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総合人間学会2023研究大会シンポジウムご案内(オンライン開催6/17、無料)

総合人間学会2023[研究大会シンポジウム]ご案内(オンライン開催6/17)

◆ テーマ:  近代的「知」のあり方を問い直す
    ――授けられる「科学」/「学習」時代に、「学び」はどう対峙する?
  6月17日(土)13時~17時半:一般参加可・無料、要/参加申込

http://synthetic-anthropology.org/?page_id=9

◆ 大会シンポジウム企画趣旨(全文は別途参照)
・・・・・・・・・・・人が生きていくうえで欠かすことのできないような、営みとしての「知」や「学び」は、実は「学校」制度などの枠を超えてかつて存在し、今も脈々と受け継がれているのではないか。そして、新らたな挑戦的な試みも様々な文脈の中で発現しているのではないだろうか。
教育学的な観点における「学び」とは別に、また、その「学び」が実践されてきた時代を問わず、様々な場面で蓄積されてきた学びの実践を参照し考えていく試みを通じて、この危機の時代に対峙し、生きた実践を投じていくための「学び」のありようを議論することができるのではないか。
シンポジウムでは、「知」のあり方を問い、「学び」を多義的に捉え直すことを目指し、さまざまな具体的な実践や問題意識を共有していく。そこから改めて「学び」の持つ本質的意味を考え、「学び」とは何か、ひいてはそうした営みを実践する人間存在とは何か、というところまで射程に含めて、議論していくことを目指したい。
■プログラム
13:00~14:00 シンポジウム第一部 特別講演 「近代知をunlearnする」
  野家 啓一さん(科学哲学、東北大学名誉教授、本学会顧問)
14:00~15:45 シンポジウム第二部  登壇者講演
報告1: 妊娠・出産・子育てをめぐる「知」のあり方を考える
     ――誰から、どのように学ぶのか
 松本 亜紀さん(歴史学・民俗学、倫理研究所・倫理文化研究センター 専門研究員)
報告2: 「アイヌ民族博物館」をめぐる民族教育の可能性
    ――自文化への「学び」はいかにつくられたのか

 岡 健吾さん(社会学・教育学、北翔大学教育文化学部 准教授)
報告3: Learner Directed 教育と当事者研究・・・・知は誰(ため)のものか
 朝倉 景樹さん(東京シューレ理事、TDU・雫穿(てきせん)大学代表)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:30 シンポジウム第三部:パネルディスカッション・全体討論

◆◆◆本大会・シンポジウムとも関連するワークショップが、6/17(午前)、6/18(午後)に開催されます(A,B,C)。公開・無料参加可能です。
◇ ワークショップA(6 月 17日土曜、午前):一般参加可、要参加申込
10:00~11:40  コミュニティとの連携から考える「学び」のあり方
   ――まなキキ・フォスタープランとオンライン社会科見学の実践から

(報告)濱松 若葉さん(津田塾大学大学院国際関係学研究科)
   江頭 早紀さん(津田塾大学大学院国際関係学研究科)
   柴田 邦臣さん(津田塾大学)
(司会)松崎 良美さん(東洋大学)
◇ワークショップB:6月18日(日)午後
13:00~15:00  若手WS 持続可能性を問い直す ―― 地域からの再検討

(報告)井上 浩朗さん(東京大学大学院総合文化研究科)
    横山 智樹さん(高崎経済大学 学振PD)
    高橋 知花さん(東北大学)
(司会)本多 俊貴さん(拓殖大学非常勤講師)
◇国際ワークショップC:15:15~18:15 (日本語、一部通訳)
   学校体系に再生産される世界的問題とそれから脱却する可能性
    ――オルタナティブ(代案・実験)教育からの試み

(報告)王 美玲(ワン・メイリン)さん(台湾・淡江大学日本語学科)
  李 靜湖(イー・ジョンホ)さん(韓国・釜山全学びの場オルタナティブ大学)
  Du-Heon Park、Song-Ju Choi(韓国・知識循環協同組合オルタナティブ大学)
(コメンテーター)朝倉 景樹さん(日本・TDU雫穿大学)
(司会)楊 逸帆(アドラー・ヨウ)さん(台湾・青醒人共生文化智庫)

●ワークショップ参加希望の方は、シンポジウムの参加申し込みにて、
ご所属の欄にワークショップ参加希望を明記して下さい。

https://forms.gle/qeQDW8rRhgUXVBGP7

◆総合人間学会は、学際領域の開かれた学会として幅広く参加者を募っております。どなたも学会員になれるので、ご関心の方は以下を参照ください。
学会HP:http://synthetic-anthropology.org/
学会趣旨新版(2019年):http://synthetic-anthropology.org/?page_id=1932
入会案内:http://synthetic-anthropology.org/?page_id=57

*大会参加の機会に学会入会を申し込まれた方は、特別に、学会書籍『総合人間学17』を進呈いたします。
http://synthetic-anthropology.org/?page_id=50


2022年大会シンポを元に、最新内容の書下ろし作品(2023年6月刊)です!!
既刊の総合人間学・冊子版:http://synthetic-anthropology.org/?page_id=50


内容/詳細:https://honnoizumi.co.jp/book/2021/0916-1.html
詳細の案内:https://honnoizumi.co.jp/book/2022/0617.html


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