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FUKASAWA屋
2018年8月25日 22:09
真夜中に目が覚めた。 また夢を見た。行きつけの喫茶店を飛び出し、開かないドアをただ見つめて立ち尽くす自分。叶わない想い。届かない気持ち。あの時から、俺は立ち尽くしたままなのかもしれない。 「なんかあったら、まあなんもなくてもさ、あいつの代わりに手貸すから、いつでも連絡してこいよ」 佐知子の告別式の時、俺は美幸ちゃんにえらそうにそう言ったけど、本当は人の心配をしている場合では