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行動力が最後の決め手となる

こんにちは、価値ビンです⭐️

さて、今まで発想力、集中力、認知処理スタイルなど、子どもに役立つものを紹介してきました。
ただ、肝心なのは本日紹介する行動力です。

うちの子は発想は豊かなのよねー
うちの子は集中力は高いの

いろんな特徴や知識があっても、最後にモノを言うのは行動を起こすかどうかというところに最終的に行き着きます。
理由は簡単、行動を起こさなければ何も始まらない、何かが変わる可能性は,
残念ながらゼロです。
たいして発想は良くなくても、実行すれば何かが起こる。
誰かが助けてくれるかもしれないし、続けていればその発想が活きるタイミングが来るかもしれないですね。

私たち親自身、自分は行動力がないと嘆く人も多いのではないでしょうか。
また、我が子は行動力がないと悩む方もいるでしょう

今日はそんな人のために、あなた自身を含め子どものために役立つ行動力アップのテクニックを紹介しましょう。
今まで紹介した中では行動力が最もテクニックとして身につけやすいと同時に、落とし穴も多いものなのです。


1. 親の心構え

子どもは親を見ています
親自身が行動力を身につければ、子どももそれを真似する可能性は高いので今回の行動力アップのテクニックは、子どもにどう接すればいいかというよりは、私たち親自身も含めて、どのように考えれると行動力があげられるかという観点で見ていただきたいと思います。

1-1. 子どもに一歩目を怖がらせるな

行動力で大事なのはまずは一歩を踏み出すことです。
行動力のテクニックのほとんどが、この一歩をいかに踏み出せるようにするかがポイントです。

しかし、日本では特に、この一歩目を阻む罠が多数存在します。
例えば、学校の授業で先生が「やってみたい人!」といって手上げを促した際に、シーンとなる場面を見たことある人は多いでしょう。
私たちの周りには、同調圧力が強く働き、人から外れていくことを恐れる雰囲気があります。極端に言えば、誰かが始めないと行動しないという雰囲気が行動力を阻害しています。

しかし、周りに合わせていては行動力はなかなかつきません
子どもの一歩目を怖がらずに、逆に背中を押してあげてみてはいかがでしょうか?
それには、いくつかコツがあります。

  • 親が一歩目踏み出す姿勢を見せる

  • 一歩目の行動を子どもに促し、一歩と感じたものを褒める

  • 子どもに対して「行動力あるよね」と言葉をかける

とにかく小さな一歩を促し、そして一歩を踏み出したら褒める。
そして、自ら一歩目を踏み出す場面を見つけたら褒める。
そして、それが当たり前かのように「行動力あるよね」と声をかけてあげる。

そんなことを繰り返していくと、子ども自身が「自分は行動力があるのかもしれない」と思えるようになり、それが次の行動へとつながります。

とても単純なことなのですが、これが意外に難しいですよね。

例えば、子どもが今日こそは自分でやろうと思ったことを、遅いからと言って「早くして、もう、私がやってあげる」としてしまったことはないですか?

子どもが道端で変な踊りや行動をしたときに、「もう恥ずかしい」と思ってしまったことはないですか?

これでは子どもの行動力は育まれないので、私たちの日常の行動を見直し、子どもに一歩目を怖がらせないようにできるかを考えてみましょう。

1-2. ファーストペンギンの勇気を自分と子どもに

次のステップは、他の誰よりも一番に行動に移すことにチャレンジしてみることです。

行動力は小さな一歩が大事ではありますが、その一歩が誰もしていないことであればあるほど怖いものです。

小さなところから始めて、徐々に周りの目を気にせず一歩を踏み出せる勇気を育てていきたいですね。

一番最初に行動する重要性を子どもに伝えるお話として、ファーストペンギンの話をしてみてはどうでしょうか。

ファーストペンギンとは、この動画にあるように、ペンギンが餌を取ろうと集団の中で最初に飛び込むペンギンの事です。
ペンギンはなかなか飛び込みません。
これは飛び込んだ海の中にはペンギンの天敵であるアザラシが待ち伏せしていて、食べられてしまうからです。
しかし、それでも勇気をもって飛び込んだペンギンはいち早く海にある誰も手をつけてない餌を食べることができます。
この最初に勇気をもって行動することを、ファーストペンギンと表現するようになりました。

