【 人生のタスク( 課題 )】 自立すること アドラー心理学② 〜 嫌われる勇気 〜
会社で働いて、結婚して、子どもができて…
それだけが自立すること、人生の目標だと思っていました。
しかし、本当の意味での自立とは
人それぞれ違うのかもしれません。
そして、本当の意味で自立するために私たちは
勇気を持って行動しなければならないのかもしれません。
こんにちは!
ボランティアYouTuberのイタチです(^^)
みなさん年末年始はいかがお過ごしでしたか?
私は長い帰省を経てようやく仙台に戻り、
またボランティアをしながら生活しております!
はじめて見てくださる方もいらっしゃると思うので、
私は普段ウーバーイーツでかせいでそのお金でボランティアをしています!
なぜそんなことをしているかは以下の
You Tube動画、noteブログを見ていただけるとうれしいです(^^)
このブログでは人生の考え方や悩みなどについて、
本や私の経験をもとに書かせてもらっております。
少しでも楽しんでいただけたら幸せです(^^)♫
さて、今回のテーマは【 自立 】です!
みなさんは自立できていますか?
最近は「 子ども部屋おじさん、おばさん 」などという言葉も
聞かれるようになりました。
ひろゆきさんは「こどおじ」と略して呼ばれていますね^^;
働いていればOK!ということではないのが、
社会の風潮のようです。
私も去年まで実家で暮らしており、
仕事はしていましたが結婚はしていなかった(できなかった?笑)
ので毎日のように結婚を急かされました。
そんな時ある本と出会い、
自立とは
仕事があって、結婚していて、子どもがいて...
ということでは
全くない!
むしろ、そういう概念・形式に囚われている方が
自立から遠のいているのではないだろうか…
そう感じるようになりました。
仕事がある人、ない人
結婚している人、していない人
子どもがいる人、いない人
どの方にも読んでほしい、そんな一冊です!
きっと、これを読むことで自立という言葉への考え方が変わり、
形式的にではなく精神的に自立し、
いまある幸せを感じてさらに成長していくことができるようになる!
そう感じています。
そんな素敵な作品がコチラ!
『 嫌われる勇気 自己啓発の源流 「 アドラー 」 の教え 』
岸見一郎 古賀史健 著
すごく有名な作品なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
この作品は心理学者のアルフレッド・アドラーさんの
教えを青年と哲人の対話、という形式したことによって
よりわかりやすく伝えてくれている名著になります。
大ベストセラーです!
アドラーさんの教えは一見極論のようにも聞こえるので、
「 そんなばかな!」と思うことが多々あります。
それをこの著書では青年がビシッと問い詰めてくれてます。
はじめのうちは青年に味方し、
「 そーだ!そーだ!」
とアドラーさんの教えに反論したくなりますが、
哲人がどの反論も的確に論破するので
最後の方には青年に対し、
「 こいつまだそんなこと言ってんの?笑 」
とアドラーさん側の立場で考えてしまうという
不思議な作品です。
嫌われる勇気
すごく奇抜なタイトルですが、
「 確かにそうだなー 」
と思う教えがたくさんあります。
今日はその中から
「 自立 」をテーマに書かせていただきます。
どうか最後までよろしくお願いします(^^)
それでは本日の目次です!
①人生のタスク( 課題 )とは?
②精神的自立
まとめ
自立するためのキーワード 【 普通である勇気 】
自由とは他者から嫌われること
それではさっそく、
①人生のタスク( 課題 )とは?
アドラーさんは人生のタスク( 課題 )についてこのように定義しています。
【 行動面 】
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
【 心理面 】
①私には能力があるという意識
②人々は私の仲間であるという意識
さていかがでしょうか?
「 いや結局、仕事をして普通の家庭をもて!ってことでしょ?
仕事場でも家庭でもうまくやって、それが幸せってことじゃない!」
私もこれを聞いたときそう感じました。
でも、思い出してください。
このタイトルを
嫌われる勇気
なんか全然印象が違いますよね?
そうです。
アドラーさんは
「 仕事があって家庭があったって
いい家に住んでいい車に乗ってたって
精神的に自立していなければそれは自立ではない! 」
と言っています。
アドラーさん非常に厳しいです^^;
それでは、精神的自立とはいったいどういったものなのでしょうか?
