見出し画像

再ブレイクについて考える

先日、このnoteとは別で発行しているメルマガで、「息子がYoutubeで毎日「江南スタイル」を聞いている。10年ぐらい前の曲だが、何かのはずみで知ったようだ。」と書いたところ、読者の方がその理由について教えてくださいました。

同知人の示唆によると、「江南スタイル」を今知ることになるルートは主に2つだろうということです。ひとつは、「フォートナイト」(Epic Games が販売・配信する、世界的ヒットのオンラインゲーム)で採用されたことです。ゲームの中で登場するようです。うちの息子もフォートナイトをやっていますので、そのルートから知ることになったようです。

「江南スタイル」は2012年当時日本でも一定の広がりはありましたが、他国に比べるとそれほどでもなかったため、ご存じない方もいらっしゃると思います。私も、当時日本では知らなかったのですが、2012年末にベトナムに行った際にみんなこの曲を聞いていたので初めて知りました。

ご参考までに、「江南スタイル」と同曲を手掛けたPSY氏について、ウィキペディアで次のように説明されています(一部抜粋)。

~~『江南スタイル』(カンナムスタイル、英: Gangnam Style)は、2012年1月1日にリリースされたPSYの6枚目の正規アルバム『PSY6甲』に収録されたタイトル曲である。

同曲が発表されるまで、PSYは韓国国内では一定の人気と知名度があったが、国外では無名に近かった。しかし同曲は欧米諸国を中心に世界的大ヒットを記録し、PSYは一躍、韓国を代表する世界的スーパースターになった。世界的大ヒットになったのは、YouTubeで公開されたミュージックビデオが世界各国で好評になったことが要因である。レディー・ガガの「ポーカー・フェイス」は、約3年で1億3000万回を記録したのに対して、「江南スタイル」は58日で同じアクセス回数を記録した。

その後、長年再生回数1位の座に居座っていたジャスティン・ビーバーを抑えて、2012年11月24日に8億回を超える再生回数でギネス記録を保持しているジャスティン・ビーバーの「ベイビー」の記録を4ヵ月で塗り替えた。さらに勢いは止まることを知らず、2020年3月2日時点のYouTubeの再生回数は35億回を突破した。現在(2021年3月9日)時点の再生回数は、韓国人アーティストとして初の快挙である40億回を突破した。

YouTubeでの再生回数が1億回を突破した2012年9月3日時点における国別の再生回数は、1位がアメリカの1936万6054回、2位が韓国の1706万2827回、3位がタイの897万6791回、4位がマレーシアの679万1181回、5位がカナダの365万2129回だった。100万回以上の再生回数を記録した19カ国のうち、欧州や北米が12カ国含まれていた。その一方で、以前から韓流ブームが存在していた日本では20位で95万7901回、中国では128位で2785回といった状況で、再生回数は相対的に少なかった。~~

改めて知ったのは、2012年以降も今日まで再生回数が伸び続けて40億回にまで達していることです。この1年間だけでも5億回増えています。その理由が、フォートナイトで採用されたことだけではなく、上記2つのルートのうちのもうひとつのルートでしょう。それは、BTS (防弾少年団)です。

BTSは、今大ブレイク中の音楽グループです。ビルボードなどの音楽チャートを席巻中ですが、BTSにつられて、BTSの前に韓流で大ブレイクした『江南スタイル』の良さが再評価されているというわけです。

BTSは名前を聞いたことがある程度でしたが、知人からは「歌唱力やダンスの完成度がとにかくすごい。一度動画を見たほうがよい。」と言われました。見てみると、洗練された歌と踊りで思わず魅了されました。言われた通りで、圧倒的なパフォーマンスです。同時に、相当練習してプロデュースされているのだろうという印象も持ちました。多くの人がよいと言うものに触れておくことも、やはり大切だと思います。

日経新聞でも「BTS」で検索してみると、ほぼ毎週のように紙面で取り上げられているのがわかり、その影響力の大きさが改めてわかります。紙面の内容は、BTSに関するマーケティング戦略やネット戦略のうまさを説明したものが多い印象ですが、歌と踊りという中身そのものを研ぎ澄ませていること、本物志向を追求していることが、やはりヒットの根本にあるのだろうと感じます。

私は、冒頭の通り、息子がYoutubeで「江南スタイル」を聞いているのを見た時は、「10年も前の曲がなぜ?何かのはずみで、Youtube上で出てきたのだろうか。」という認識しか持っていませんでした。「(私)ずいぶん古いのを聞いているね」「(息子)これ古いの?最近の曲かと思ってた。いいでしょ。」で終わってしまっていたわけです。知人のお話がなければ、そのままスルーしてしまうところでした。しかし、一歩踏み込んで捉えると、やはり相応の理由と経緯があるということが分かりました。

何事にも、おや?と思ったら、その出来事が起こる背景について調べたり考えてみたりすることが重要だというのを、改めて認識した次第です。

<まとめ>
ちょっとした事象にも、相応の理由と経緯がある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?