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これまでの次元の見方を続けますか? 一段上げた次元で物事を見るとどんな未来を得られるでしょう?[思考編 #24]

仕事が刺激を与えるのは、成長を期しつつ、自ら興奮と挑戦と変化を生み出すときである。これが可能となるのは、自らと仕事の双方を新たな次元で見るときである。

非営利組織の経営』第Ⅴ部 自己開発
第2章 何によって憶えられたいか p218より


東京オリンピック、終わってしまいました......。

過去一観戦しました!
堪能しました。
こんなにワクワクテレビ欄を探したことはなかった気がします。

今、このタイミングだから、じっくり楽しませてもらった気がします。
去年予定通り開催されていたらどうだったかなぁ、と思います。

2018年の平昌オリンピックから、こんなに一生懸命観てる気がします。
わたし自身の変化もあります。
外部環境の変化もあります。
何より、ドラッカーが日常生活に当たり前になったからじゃないのかなぁ、と感じています。
このチームはどんな風にマネジメントされてるのかなぁ、とか、どうやって成長を促してるのかなぁ、とか、どんな目的を掲げたらあの場所に立てるのかなぁ、とかを考えながら観戦するようになりました。


今回引用されている箇所について、佐藤先生はオリンピアンのその先の人生を例に解説されています。
オリンピックに出場すること、オリンピックのメダルをとることだけを目的にしていると、燃え尽きてしまいます。
新しいステージ、新たなスタート地点に立ったととらえ直し、その先の将来を考えることで、自ら興奮と挑戦と変化を生み出していくことを勧めています。

終了後のインタビューで、チームのことを考える言葉や、競技の将来を見据えた言葉を多く聴きました。
自分のベストパフォーマンスを出すだけでも難しいはずなのに、それ以上のことを常に意識されているんだなぁ、と更に心を奪われました。
終わったタイミングの興奮している状況で、言葉にできる、ということは、どれだけ考えているんだろう......と感じました。

直接それぞれの競技会に関わることはできませんが、将来のスポーツ人口を増やすため、スポーツ選手の競技環境を整えるため、観ているわたしたちに何ができるでしょう。


今回多くの選手が、開催されたことへの感謝の言葉を口にされてました。
オリンピックすらも開催されることは当たり前のことではなかったんだなぁ、と改めて感じました。
この先、元通りになることを目指すよりも、新しい日常を作っていけたらいいなぁ、とわたしは思っていますが、みんながみんな、同じことを考えている訳ではありません。
本当に、より多くの人が、漏れることなく幸せに過ごせるようになるために、スポーツ選手がスポーツに専念できる未来が来るために、何ができるかを考えて行動していきたいと思います。

選手の口から「開催に賛否があるのは知っている」というような言葉を聞くことがないようにするために、何ができるでしょう。

自分の戦い・自分との戦いに集中してもらうために、外野からの中傷の言葉が届かないようにするために、何ができるでしょう。

東京2020の経験を活かした未来をつくるために、何をしますか?
次のオリンピック、その先の未来に対し、何を期待し、何をしますか?
スポーツ界を盛り上げるために何ができますか?
選手の活動環境をより良くするために何ができますか?
今と、この先と、次元を変えて見つめるために何をしますか?
次元を変えることで、どのような未来を手に入れますか?


実践するドラッカー【思考編】』 
chapter2 成長するために p65 #24


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実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【思考編】は、あなたが成長し続けるためにはどのような思考が必要なのか、成果を出すための考え方がまとめられています。


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