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今日のアモーレ

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おいしいものとかモノとか、できごととか、思ったこととか。今日、それがおこって私がどうなったかの散文です。
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記事一覧

飽きるまで_2024年5月8水/曇り

うちの「手抜きランチ」は、サツマイモ飯からはじまった。 昼に料理するのがおっくうになり、…

10

歳なんて_2024年5月5日/快晴

このごろ、世間の「歳をとること」まわりがさわがしい。 「なんと98歳にして!」とか、 歳に負…

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チップを渡す_2024年5月3金/晴れ

ある人の自宅へ行ったとき、家の中を掃除してよと頼まれました。 その人は膝が痛いらしく、風…

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目利き_2024年4月27土/曇り

わたしは、詳しくはないのだけど、 卸売というしごとがあります。 品物をできばえなどで選り分…

藤浪フミオ
2週間前
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手をふるのは_2024年4月25木/晴れ

人はよく、別れるときに手をふります。 あれって、なんだろう?と、ふと思いました。 「さよな…

藤浪フミオ
2週間前
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雨なのか?_2024年4月11木/晴れ

仲のよい、おじいさんと、おばあさんがいたとしましょう。 なんでも話す。相手が嬉しそうなら…

藤浪フミオ
1か月前
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色つきの_2024年4月8月/曇り

わたしは、どうやってるのか詳しくないのだけれど、 むかしのモノクロ写真から色を再現して、 いまはカラー写真のようにできるんですよね。 着ている服が赤かったり、隣の犬が茶色かったり、空が青かったり、 こんなふうだったんだ!と、妙にその時代を納得するような みごとな色がついています。 不思議なものでね、モノクロ写真に色をつけると、 たちまち、そこに映る「空間」がイキイキするというか、 これまで「情報」だったものが 息遣いとかたたずまいとかを持ちだすようです。 こういう感触がなんだ

キュウリを拾った_2024年4月2日/晴れ

まんじゅうとか、どら焼きとか、 ここのところ、そういう「餡子もの」に惹かれている。 理由と…

藤浪フミオ
1か月前
14

揺れるこころ_2024年3月28木/曇り

なにかを食べたとき、それがおいしかったら、 「おいしいなあ」と、たいていは思うでしょう。 …

藤浪フミオ
1か月前
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桜はまだか_2024年3月25日/雨

なんか、むずむずするのだけど。 ここのところ、桜の花が咲きそうで、咲かないでいる。 そんな…

藤浪フミオ
1か月前
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お土産、買う?_2024年3月22金/快晴

ここに、「栃木の味 レモン入り牛乳」がある。 栃木に出張した人が、みなさんでどうぞと仕事…

藤浪フミオ
1か月前
22

行けば思うこと_2024年3月8月/快晴

ほかの人はどうしてるのか知らないけれど、 わたしは、ある場所にいくと、いつも この前と同じ…

藤浪フミオ
1か月前
7

女と戦い_2024年3月15金/快晴

先日、電車で坐っていたとき、ランドセルの女の子二人に出会った。 さっきの話のつづきかな、 …

藤浪フミオ
1か月前
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化粧を落としたら_2024年3月14木/快晴

なにも、女の身だしなみではなく。 いま流行っている化粧のことを、男の人はどう思うのだろう。 眉が長いや細いはそのときどきで変わることになっているから、 ま、それはそうとして。 いつからでしょうね、 肌を「きれい」に見せるために、表面を「塗りつぶす」ようになったのは。 そりゃぁ、ニキビを見れば悲しくなったりするでしょう。 シミが増えたら落ち込むでしょう。 これさえなければと悔やむ気持ちもよくわかる。 もともとは「きれい」だったはずの、じぶんの肌ですものね。 ただね、このごろとい