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私の「いつも」の木を育てていく。

先週読了した一冊。

「はじめに」に書かれていたのが、こんなことでした。

きっとあなたは、すでに自分の「いつも」を持っている。
自分にとっては、これが正しいというような基準や、こうすればいいやという考え、または信じていることなどです。

松浦弥太郎著『松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣』

それならばと、メモ付箋とペンを片手に、読みながら私の「いつも」をたしかめてみることに。

深く考えずに、パッとすぐに思いついた私の「いつも」です。

どんな人になりたい?

何に(肩書き・職業)ではなく、どんな人になりたいか。

私はですね、ひっそりと「こんな人でありたい像」がありまして。

それは…

「道を聞かれる人」でありたい

道を聞きたくなる人って、

・切羽詰まっていない雰囲気
・急いでない雰囲気

こんな空気感をまとっている気がするのです。

「聞いても大丈夫そう」な雰囲気とでも言いましょうか。

せかせかしていない、なんとなく余裕がありそうな。

実際に駅や近所で道を聞かれる時って、「なんか調子がいい日」だったりします笑。

そうそう、旅先でも聞かれることがあったり。

わりと好きです、聞かれること。

ちょと横道に逸れますが…

先月、顔タイプ診断を受けました。

結果は、フレッシュ。

フレッシュさんの特徴のひとつは、親しみやすさなのだそう。

これはもう、道を聞かれる人に向いていると信じて、前述のほがらかな空気感を纏っていられるように精進しようと小さく誓ったのでした。

「道を聞かれる人でありたい」

私の「いつも」に置いておこうと思います。

持っているけど、持たない

"第4章:豊かになる「いつも」"の中にある一節。

あらゆるものは世の中からの預かりものだと考えるのです。
ですので、責任を伴います。
世の中から一時的に預かっているのだから、大切に扱わなければいけないのです。

松浦弥太郎著『松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣』

私にとって、まさにそれは「本」なのでした。

自分のものなのだけれど、そうではない。

いいものを、それを必要としている人と分かち合っていく感覚。

今の本棚にある本たちも、「きっと」ずっと持っているのであって、「絶対に」手放さない対象ではないと思っています。

今私の左手元にあるこの本も、noteを書き終えたら"読了・発送待ち"へと移動です。

大切に、ちゃんと味わったら次の人へ。

「本は一時的にお預かりしているもの」

これも私の「いつも」なのでした。

*
*

私の「いつも」は、私が「暮らしの中で大切に育てていること」「もっと育んでいきたいこと」と、どうやらイコールみたいです。

自分の「いつも」の木を育てながら、実った「いつも」を摘み取って。

それがきっと、こんなところにつながっていったらいいなと思っています。

あなたらしい「いつも」は、あなたのお守りにもなります。
それで得られたあなたの安心は、あなたのまわりにも安心を与えていくでしょう。
それってすごいことです。

松浦弥太郎著『松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣』


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