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成長し続ける人のキーワード【 主体的であること 】〜 7つの習慣 人格主義の回復 〜


あなたは主体的に生きていますか?

ちょっと難しい質問だと思います。

しかし、成長し続ける人はみんなこの【 主体性 】を意識して生きているのです。

こんにちは!
これからボランティアYouTuberなるものをやっていこうと思っております、「イタチ」と申します(^^)♫
このブログでは、人生の考え方・悩みなどについて、本や私の経験から書かせていただきます。
どうぞよろしくおねがいします!(^^)

今回参考にさせていただいた本はコチラ

『  完訳 7つの習慣 人格主義の回復  』
   スティーブン・R・コビィー著 キングベアー出版

日本でも累計200万部を売り上げた大ベストセラーです!
私もずっと読みたくて、読みたくて…
いまようやく読めていることに感謝しております!
ありがとうございます、コビィー先生、Amazon先生(´;ω;`)

さて、この本の中で繰り返し書かれている言葉があります。
それは、【 主体的であること 】です。

主体的とはいったいどういうことなのでしょうか?
また、それはなぜ成長し続けるために必要なのでしょうか??

今回はそれについて深堀り(Dig)していきたいと思います。

それでは、今回の目次です。

①主体性とは?
②主体的であることはなぜ人の成長を促す?
③主体性を意識すれば他の人の成長も促すことができる!
まとめ

とさせていただきます。

では、さっそく

①主体性とは?

です。

ずばり主体的であるとは、
人間として、自分の人生の責任を引き受けることです。
自分で選択して決定し、感情に流されることなく自らの価値観を優先させることです。

『 自分の人生の責任を引き受ける 』

耳をふさぎたくなるような言葉ですね^^;

でも確かにそうなのです。

こんな経験はありませんか??

「今日は仕事から帰ったら将来のため資格の勉強をしよう!」
と息巻いていたのに、友達から飲みの誘いがあり
つい飲みに行ってしまった。

実は私はこんなことがしょっちゅうです笑"
私はいまゲストハウスに長期滞在しており、先日も仲良くなったスタッフさんから
「今日みんなでスナック行きますけどイタチさんもどうですか?」
と誘われ、やっとの思いで断ったところです^^;

もともと断るのが苦手な人間なので、いまも「わるかったかなあ… スナック行きたかったなあ…」と思いながらブログを書いております笑”

「つい飲みに行ってしまった。」
これは主体的であるとは言えません。厳しいですね^^;

「いや、でも誘われたから行っただけ!」
そういった声も聞こえてきそうです。

しかし、それは主体的ではなく、
刺激対してにそのまま反応しているだけなのです。

責任という言葉は英語で、
【 Responsibility(レスポンシビリティー) 】です。
この言葉は【 反応(Response)】【 能力(Ability)】の2つからできています。

つまり、刺激が入った後によく考えて反応をコントロールすること
これが自分の人生の責任を引き受けるということになり、それが主体的であるということになるのです。

それでは次に、

②主体的であることはなぜ人の成長を促す?

について書かせていただきます。
7つの習慣の中で主体的であることの大切さを教えてくれる、ある偉人の話がありました。
その偉人とは、

オーストリアの精神科医であり、心理学者の
ヴィクトール・フランクルさんです。

ユダヤ人だった彼は第二次世界大戦中、ナチスドイツの強制収容所に送られました。
そこで家族を全員亡くし、自身は裸にされ独房に入れられました。
そんな絶望的な中で彼が思い描いていたこととは、

「収容所から解放され大学で講義をしている自分」だったのです。

そんな状況の中にありながらも彼は絶望することよりも、
希望を見出すことを主体的に選んだのです。

その姿に他の収容者たちは勇気をもらい、それどころか看守の中にさえ彼に感化される者が現れはじめました。

後に彼はこの経験から得たこの発見を「人間の最後の自由」と名付けました。

この話からもわかるように、人間はどんな状況下にあっても、
選択することができるのです。

選択せず反応的に生きる人間と、自分で選択し主体的に生きる人間
どちらが成長し続け、成功を收めるかは誰の目にも明らかでしょう。

では次に、

③主体性を意識すれば他の人の成長も促すことができる!

