Yoshi Furuno

建築家兼大工、大工兼建築家、を生業にしております。日本大学芸術学部文芸学科卒。北海道在…

Yoshi Furuno

建築家兼大工、大工兼建築家、を生業にしております。日本大学芸術学部文芸学科卒。北海道在住です。

マガジン

  • 世界を変えるもの

    V2Hという設備をもとに、世界が変わっていくことを書いています。

最近の記事

POSSI HATOYAMA #3  2.3月の結果と課題

Instagramでは月単位で報告していますが、こちらでは少しサボり気味でした。 1月では電気を買わなかった日が31日中9日でしたが、2月は29日中20日。 雪は1月と変わらず降りますが、気温が高くなることで暖房にかかるエネルギーも少なくなりますし、当然日も長くなり、かつ日差しも強くなるので発電量が多くなります。結果、1日快晴の日があると蓄電池もEVも満充電になりますし、昼過ぎには売電になってしまうくらいです。 3月になると、降雪は少なくなり、さらに気温は高くなりますし

    • POSSI HATOYAMA #2        1月の結果と検証

      2024年1月 総発電量 764.7KWh 24.66KWh/day オフグリッド成立日 9日(0時を起点として24時間買電しなかった日)  まだ1年目のことなので、今年の発電量が多かったのか少なかったのかはわかりませんが、積雪や日照時間のことを考えるとこれ以上は求められないでしょう。 想定より暖房にかかるエネルギー消費は少なかったと思います。 1月でも地中の温度はプラス。ヒートポンプで熱を奪われて地中に向かっていく不凍液の温度はマイナス2度、それが地中をめぐるパイプを

      • POSSI HATOYAMA #1 人それぞれのこのシステム導入のきっかけ

        私が太陽光パネルやV2H、EVの導入を決めた理由は「気候危機」「脱炭素」に対してがメインですが、導入される方のきっかけは人それぞれでいいと思っています。 経済的でも、災害時のライフラインの確保、という意味でも。 今回の能登半島地震の現地からのコメントで、ガソリンがない、あれば被災されていない所に行って買い出しにも行けるのに、というのを見ました。 太陽光での充電ができる設備があれば、その問題は解決されます。家族の命を救うことにもなりますし、周辺地域の方々への電気の供給という意

        • POSSI HATOYAMA #0     CASA BRUTUSからの方々へ 超久々の投稿! 

          5年ぶりの投稿になります。以前はPOSSI HATOYAMA、ではなく実家でのV2H設置体験を語っていました。 もちろん、今も実家のV2H 太陽光パネルは稼働中です。そこでの5年にわたる実績もおいおい語っていきますが、その間に世界は全く変わらずに成長を目指し、CO2の排出も増え続け、確実に温暖化が進んでおります。 この5年の間にも世界各地で酷暑、洪水、干ばつ、大雪、山火事が起き、戦争も始まり、グローバルサウスからの搾取も止まらず、格差も広がり続けています。 もう一度、今で

        POSSI HATOYAMA #3  2.3月の結果と課題

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        • 世界を変えるもの
          5本

        記事

          実際に起きていること①

          2月22日の実績。この統計調査は官邸からの意向もなし。 発電量 55.89kwh 消費量 65.22kwh 放電量 10.22kwh(リーフから家への給電) 充電量 25.85kwh 売電量 10.52kwh 買電量 35.10kwh 35.1kwh×14.37円(ほぼ深夜電力使用)602円 売電 約10.52kwh×26円 294円 差し引き308円 1日308円。言っておくけど、これでリーフへの充電込みですからね。普通でいうとガソリン満タンにしてです。 衝撃的でし

          実際に起きていること①

          用意するもの

          このシステムを構築するのに必要なものが、三つあります。 1 EV(電気自動車)リーフ、でなくてもいいけど、今のところ給電まで出来るものは少なくやっぱりリーフになってしまうかな。でも数年後には車種ももっと多くなるのは明白です。 2 太陽光パネル(と太陽光パネル用のパワーコンディショナー。太陽光で発電したエネルギーを電気に変えるもの)。V2Hが6kwhの出力なので、パネルも6kwhの発電する分。 3 V2H。V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、電気自動車(以下、

          用意するもの

          災害時にも、普通通りの生活を担保

          昨年の9月6日、北海道に大きな地震がありました。私の住んでいるところは被害の大きかった厚真町からは30キロと離れていないところで、当然地震発生から10分程度して停電になりました。 リーフはありましたが、V2Hは未設置でした。停電となったら、電気自動車はもうお手上げ、残っている電気でスマホを充電できる程度か、と落胆しておりました。ただ、自宅への電気の供給は2日かかりましたが、急速充電器のある近所のスーパーは地震当日には復旧しておりました。 日産の作成した動画https://

          災害時にも、普通通りの生活を担保

          真正のZERO EMISSION

          V2Hをつけることでの恩恵、メリットはたくさんあります。 電気代の節約、停電時の非常用電源としての活用、当然環境にも優しい。それらのことはおいおい話していきますが、その中でも私が一番重要視したものはクルマへのことです。 基本皆さんが乗っているガソリン車、ディーゼル車とも石油を入れて、燃やしてCO2を出す。EV(電気自動車)は電気を充電してモーターで動かすのでCO2(EMISSION)を排出しません。地球温暖化対策としてEVが次世代のクルマとして注目されているのはそれが大きい

          真正のZERO EMISSION

          世界を変えるもの 今日からうちが産油国

          これから書きたいことが、「ビジネス」のカテゴリーに入るものなのか「テクノロジー」なのか悩みましたが、やっぱり「ライフスタイル」にします。 っていうか「ライフスタイル」、として書きたい。 ライフスタイルといっても、とある「設備」のことなんですが。 V2Hという設備。V2Hは「Vehicle to Home」の略、電気自動車(EV)に蓄えた電力を家庭で利用するシステムのこと。まぁそれくらいなら知っとるわい、という方もいると思います。私もそれだけのことなら、こんなには熱くはならな

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