶ講習会や訓練の実施

地震・津波発生時の対応

地震

①身を守る
②火の始末・ブレーカーOFF
③避難場所へ移動 or 待機・情報収集

津波

①到達時間が経過しても警報発令中は、急いで継続的に今より海より遠く、高いところへ
②避難場所 or 安全確認された場所(高台)へ移動