それでは次に、
②精神的自立
この本の中の青年は現代のわたしたちにより近い状態で描かれています。
彼は基本的に人生に絶望しています。
そして、ちょっとひねくれてます^^;
でもだからこそ共感する部分が多々あります。
例えば、
この青年には優秀な兄がおり、その兄に強い劣等感を抱いています。
両親からも常に比べられて育ってきました。
さらに、自分に自信がなく
常に他人の視線を気にして生きています。
親からは「 最低でもこの大学に行け! 」と言われ、
それなりの大学に入学しました。
しかし、卒業後は親の言った印刷会社に就職しなかったことから
親との関係がぎくしゃくしている、という状況です。
まさに、現代の悩みを集約したような状況ですね^^;
そんなツラい状況の青年に哲人は容赦なく言います。
「 あなたは精神的に自立できていない。 」
キツいですねー!
哲人もといアドラーさん、キツいですねー^^;笑
でもそういうことなんですね。
たしかに仕事もあって、お金もないわけじゃない。
しかもこの青年、仕事が図書館司書ですからね!
どっちかっていうといい職業なんです。
それなのにこんなに悩んでいる。
いい状態とは言えないわけです。
それでもアドラーさん、
「 自立できていない。」は言い過ぎじゃないでしょうか?
アドラーさんは言います。
「 普通であることの勇気を持て 」
普通とはいったい何でしょうか?
みんなが言う普通、普通…
実はコレ、普通じゃないんです。
会社員になって、結婚して、子どもができて…
それだけじゃ満足できないのが「 人間 」なんです。
自分よりいい家に住んでいる人がうらやましいし、
自分より高級な時計をつけている、
高級な車に乗っている人がうらやましい。
他人の奥さんがうらやましいなんて人もいます。
子どもができたら、「 うちの子は… 」
なんて他の家の子と自分の子を比べたりします。
しかし、
「 それでは幸せになれないよね(^^) 」
というのがアドラー心理学なんです。
会社員になって、結婚して、子どもができて…
これ全部特別なことなんです。
つまり、世間で言われている普通は【 普通 】ではないんです。
とすれば、
私たちにとっての普通は
自分達の中にしかないんです。
これがわかると
本当の意味での自立、精神的自立に向かっていける
とアドラーさんはおっしゃっています。
それでは最後、
まとめ
自立するためのキーワード 【 普通である勇気 】
自由とは他者から嫌われること
私たちがこだわっていた” 普通 ” 。
その世間的な普通にこだわったところで幸せにはなれないし、
本当の意味で自立しているとは言えないことがわかりました。
しかし、自分の中の普通で生きようとすると
誰かとぶつかるのは目に見えてますよね。
「 変な人に思われるんじゃないだろうか? 」
当然、その不安があると思います。
しかし、アドラーさんはそれを
「 あたりまえだ! 」
と言ってのけます。
やっぱり厳しいですねー、アドラーさん^^;
でも嫌われるのって、あたりまえのことなんです。
そのことについて書いているブログがありますので、
コチラも見ていただけると幸せです(^^)
私もいままでいろんな人の目を気にして生きてきました。
それは楽だったからです
言い訳ができるからです
私はみんなのことを考えている
だからみんなも私のことを認めてくれている
貯金もできてるし、いい車にも乗っている
結婚はしてないけどいずれできるだろう
全部がいいとは言えないけど、恵まれている方だ
「 だから幸せ 」
そういって
逃げていました
逃げて逃げて
知らず知らずのうちに本当の自分をないがしろにしてきました
こころはずっと泣いてました
幸せなフリをして生きていたんです
だからこれからは
” 自分を大事にして生きていく " と決めました。
みんな心配してくれます。
私が急に変わったから。
私にとっていい方法を考えてくれたりします。
でもそれは私にとって、とても嫌なことだったりします。
だってそれは、私がかわいそうなやつだと言われているようなもんだから。
ときにやさしさは槍(やり)となって私のこころを傷つけます。
いままで積み上げてきた社会的地位はもうありません。
車も売りました。
貯金も確実に減っています。
それでも
いまが一番幸せなんです。
そして、これからも私は
人の期待を裏切りながら生きていきます。
嫌われちゃうかもしれません。
でも、これでいいといまは思っています。
だって私の人生は
私だけのものですから。
いつか守るべきものができると思います。
それでも
自分にだけはやさしくありたいのです。
だって自分にやさしくできるのは自分だけですから。
いかがでしたでしょうか?
私はこれからも勇気を持って生きていきたいと思います(^^)♫
このブログでは人生の考え方や悩みなどについて、
本や私の経験から書かせてもらっております。
また、えほんを紹介するYou Tubeチャンネルもやっておりますので、
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それでは!
『 いつだって答えはSimple!』
ばいばい(^^)♫
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