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ミッションは「新しい循環経済をつくる」。暗いニュースが報道されがちな日本で、明るいニュ…

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ミッションは「新しい循環経済をつくる」。暗いニュースが報道されがちな日本で、明るいニュース、新時代の息吹を感じる世界のニュースを中心に発信していこうと思います。そして「わたし」はどう生きるか?何を選択するか?を問い続ける日々です。

最近の記事

移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜教育〜

「移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く」 、6分類目の「教育」について見ていきます。 写真:https://finlandabroad.fi/web/sau/frontpage 子どもの心の病香港では、試験で高得点を獲得しなければならないというプレッシャーが一部の生徒たちを自殺へ追い込んでいます。 「2013年から2016年までに71人の生徒が自ら命をたった」とサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は報告しています。 国際学力テスト(PISA)で群を抜いているシ

    • 移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜環境〜

      「移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く」 では、「暗いトンネルに入っていると思っている「今」が、実は新しい世界へ向かっている最中の体験なんだ」という視点に立ち、世界を6つに分類して、今後どうシフトしていくかを考えています。考えの起点は「恐れ」ではなく「希望」です。 本章では「環境」に焦点をあてます。 写真:海氷が溶けた水を蹴立ててそりを引く犬たち/Steffen M. Olsen/AP CNNニュース2019.06.18より 科学者からの提言1922年、憂慮する

      • 移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜政治〜

        写真:2019年3月NZで起きた悲惨なテロの後に事件の現場を訪ね、ムスリムコミュニティへの深い連帯の念を示したアーダーン首相 Photo: Hagen Hopkins/Getty Images 「移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く」 ですが、これまで「生活様式」、「意識・在り方」、「経済」まで見てきました。 本章では「政治」に焦点をあてます。 良い政府とは何か「意識・在り方」編で触れたように、「分離」という意識を土台にした「自国第一主義」が、顕在する一方

        • 移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜経済〜

          前章の「移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜不足・分離の在り方・意識〜」では、わたしたちの根底にある意識を見てきました。 本章では、不足・分離といった「恐れ」が土台になった旧来の意識がつくりだしている、いまの経済を見ていきたいと思います。 Photo by julian meehan 〜School Strike for Climate Melbourne 30-11-18〜  世界の富裕層2,153人の資産が最貧困層46億人分の資産を上回る 出典:for

        移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜教育〜

          移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜不足・分離の在り方・意識〜

          プロローグでは、「在り方・意識」「生活様式(ライフスタイル)」「経済」「政治」「環境」「教育」の6つの分野を、コロナ前・中・後で分類し、「生活様式(ライフスタイル)」を見てみました。 昭和の暮らしに近くなるが、その土台にある「在り方・意識」「経済」が異なると書きました。「在り方・意識」というのは、その人の器(コンテクスト)という言い方もできます。自分の意識の背景のように、存在するものなので、「在り方(Being)」を意識することは、なかなか難しいです。しかし、その無意識で無自

          移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜不足・分離の在り方・意識〜

          移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜プロローグ〜

          いま、私たちは経験したことのない「新型コロナウイルス」という感染症と向き合っています。それにより、今まで目を背けていた世界が現れてきました。 「在り方・意識」「生活様式(ライフスタイル)」「経済」「政治」「環境」「教育」の6つの分野を、コロナ前・中・後で私の観点で分類してみました。 この分類から、「暗いトンネルに入っていると思っている「今」が、実は新しい世界へ向かっている最中の体験なんだ」と思いました。人間には想像力があります。その想像力を「恐れ」ではなく「希望」という

          移行している最中の世界を体験し、新しい世界を描く 〜プロローグ〜

          S・O・P(セーブ・アワー・プラネット)とわたし

          昨日、初めて自宅で「ヘナで髪染め」をしてみました。きっかけは友人に「自分にも地球にも優しいよ」と勧められたからです。 最初は染める際に周りが汚れないようにセッティングしたり、自分で塗るという作業が面倒くさいなあ、と思っていたのですが、いざ染め始めると、ヘナの自然由来の抹茶のようなヨモギのような香りに癒されていました。 染め終わって60分ほど放置して洗い流したあとは、なんだか満足感でいっぱいでした。 その満足感は「地球環境にも自分の地肌にも優しい行動をしてるわたし」からきて

          S・O・P(セーブ・アワー・プラネット)とわたし

          ひとつのベルリンの家

          ある情報誌で「ひとつのベルリンの家」というプロジェクトが進行中であるという記事を読みました。 それは、ユダヤ会堂(シナゴーク)、キリスト教会、そしてイスラム寺院の各宗派の建物機能を象徴的に内包し、互いに中央集会所に連結された「一つの家」を建設するという世界初のプロジェクトです。 中央に高く四角い塔を持つレンガ造りの建物は、人目を引くデザインで、塔の下の中庭を囲んで、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の礼拝所が配置される予定とのことです。 キリスト教とイスラム教とユダヤ教が融合さ

          ひとつのベルリンの家

          分かち合いの経済-後編-

          「分かち合いの経済」システム分かち合いの経済システムをどう構築していくのか? クラリ氏の頭の中には、すでに青写真があります。 それは、前編でも記述しましたが「物資の分かち合いを調整するグローバルな機関を設立すること」です。各国が基本的必要を満たすものに関しての、余剰と不足をその機関に報告します。その機関は物資の総評をし、欠乏している地域に輸送します。この国際機関は、食料・水・医薬品・医療品・衣服・エネルギー資源のような主要なグローバル物資の流通と分かち合いの核心です。この機

          分かち合いの経済-後編-

          分かち合いの経済-前編-

          今日の経済の特徴は「貪欲」「利己主義」「争い」今日の経済の特徴は「貪欲」「利己主義」「争い」であるー そう述べているのは経済学者であり教育者、作家のスロベニア人ロック・クラリ氏です。彼は、協力の原則と物の公正な分かち合いの原則に基づいた代替的な経済モデルを開発し促進しています。 クラリ氏:今日の経済は「貪欲」「利己主義」「争い」であり、経済学者は競争という心地の良い呼び方をしています。競争と利己主義はスポーツにおいて受け入れ可能であるとしても、経済の分野ではそれら

          分かち合いの経済-前編-

          ニュージーランドの幸福予算

          ニュージーランドの幸福予算とは2019年5月末、ニュージーランド政府は、幸せをコンセプトにした予算「ウェルビーイング・バジェット(幸福予算)」を発表しました。ウェルビーイングという言葉は多様な意味合いを持ちますが、シンプルに訳せば「幸せ」です。 「フィジカル・メンタル・社会的に良い状態にあること」とされています。 ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、「経済的な幸福だけではなく、社会的な幸福にも取り組む必要がある」と述べ、国の財政運営への新しいアプローチとして策定し

          ニュージーランドの幸福予算

          「新しいことば」を手に入れる

          noteはじめなぜnoteを始めようと思ったか、動機は2つあります。 1つめは、自分を表現する「新しいことば」を手に入れる。 2つめは、幼少期の夢は「いま」叶えることが出来る。 「新しいことば」を手に入れる、とは?自分の「ことばの領域」がとても狭いことに、ここ2〜3年で気付きました。 気付いたきっかけは、仕事でブログを書いたこと。同じ表現ばかり多用している自分がいました・・! 他にも、新しい経済循環に興味があって、その思いを他者と会話したいのに、うまく「ことば」が出てこなか

          「新しいことば」を手に入れる