WHY WE ARE HERE
このプロジェクトを始めようと思ったきっかけについて、今回書きたいと思います。
寮生活で目の当たりにした、留学生の医療問題
学生時代に留学生寮に住み込んで、外国人学生の生活支援や学習支援をしていました。
中国や韓国、ロシア、タイ、ベトナムといったアジア諸国や、ドイツ、フランス、ポルトガル、イギリスのような欧州諸国、アフリカやアメリカ、南米等、世界中の国と地域の方々が生活していました。
留学生と接していると、病気や怪我をしたときに言葉の壁で困った経験を持つ留学生が多くいることに気づきます。母国以外で治療を受けることは想像以上に難しく、またコミュニケーションの課題だけでなく、病院紹介や診療費確認といった情報格差にも課題があると感じました。
留学生たちの声
「手を切ったとき、そもそもどこの病院へ行けばいいのか分からない」
「英語対応可能な病院を探すのに苦労した」
「中国語を話せる医者がその病院にいなかった」
「母国に問診票が存在しないため、書き方が分からなかった」
「診療費を事前に知りたい」
そこで留学生が安心して日本の医療を受けるために、自分にも何かできることはないかと考えたことが、このプロジェクトの始めたきっかけです。
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