世界を形づくる3つのUltimate Question -古典50冊の感想文(4/4)

古典50冊からの学びの結論として、世界を形づくる3つのUltimate Question の紹介をし、UQをフレームワークに使って50冊の本をジャンルごとに整理している。前回は物語(ギリシャ神話・悲劇・叙事詩)を紹介した。今回は科学。

人類にとっての最も重要な普遍的問い UQ(Ultimate Question)は以下のとおりであった。
UQ1:人間とはなにか・どのように生きるべきか
UQ2:人

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世界を形づくる3つのUltimate Question -古典50冊の感想文(2/4)

前回は古典50冊からの学びの結論として、世界を形づくる3つのUltimate Question の紹介をした。

人類にとっての最も重要な普遍的問い UQ(Ultimate Question)は以下のとおりであった。
UQ1:人間とはなにか・どのように生きるべきか
UQ2:人はどのような共同体を築くべきか
UQ3:世界/宇宙はどのように成り立っているか

ここからは、UQをフレームワークに使って古

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あんときのデジカメ 多度津港旧外港東防波堤(土木学会選奨土木遺産)への旅 with 富士フイルム FinePix F810 (2回目)

(はじめに)もう夏の終りです。その記録として、土木学会選奨土木遺産の「多度津港旧外港東防波堤」の勇姿を撮影しました。機材は富士フイルムFinePix F810でワイド撮影にしてみました。港への旅は「近代の光と影」を考えるものになりますね。

 先日、帰宅時の定番の寄り道コースをサイクリングした時、ちょっと足を伸ばして、「土木学会選奨土木遺産」を撮影しようと考えたのですが、あいにくメモリースティック

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塚本邦雄の前衛短歌(2019)

塚本邦雄の前衛短歌
Saven Satow
Aug. 31, 2019

「人間の愚かさ。『人間の』は余計だ。愚かなのは、人間以外にない」。
塚本邦雄

 呉海軍工廠に徴用された塚本邦雄は、1945年8月6日、突如空に広がったキノコ雲を仰ぎ見る。彼はこの光景の記憶が消えることがなかったと告げている。そんな塚本の短歌には、ヒロシマ以後、短歌を詠むことの問いが見受けられる。

 斎藤茂吉を始め少なから

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花の都に蠢く陰謀と、残された謎…ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”フルート、オーボエ、ファゴット、ホルンのための協奏交響曲 変ホ長調K.297b(K.Anh.C14.01)”

メンタルがあれしたときは悠久の時の流れに身を任せようのコーナー。今回は、W.A.モーツァルト(1756-91)23歳の頃の作品と言われる、管楽器の名手を四人も立てたゴージャスな作品です。主役を張れるソリストを複数立ててオールスターしようぜ!という「協奏交響曲(シンフォニア・コンツェルタント)」形式は、当時のパリで大いに流行っていたそうで、その流行に乗って書かれた作品と言えます。今でいうところのヒー

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表現の自由と近代(2016)

表現の自由と近代
Saven Satow
Jun. 08, 2016

第21条
1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
『日本国憲法』

 最近、国谷裕子や古館伊知郎といった報道番組を長年担ってきたアンカーがメディアで降板のいきさつを始め現場の事情について語っている。市民が最も興味のあるト

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150年後の僕たちの行方

今から150年前、イギリスのアマチュア天文家、ノーマン・ロッキャーがある雑誌を刊行しました。内容は最新の科学技術に関わる様々な論文を掲載する学術雑誌。刊行以来、人類の科学技術の歩みを捉え続け、X線の発見、核分裂反応、ブラックホールの蒸発、ヒトゲノムの解読と、世界を揺るがすトピックスを今日まで僕たちに届けてくれています。

科学雑誌ネイチャーは、1869年の刊行以来、「人類共通の財産」として科学技術

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理解しようとすることは、思い上がりなのか?

職場の先輩と同期と三人で飲みに行った。

休日何してるのと聞かれたので、
先週はウィーン・モダン展で5時間かけて展示を観たのに良さが全くわからず、それが悲しくて美術を基礎から学びたくなったと話した。

それに対して先輩は知ろうとするのは思い上がりだよ、感性のまま感じればいいんだ、とフォローしてくれた。

知ろうとするのは思い上がりなんだろうか。

前述のウィーン・モダン展で何これ、と嗤って通り過

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今回はさしあたり「先生」をテーマにして始め、話題はオギタ氏の「ポスト・シンギュラリティーの教育論」(?)にまで展開しました。次回あたりに第四夜以降の歴史篇のまとめを行う予定です。

・メンバー紹介

浅見貴則:パラリアCEO・春日部校教室長。私立の進学校から一浪して大学に進むも、大学院生時代に「起業」という一種のバナナの皮に滑って転び、就職の道を踏み外す。その後もかなりの踏み外し能力を発揮しつづけ

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