アメリカ大統領選挙、いよいよ第1回テレビ討論会。今日の大学院演習の合間や昼休みに視聴。大学院新聞学研究科の講義と演習でもアメリカ大統領選挙とテレビ討論会を考察。まさにテレポリティクス、ネットポリティクスがテーマ。しかし大学院生とくに修士課程の若者、日本人も中国人留学生にもアメリカの選挙戦やテレポリティクスについてはピンとこない時代。政治とメディア、テレビと選挙の基本書から積み上げねばならない。
　それにしても、今日のトランプ候補とバイデン候補のテレビ討論会の内容は、今まで見てきた数々のテレビ討論会の中で最も品性下劣な罵倒合戦だったと思います。民主主義と国民の幸福に資するものが何もない。ここで発生するのは補強効果と政治的シニシズムしかないのではないか。すでにテレビ討論会の結果についてのたくさんの世論調査が発表されています。ここから第2回テレビ討論会に向けて両陣営がどう修正してくるか。次回に注目したいと思います。