パラサイトブログ#44

私は他人様のブログをベースに、自分の見解やコメントを記していくと述べました。その44回目になります。

【大学を辞めてオンラインサロンに入ろう!?】
 https://www.fra-sco.co.jp/post-3269/

 上記はポジショントークであり、現時点では「大学を辞めるくらいなら起業しよう」が妥当。大学進学自体には広い意味で意義があり、大学を辞めないこと、会社を辞めないことはリスクヘッジ。安定的なキャッシュフローや貯金を確保した上で様々な実験を行っておくべし。

大学の話はまたいずれ触れるとしまして、
安田代表が見て来た企業勤めしている人間の多くが、
「一刻も早く会社を辞めて自由になりたい」という想いだけに囚われて
起業の道を模索しているそうです。

ええ、これはまず間違いないでしょう。

納得のいかない配属や査定、置かれた場所での人間関係に身悶えている人こそが、転職・離職、そしてそれを越えた起業というところに辿り着いていると思うからです。最初に脳裏をかすめるのが転職なのでしょうね。
最近はコロナでどこの起業もリスクが高まりましたから、
起業という発想へのハードルが下がっていると感じます。

実際に退した方からは、その見送りの時にこんな声を聞きました、
「上に強制されたこと以外をやりたい」
「理不尽すぎて納得ができない」など。
自分が受けた仕打ちや環境は、他の会社ではあり得ないんだ、
それを信じた人(主に若手20代)は、まあ転職しています。

退職の挨拶メール文には次の勤め先が記載されているのですが、
そのほとんどが他の業界ではあるが、恐らくただそれだけ。
やることはそこまで変わらないだろうと想像される企業です。
中には、社風としてかなり泥臭くて、公私の区別を強く求めた当人は、
どこを見て募集したのだろうかと首をかしげたくなる例もありました。

去り際に真実を語らないで消える人も多いですが、少なくとも後追いできる
(SNSやメールでのやりとりが活きている)人達の声ですから、ほぼ虚偽はありません。

若干名のみ「仲間とこんな会社を立ち上げてみました」という若手がいますが、一年経つと大きく方向転換して、荒波に揉まれているか飲まれている感じですね。彼らには頑張って頂きたい。

他の企業に勤める仲間からの情報も多数あり、
社会経験も重ねていると、何処の組織にも納得できないことは必ず在るものだ、これを理解している人(主に30代以上)は、転職ではなく起業に向かいます。

残念ながらこういう人たちは、元の会社とは縁を切りたがりますから、大きく羽ばたいた時にも、連携して更に上に行く機会を逸したりもします。
私個人の器の小ささもあるし、私のいる会社の度量の問題も多分にあるのでしょう。


会社を辞めて自由にとか考えることを「実に短絡的だ」と笑い飛ばす気はありませんが、せめて「その自由って何よ?」とは突っ込みたくはなりますね。
どうでもいい人には「いいねえ、自由!頑張って!」と黙って見送りますが、近しい人や大事な人であるほどに、転職や起業を考える時間の前に、
どういう状態になることが自由なのかを考えてみてはいかが?と投げかけている私がいます。

あわよくば一緒に考えて、私自身が脳内の整理を進めたいという欲求もあるんですけれどね。

それでは皆様、今回も最後まで目を通して頂きありがとうございました。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

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