実際の動物界ではファーストペンギンはアザラシに食べられるというリスクが高いので、非常に危険な行動ではありますが、人間が行動を起こす時に、命に関わる出来事はそうそうありません

むしろ最初に行動を起こすと、人から勇気のあることと認められたり、初めに失敗して経験を積むことができたりと、大きなチャンスを貰えるかもしれません。

もう一つわかりやすい例をあげましょう。
次の動画はよくリーダーシップの研修などで取り上げられるものです。

ある男性が音楽に合わせて、踊り出します。
最初は一人ですが、一人、また一人と増えていき、最後はこの一帯が踊る人たちで溢れかえる動画です。

これが意味するところは、最初に行動を起こせば、それが大きなムーブメントとなる可能性です。

是非、このファーストペンギンやこの勇敢な男性の話、そして、そこから得られる大きなメリットを子ども達に話してあげてください。

1-3. 完璧を求めるな

行動に移さない場合において、「まだ準備ができていない」という理由をよく耳にします。しかし、完璧な準備など一生できないものです。

まずは、「完璧を求めずに今ある力で行動する」ということを心がけましょう。

漫画の神様の手塚治虫は完璧な絵が描けるようになってから漫画を描いたのでしょうか。
バスケットの神様のマイケルジョーダンは、上手くなってからコートに出たのでしょうか。

決してそうではないはずです。
実際に、彼らの名言は、苦しむ姿を映し出しています

「今ここで自分が描かなければ誰が描くんだろう。」
「40年間負けん気でもってたみたいなもんです。
 逆に言うと、劣等感や怯えがあったから、続いたともいえるんですね。」

by 手塚治虫

「10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。
 次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。」
「私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。
 決勝シュートを任されて26回も外した。
 人生で何度も何度も失敗してきた。
 だから私は成功したんだ。」

by マイケル・ジョーダン

神様と呼ばれた人ですら、100%完璧な状態で臨んだことはないのかもしれません。ただ、それでもチャレンジし続けた結果が神様と言われた結果を産んだのでしょう。

準備が万全な状態になることはほとんどありません
その場面が来たら、飛び込む。ただそれだけに集中しましょう。

1-4. 失敗を喜べ

最後の親の心がけは、失敗を喜べと言うことです。成功の反対は失敗ではありません。成功の反対は挑戦しないことです。

失敗は行動を起こしたから得られた経験であり、その経験は大きな糧となり、経験や知識などの財産が積み上がります。
子どもの失敗に対して、大いに喜び、チャレンジしたことを賞賛し、良い経験になったことを伝えてあげましょう

親としての心構えは以上になります。
2章以降は書籍を参考に、行動力のテクニックをお伝えします。

2. 「後回し」にしない技術 by イ・ミンギュ

イ・ミンギュ氏の著書『「後回し」にしない技術』を参考に行動力アップのテクニックをお伝えします。

イ・ミンギュ氏心理学博士で臨床心理士の専門家です。2001年には亜洲大学校の第一回講義優秀教授賞を受賞しており、「幸せな人生を手に入れるためには1%だけ変えればいい」という哲学を主張して数多くの人に影響を与え「1%行動心理学者」と呼ばれています。

この本では、成果を生むものは以下と定義しています。
[ 成果 = 力量 × 実行力]

・力量:才能・知識・創造的なアイデアなど
・実行力:行動に移して実行する力(練習すれば誰でも開発できる[技術])

行動を起こすステップとしては、以下に分けられています。
[ 決心 ⇒ 実行 ⇒ 維持 ]

ここからは、それぞれのステップの実行力の高め方を解説していきましょう。

2-1. 決心をぶらさないコツ

実行力の最初のステップ「決心」です。決心はするけれど、行動に移せない場合、決心の仕方に問題があるのかもしれません。

2-1-1. 目標をイメージするだけでは実現しない

目標を達成した場面をイメージすれば夢がかなうように言われるますが、実はここに落とし穴があります。

心理学者のリエン・ファムの実験で、大学の中間テストで
1)「毎日生き生きとイメージする」グループ
2) そうでないグループ
にわけて実験したところ、高い点数を取ったのは後者の方でした。

また、ニューヨーク大学のガブリエレ・エッティンゲン教授は、ダイエットを行う女性を対象に、
1) 食欲をコントロールできると信じるグループ
2) そうでないグループ
を比較したところ、後者の方が、前者よりも12kgも体重が減ったことが分かりました。

