【恋愛事情】 異性に対する自分の感情について

「恋愛感情がわからない。」
「今まで恋愛をしたことが無い。」

 人によっては、こんな感情を持つ人なんているのかな?って思ってしまう人も多いだろう。しかし、やはりこのような悩みを抱えている人も多い。

 実際、私の友人(女性)は、「小学生の頃は恋愛なんてまだ早いと思っており、その後は女子中・女子高だった為、あまり男子生徒と絡む機会もなく、大学生になってからようやく男友達ができ、その友達に対しての自分の感情がわからない」と話していた。彼女は、その友達と同じ趣味を持っていたことが切っ掛けで仲良くなり、その後もたびたび立ち話をしたりLINEでトークしたりするようになったそうだ。
 だが、そんなある日、彼女は今までに感じたこともないような気持ちを味わい出した。それは、「LINEの返信が待ち遠しい」や「何度も文面を見返したくなる」、そして「この感情が、ただの趣味友達としてなのか、異性としてなのかが分からない」である。

 こういった感情は、予期せぬうちにやってくるものだ。いわゆる、「ラブ・ストーリーは突然に」である。
 しかし中には、友人を超えた関係の「親友」としての感情や、「尊敬」や「憧れ」からきた感情を、恋愛と勘違いしてしまうケースもあるだろう。人間はうまく出来た動物ではないので、やはり状況によっては自身の感情を上手く整理できない事もあるということだ。

悩む

 さて、この感情をどのようにして整理していくかだが、これは一言、二言の説明で解決できる問題ではない。

 解決策としては、いろいろな方法があるだろうが、一番容易に出来るものを紹介していこう。この方法は、私にこのような話を持ちかけてきた女性にも効果的だった対策の1つである。

 頭の中で想像してほしい。
「今、自分はひとり身だ。自由だ。何にも束縛もされなければ、時間的拘束ももちろん無い。稼いだお金も自由に使える。しかし、ここで彼氏・彼女がいたらどうだろうか。肉体的束縛や時間的拘束があり、もちろんお金もデート代やプレゼント代へと消えていく。このような状況をあなたは『彼(彼女)』であれば、許容できると思うか否か」。

 この質問に対して、多くの人は「彼(彼女)の事を、実際に好きかどうかもわからないのに、もし彼(彼女)が自分の恋人だったらといった空想論を出されても困惑してしまう」と思うだろう。それは正しい考え方だ。しかし、そもそも恋か恋じゃないかを語る前に、もし彼が(彼女が)自分の恋人だったら、今まで自分に置かれてきた環境が大きく変化してしまう可能性がある事を視野に入れた状態で、それでも相手の思いや気持ちを受け入れられるかの『心の許容範囲』を自分で整理しておく必要がある。やはり中には、どうしても相手より自分の事を優先してしまい、相手を傷つけてしまう事も多々あるのだ。したがって、まず第一ステップとして、多少論点は外れてしまうが、このように考えて、今後の自分の行く末をしっかりと確立していく必要がある。

 さて、ここからが本題に入っていく訳だが、ここでも考えて欲しい事がある。

ここから先は

853字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?