について書かせていただきます。

それを教えてくれるのは、この本の著者であるコビィー先生とその息子さんが小さかった頃のエピソードです。
息子さんはある日、
「庭の手入れは自分がやる!」と言い出しました。

なんと立派な息子さんでしょう!しかし…
もし自分の子どもがこう言い出したらみなさんはどうしますか?

「ありがとう。でも大丈夫だよ。」
となだめるでしょうか?

それともやらせてみて、
「ほら!ここはこうするの!」
と根気強く教え込むでしょうか?

子どもは気まぐれです。
「自分でやるって言ったんじゃない!どうしてやらないの??」
と言いたくなることもあるかもしれません。
結局、手を出してしまい自分がやってしまうこともあるでしょう。

しかし、コビィー先生は
「それでは ” 主体性 " が失われてしまう!
と言います。

こういった経験はないでしょうか?
・上司に仕事を依頼されたが、指示が細かくやる気が失せてしまった。
・勉強しようと思っていたら親に「勉強しなさい!」と言われやる気が失せてしまった。

これと一緒です。

では、どうすれば主体性を失わずに責任感をもって仕事に取り組んでもらえるようになるのでしょうか?

コビィー先生は、
手段ではなく結果を重視しました。

コビィー先生ははじめに、「 緑できれい(グリーン&クリーン)」という結果を息子に提示し、どういった状態がそれに当たるかをしっかりと教えました。具体的には近所のとてもきれいな庭を息子さんと見に行きました。

その上で、
「キミがこの庭のボスだ!」と言って責任を持たせました。

「え?そんなことでうまくいくの?」
という声が聞こえてきそうです。

そうです。うまくはいきませんでした^^;

息子さんは遊んでばかりでいっこうに庭の手入れをしようとはしませんでした。はじめにコビィー先生がそれを達成する方法も詳細に教え、予定も一緒に立てたにも関わらず息子さんは何もしなかったそうです。

コビィー先生は怒りたいのをぐっとこらえて息子さんに、
「お前の仕事ぶりを見せてくれないか?」
と言いました。
すると息子さんは、

「だって、大変なんだもん!」と言って泣きだしてしまったそうです。

そのときコビィー先生は、
「大変?いったい何が?お前は何一つやっていないのに!」笑
と思ったそうですが、ここもぐっとこらえて

「手伝えることはあるかな?」と言いました。

それから息子さんは庭の手入れに取り掛かり、そのシーズン中立派に「緑できれい(グリーン&クリーン)」の庭を維持し続けたそうです。

このエピソードで大切なのは、
息子さんに「責任がある」という状態を維持した上で、しっかりとバックアップをしたことにあります。

「手伝えることはあるかな?」
この言葉は「責任はきみにある」ということを意識させながらも、主体的に動くように働きかけるとてもいい言葉だと私は思いました。

こういった状況ではどうしても、
「なにやってるの!」と怒りたくなってしまいます。
しかし、そこで怒ってしまっては主体性が失われ、こういった結果にはならなかったでしょう。

会社での仕事もそうです。
仕事を他の人に教えるとき、望ましい結果の説明やバックアップをしなければ主体的に動けないのは当たり前ですし、
かといって口を出しすぎるのもその方の成長にはつながりません。

「主体性を意識すること」
それが他の人の成長をも促すことにつながるのです。

まとめ

③のコビィー先生と息子さんのエピソードからもわかるように、主体的に生きられるようになるには時間がかかりますし、意思の強さも必要です。
しかし、主体的に生きる力が身につけば、その人は成長し続けることができます。
そして、②のビィクトール・フランクルさんのように、他の人の人生に希望を与えることもできるのです。
【 主体的に生きること 】はなにものにも代えがたい、あなたの人生にとって大切なギフトとなるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
このブログが少しでもみなさんの人生の参考になれば幸せです(^^)

このブログではこのような人生の考え方や悩み、ボランティアについて、本や私の経験から書かせていただいております。
少しでも共感できるところなどございましたら、スキボタンを押していただけると幸せです(^^)

それではみなさん、実り多き人生を!

「 いつだって答えはシンプル! 」

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)♫


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