これは自信過剰になって計画を膨らませすぎた結果「計画誤信(Planning Fallacy)」を引き起こすためだと、ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のダニエル・カーネマンが言っています。

大事なのは目標までのルートを正しくとらえる「プロセスの視覚化」です。

心理学者のチャールズ・リチャード・シュナイダーは大学生やスポーツ選手などを対象に達成レベルの高い人ほど「自分は目標達成のための具体的な方法を探し出せる」という信念を持ち、それを実践する傾向が強いことを確認しました。

決心をブラさないためには目標だけではなく、プロセスに着目し、成功に導くためのルートをいくつも探せること、問題が発生したら別ルートを探すことが大事なのです。

目標を達成した場面のイメージをするときには楽観的で前向きになる力が必要であり、プロセスを考えるときには上手くいかなかった場合を想定する悲観的な要素も持ち合わせることが大事で、それらは両輪なのですね。

2-1-2. スケジュールはゴールから逆算

次はスケジュールの立て方です。
あなたが何かをしようと決めた時、スケジュールを立てますよね。では、そのスケジュールはどのように立てていますか?

各ステップごとに直近のことから順番にスケジュールを立てる方法をとる人は多いと思いますが、これではなかなかうまくいきません。
なぜなら、最後の期限が曖昧だからです。

そこで、逆算スケジューリングをしましょう。方法は簡単です。

1) 達成したい目標と最終的な期限を明確にする
2) 目標を達成するプロセスにおける小目標と期限
を定める
3) 目標に関係する最初の仕事を選んですぐに実践
する

このステップをとると、最後の期限が明確なので、誘惑に負けている暇はありません。

ただ、これでも先延ばしの神は誰にでもやってきます
夢や、「急ぎではないけれど重要なこと」のように、期限が曖昧なものは意外と先延ばしにしてしまうものです。

そこで、「開始デッドライン」を明確に設定しましょう。

開始デッドライン:一番最初にやる仕事をいつまでに始めるかの期限のこと。

最初の一歩をいつまでにしなければならないかを明確にするのです。

2-1-3. 決心したら公開せよ

決心はブレるものです。なぜなら、やらなくていい理由はそこらじゅうに落ちているからです。

そこでおすすめなのが、目標を誰かに公開することです。「私はこれをする」という宣言をするのです。

誰にも言わないということは、恥ずかしい思いをせずに、やらないという選択ができてしまいます。
ひそかな決心は、決心しないことと一緒ということですね。

心理学者のスティーブン・ヘイズは大学生を対象として、学生を以下の3つのグループに分けました。

1) テストで自分が取りたい目標を他の学生に公開したグループ
2) 心の中で考えたグループ
3) 何も考えなかったグループ

公開したグループだけは他よりも明らかに高い点数を取り、他の2つのグループは統計的な差はありませんでした。

この実験からも、公開しない決心は、決心していないのと同じということがわかります。

決心を鈍らせないためには公開しましょう。
そして、多くの人に公開したほうが効果的です。
さらには、繰り返し公開したほうがより効果的です。

繰り返し公開するのは最初のテクニックのプロセスの視覚化を公開することで、プロセスの実行からの逃げ道をなくす効果があります。

2-2. 実行に移すためのテクニック

ここからは実行するテクニックです。
ここにもなかなか手ごわい落とし穴があります。

2-2-1. 後でやろうの「後」は来ない

心の中には、実は「実行したくない」という強い動機が隠れています。そして、その動機は、「後でやろう」という言葉に置き換わり後でならやれる気がするという理由で先延ばしにするのです。
同じことでも時間的な距離によって、実行の難易度が違うように感じられる現象を「時間不一致現象」と言います。

「後でやろう」は今はやりたくないことであり、それは心の中では「実行したくない」という想いが隠れている事なのです。

実際に億万長者になる人は手紙やメールを返信するスピードが圧倒的に速いそうです。どうせやらなくてはならないことを即断即決で行うわけです。
これには良いことがたくさんあります。

  1. 素早く処理して頭の中からそのことを消し去れば効率的に脳をやるべきことに集中できる

  2. 後でやることを記憶していると、その束縛から逃げられないが、先に終わらせてしまえば自由になれる

  3. スピーディに反応することで他の人から信頼され、好感を持たれるため、より豊かな人生を送ることができる

実行するタイミングを見計らっている暇はありません。適切な実行すべきタイミングは「今」なのです。

それでも、迷う人へのアドバイスがあります。
それは「迷ったらやってみるベストなタイミング」と考えましょう。

するかどうか迷ったら「するタイミング」、行くかどうか迷ったら「行くタイミング」。このマインドこそが、「今」を見逃さない秘訣です。

2-2-2. とにかく小さな「最初の1%」の行動に全力を

やらなきゃいけないことはわかっている。やればよいこともわかっている。「今」やるだけなのに、できないでいる。
そんなことはありませんか?

