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無職生活1年で獲得した 不思議な視点。

やりたいことだけやって生きると決めて
前職を退職してから1年が経過した。

これは、ほぼ働かない無職の状態が
1年経過したことと同義である(笑)

無職になって意外なメリットを発見した。

社会との関わりすべてが
利害関係を伴わないものに
なったのだ。

資本主義社会において、
この立場を獲得すると、
不思議な現象が起こった。

すべての物事を、
利でもない、害でもない立場から
見ることになる。

以前よりずっとフラットな視点を
手に入れることができた。

すると、これまでならメリットより
デメリットが大きすぎるとしか
感じられなかったことが、

「まぁ地球規模じゃあどっちでもいいだろ」

となる(笑)

自分が今無職の状態も、
誰かの利益を奪わずにすんだ。
となる(笑)

すべての物事には因果関係と経緯があり
なるべくしてなっているので
今、悪いことにしか感じられないことも
新たな立場を手に入れる途中だと
考えるようになった。

日本の今後が心配されている
少子化問題や経済縮小に対しても

日本が一番、お金の呪縛から解放される
可能性の高い国になった

と、結構本気で思っている。

昔の西洋哲学家が
働かないやつばっかりだったのも頷ける。

自分のあらゆるダメな部分を許し
他人のあらゆることも
まぁしょうがないかと
考えられるゆとりが多少はできた。

そうなってくると、
殺人を犯してしまうような人物も
環境と特質のせいであって
そうなってしまうのも、
仕方がないのかとも思えてくる。

それでは私は死刑反対主義者なのか?

いやー、さすがにそれはない。

愛する人を殺されて、
加害者を同じように愛す(許す)ほど
人は達観できないと思っている。

西洋人は合理主義なんで
物事を突き詰めて考えるのが上手だ。

理論を積み重ねて、
びっくりするほど
高いとこまでいける。

その反面、極端すぎるとこあるよなー。

東洋人のように
本音と建前を上手に使い分けたり
ウエイトのバランスをとるのが下手だ。

だからBLMとか米国の分断とか
歪みが取り返しつかなくなる。

彼らはポジティブな意見も
ネガティブな意見も
全部100%でぶつかってしまうからね。

それもまた途中か。

なんて思っている。

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