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謙虚であるということ

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!

きょうのテーマは、「謙虚であること」です。

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滲み出る謙虚さ

いまをさること、40年以上も前の話しとはなるが、きょうのテーマ「謙虚さ」として頭に浮かんだのが、大学時代の軟式野球同好会当時4年生のキャプテンケンさんのことだ。

真っ黒に日焼けしたその顔の奥に、寡黙ながら輝く瞳
対称的に白い歯を覗かせながらほくそ笑む
背筋もピンとしていて、ユニフォーム姿も凜々しい

そんなケンさんの一挙手一投足に当時憧れたものだが、いまでもなぜか思い出すのはその容姿というよりかは、にじみ出る謙虚さのほうだ。

上下左右、分け隔てなく、裏表なく、言葉少ないながらも、人に接する際のその謙虚さだけは鮮明に思い出される。

相談したいことがあるのですが・・・

この連休中に、あるクライアントの方からメールをいただいた。そのメールを拝見するに、なにやらいろんなことがあったらしい。

実はわたしの方でも、かなりご無沙汰のクライアントのことが頭に浮かび、この方もそのうちのお一人だったわけだが、連休明けにメールでもしてみようかとちょうど考えていたところだったのだ。

その方のHPやSNSを開き、記憶を呼び覚ます。その当時どうやって相談に見えたのかとか、その後ぱったりとお見えにならなくなったその状況など、お聞きしたいことはいろいろある。

でも、それはわたしの好奇心からのものなので、まずはその方のお話しを全身全霊、謙虚にお聞きしようと思う。

謙虚さ=主語はクライアント

昨年お亡くなりになった心理学者エドガー・ヘンリー・シャイン氏の同名タイトルの名著『謙虚なコンサルティング』の監訳者序文にこんな一説がある。

本書の原題は、Humble Consulting:How to Provide Real Help Fasterであり、「謙虚なコンサルティング」の特徴は、副題の「本当の支援を速やかに行う方法」に表れている。
「本当の支援を速やかに行う」とはどういうことか。本分のなかで、シャイン先生はこう説明している。
コンサルタント(自分)の助けによって、クライアント(相手)が、
(1)問題の複雑さと厄介さを理解し、
(2)その場しのぎの対応や反射的な行動をやめて、
(3)本当の現実に対処すること
が、本当の支援なのである。

注目すべきは、主語が「クライアント」である点だ。
コンサルタントは自分で答えを出すのではなく、クライアントが自ら道を見出せるよう支援しなければならないーいまでは多くの読者がこの重要性を認めており、改めて注目するほどのことではないと思われるかもしれない。だが、実現するのは容易ではなく、つい介入してしまったり、あるいは自分の考えを受け入れようとしない相手の態度を不満に思ったりしてしまう。コンサルティングや支援の場において、折に触れて立ち返るべき視点だと言えるだろう。

「謙虚なコンサルティング」より


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「主語はクライアント」
これこそが、コンサルタントとしてわきまえなければならないと、自戒を込めて振り返っています。

さあ、どんなお話になるのか。
連休明けに、謙虚に、好奇心をもってお聞きしたいと思います!


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