「意欲」が湧かない。そんな理由を頭に浮かべてしまいます。
実は以前のブログでも「やる気」について書いています。

「20秒ルール」や「やる気はやってから出る」などのコツについて書いてあります。ご興味のある方はご覧ください。

今回ご紹介するのは「意欲(やる気)」が起きないときのもう一つのコツです。それは、どんな難しいことでも最初の小さな小さな一歩を探して、気軽にそれを試してみるということです。

コピーライターのひすいこたろう氏の著書『3秒でハッピーになれる名言セラピー』で70代で歩いてアメリカ大陸を横断したおばあさんの話が紹介されています。

そのおばあさんは
「最初から大陸を横断するつもりはまったくありませんでした。考えてみれば、だからそんなことができたんだと思います。」

おばあちゃんは孫からスニーカーをプレゼントされた嬉しさのあまり、他の州に住む友達に会いにいったそうです。そうしたら「今度は向こうの州にも行ってみよう、膝が痛くなったらタクシーに帰ってくればいい」とこれがアメリカ大陸横断のスタートだったそうな。

最初からアメリカ大陸を横断しようと思っていたら、踏み出せない一歩が、散歩がてらに歩いてみようと思ったら、アメリカ大陸を横断していたのです。

人は様々な決心をしますが、小さな一歩の重要さを軽視してしまっているのです。

どんな小さなことでもいいので見つけて、その一歩を踏み出すことが実行するうえで大事だということを覚えておきましょう。

タイミングは「今」、そして、一歩は小さな一歩に全力を注ぐこと。

どれくらい小さな一歩にすればいいか、いくつか例をあげましょう。

  • 本を一冊読むのではなく、1行読む

  • 悪習慣を経つ場合、一生やめるのではなく、今日1日やめる

  • ダイエットのトレーニングがしたら10回やるのではなく、1回だけやる

このようにシンプルにして、第一歩を踏み出しましょう。
そして、いざ始めてみると、意外にその先も進めているものです。

2-2-3. 挑戦は実験と考えよ

それでも、人間はやらない言い訳を作る天才です。

・今日は疲れている
・今はこのテレビが見たい
・睡眠が大事だ

どれも大事かもしれませんが、小さな一歩を踏み出せないほどではないはずです。それでも一歩を踏み出せないのは、失敗を恐れているからかもしれません。

そこでおすすめなのがすべてを「実験」と捉えることです。
例えば、1冊の本を読もうと思った時は、まずは1行を読むことだけに全力を注ぐというものがありました。
何かしらの理由をつけて始めたくない気持ちの時は、
「1行を読むという実験をしてみよう」
と考えてみてはいかがでしょう?
できそうな気がしませんか?

実験という言葉は意外と便利なもので、失敗を前提として考えられるのです。
1行読むのに失敗したら、次は一文字か。それとも電車に乗ったらとにかく本を開くだけはやってみるか。

いろんな実験方法が考えられます。
そして、自分に合うものを使っていけばいいのです。

2-3. 継続するためのコツ

実行することが出来たら、次はそれを継続しましょう。
そして、この継続こそが最大の目標です。
そのコツを紹介しましょう。

2-3-1. 謙遜するな

日本では謙遜の文化があり、「いやいや私なんて・・・」と言う機会が多いですが、行動力に関しては謙遜していてはダメです。

セルフイメージというのは非常に重要な役割を果たしており、「人間の考えは行動を決定し、人間の行動は運命を決定する」このことを「自己規定効果」と言います。

「私はこんな人間だ」と規定するとそのように行動するのです。

創造的な人は、自分を創造的だと認識しています。
本をよく読む人は、私はよく本を読む人間だと認識しています。

よって、自分で自分を規定してする必要がありますが、注意点としては、「小さく規定するとそれ以上にはなれない」ということです。

できるだけ高くイメージを持ち、そのイメージに合わせて行動を起こしておくことを意識しましょう。

イメージして行動、イメージして行動。それを繰り返していくことで、あなたは何にでもなれるのです。

2-3-2. 意志の力に頼るな

意志に頼らず、環境に頼りましょう
人間は意志が弱く、意志に頼っていては楽な方に流れます

勉強がしたいなら図書館に行った方が良いかもしれません。
お金を貯めたいなら、給与を受け取ってから貯蓄分を引くのではなく、貯蓄分を引いた金額の給与を受け取るのも良いでしょう。

どうすれば、自分が行動起こす環境に追い込まれるかを考え、意志の力には頼らず、環境を変えましょう。

2-3-3. 「臨界点」を突破せよ

アメリカのマーケティングリサーチ会社のダートネルの調査結果によると、営業マンで、
・1度断られてあきらめてしまう人は48%
・2度目であきらめてしまう人は25%
・3度であきらめてしまう人は15%

ここまでで88%です。
3度断られてもあきらめない人はたったの12%ですが、この12%の人たちの方が売り上げが高く、この12%の人たちが売り上げ全体の80%をたたき出していたそうです。

彼らは、いつかどこかで「臨界点」を突破するというマインドを持っています。

臨界点とは、小さく積み重なったものがいつか大きく変化を起こす点の事です。
例えば象とワラを想像してみてください。ワラを1本ずつ象の背中に乗せてみます。当然象はびくともしません。ただ、このワラが1本、2本とどんどん数を増やしていけば、象はいつかその重みに耐えられずに倒れます。これが臨界点です。

エジソンもそうです。電球を発明した時の名言として
「私は失敗したことがない。 ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
と語っています。彼は実験を繰り返すなかで目標に一歩ずつ近づいているという感覚を持ち、途方もない道のりを乗り越え、着実に目標に近づいたのです。小さな行動でも続けていれば小さな変化が起きていると考えることが大切です。

3. 最後に

さて、いかがだったでしょうか。

行動力は他の発想力や集中力と違って、一番手っ取り早く身につくテクニックであると同時に、一番簡単に失ってしまう技術のようにも思います

著作家である中谷彰宏氏の興味深い名言があります。

"したい人10,000人、始める人100人、続ける人1人"

まさに、決心⇒実行⇒継続と同じではありませんか。
この名言を借りれば、ステップを進めるごとに1/100になってしまいます。

それほど、継続とは難しいものですが、逆に言えば、継続までのテクニックを身につけてしまえば、あなたは1/10,000の人になれるのです。

おさらいすると

  1. 夢ややりたいことを決める

  2. プロセスを考える

  3. 期限を決めて逆算する

  4. 小さな一歩を決めて全力で取り掛かる

  5. 自分はできると言い聞かせて続ける

  6. できる環境を作り出す

  7. 一つ一つ小さな変化を想い続ける

一つ一つはさほど難しくないでしょう。
さて、あなたは何をしますか?簡単です。

やってみたいことを頭に浮かべてください。
一番簡単にできる程度のことを思い浮かべてください。
それをポストイットに書いて冷蔵庫に貼ってみましょう。
スマホの待受画面も良いかもしれません。
そして、さぁ今すぐ始めましょう。

できることから一つずつ。
それでも確実に一歩ずつ。
一緒に歩いていきましょう✨


(株)Kachibin
「英語」と「ワクワク」の力を伸ばそう✨

「この勉強、どうせ僕の未来には役に立たないし」という子ども達の疑問を払拭する学びは、学校では提供しづらいものです。カチビンは、子ども達のキラキラした目を追い求めて、今日も探究し続けています。

✨お気軽にご連絡ください✨
rita@kachibin.com
✨ホームページ✨
https://www.kachibin.com/
「価値ビン」が目指しているのは以下の2つです。
1) 子ども達自身が自らの成長を感じて「僕の・私の価値がビ~ンと上がった!」と感じてくれること。
2) 彼らに関わる大人達が、子ども達の変化を感じて自分の価値がビ~ンと上がった!」と感じてくれること。

このブログが、我々が子ども達の成長のサインを見つけて受け取り、彼らと共に学びの旅を歩むための、数ある冒険の書の中の一つとなってくれることを願っています。





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