見出し画像

Terrariaライブファンタジー

一昨日昨日と12時間/日ぐらいのTerrariaで遊ぶライブストリーミングを見ているお話をしようかと……ヘッダ画像をカバー社の二次創作ガイドラインに準拠する形でつべの直撮りからお借りしています。

ホロライブファンタジーのうち3人がガチでファンタジーをやっている。

面白いんだけど他で再現しようとするとちょっと難しい。一体何が楽しめる成分なのでしょうか。まずYouTuber3人が参加するサーバ(確か兎田さんが始めたから彼女の)があり、交互にストリーミングを開いている。

ストリーミングを開いている人だけボイスチャットで話しており、残りの二人はそれを聞きながらチャットに文を打ち込む。このコミュニケーション自体も画期的といいますか、意味があってこのようなことをしているため面白かったりする。


背景

それは当初残りの二人が収録やレコーディングのため喉を休める必要があり、兎田さんだけがストリーミングしていたという下地があり、さらにその下地には上記みたいな実績(?)があったことも含まれている(ような気がする)。

つまり全員喉を休めないといけないけど何かしらできんか、と考えた末に上記のような無言マリオパーティを配信した(中央の二人はTerrariaにいる)。コミュニケーションはディスコードか何かのチャット欄をリアルタイムで投影しながら取っていた。これが異様に面白かった。

今回もそれに準じ、まではいかなくともやはり声を出すわけにはいかないので双方納得した配信形態となった……のでしょう。

TerrariaとRimworld

そして、これはテラリアというおゲームがぼくが以前から言っている箱庭系の条件をあまりにも満たしすぎており当然凄すぎワロタなのだとは思うんですが、それをストリーミングにどう乗せるみたいなところが難しそうやなと思っていた。

それはぼくが(未だに)ゲームの細部とかまでは解ってなく、どうやって現在の拠点が出来上がり、いつの間にこんなにNPCが住んでんのやらぐらいの知識感しかないにもかかわらず上述の通り半日以上も(とはいえこちらは相当休んだり離席しまくったり、「生活」をやったりプライベート外のこともしまくりながらなのではあるものの)ストリームにかじりついている時点であまり関係がないことに気がついた。

というのもぼくは以前、宝鐘マリンさんの遊んでるゲームが面白いな~~という文を書いたことがありました。

https://note.com/fuuke/n/n0a517cb8cd7b

https://note.com/fuuke/n/n33228f4f133a

https://note.com/fuuke/n/n76017ca98efd

これは上記の箱庭理論みたいなものに気づく前に書いたものであり、リムワールドとは誰もいない惑星という庭に降り立って、好き放題ではありながらあらゆる制約と戦いつつ村といいますか町といいますか単に拠点といいますかを自己の裁量によって広げていくものだった。

住人は自分の友達をMODとかを駆使して創っていて、たぶん一人ぐらいは知っているみたいな視聴者が多かったんじゃないだろうか。

でもだんだん難しくなっていく。容赦ないレベルの敵が出てきたり、ステータスが多岐にわたり過ぎて結局いまどんな問題が起きてるのか把握しづらかったり、さらに容赦なくそういったことで仲間が死んでいっては転生して復活するみたいな血も涙もない内容にだんだんなっていき、本人が萎え散らかしてしまったのかもしれない。

別に終わってしまった理由とかはどうでもよく、ぼくは上記のを書いた理由も別に「こっちが見たいんだから続けてよ~~」のメッセージとかを当人にアピりたいとかで書いてたわけではなく(本件に限らず、ここなんてこの文みたいなわかりやすい肯定か誰でもコピペできるような否定しかないんだから、いくらブランディングのための一大エゴサ時代だからといってタレントがこんなとこ見るわけないと割とガチで思っている)、見てて自分が覚えきれないがために書いていたはずだった。3年ぐらい前なので動機なんて忘れた。

ぼく以外にもリムワーが好きな熱狂的なファンとかがいたみたいで、ファンイベとかで直接伝えたみたいな例もあったらしかったと聞いて驚いたことがあった気がする。ぼくはそこまで熱量が高くはなかったので驚いた。

Terrariaの箱庭なところ

拠点を見て箱庭系の良さを体感できる点はマリン(たぶん)が収納ボックスとかに丁寧に名前(武器装備2・適当に入れるとこ)をつけてたりして、別なものを誰かが入れてるとチャットでぶち切れたりするところ、兎田さんが自分のトレードマーク(?)的な兎の顔の部屋を創ってきらきら輝かせてたぶん自分だけのボックスを置いていたりするところ。

また、絵画『星座』を設置したらうさぎTHE女神でクソワロタみたいな恐ろしい神がかった偶然があったりもした。今日のマリン視点で55:35あたり

あと装備できるという「ガイドのブードゥー人形」の説明である「おいおい、冗談だろ……」ってもしかしてElonaだろうか。ぼくはマイクラできる環境が以前なく、Terrariaもまた別の理由でできなくてElonaを見つけ、箱庭ゲーと本格的に向き合う一途になったため(一応以前から気づいていないだけで箱庭ゲーとは触れ合ってはいた)、ごく個人的な奇跡を感じる。

マップをよごしていく感覚も箱庭ならではなのではないでしょうか。特に上空を散歩していて、世界の端まで到達してしまったから落下ダメージに備えた上で上空から拠点に落ちていくと同時に、マップが開示されていく感じはまさしく冒険であり、特にノエルが楽しんでいる。

当人は確かドラクエがかなり好きで、いわゆるピクセルアート的にドラクエが2D化して能動的に動け、自己のアバターをも造りつつ自己が主体となって物事を切り開いている感じに心地よさを感じているのかもしれない。ノエルだけ配信をまだしていないが、後述の理由からたぶんこの先もしなさそうに思える。いえ、もちろんして全然いいんですけど

面白かったのはノエルが空島を探していて、上から水が振ってきたからきっと上になにかあると思ったらマリン視点では巨大な水溜り島が浮いていることを開拓済みだったので速攻で「TT」となったこと。

あとは自分のロールプレイ通りの武器とかが出てくることがあり、これはガチ目にたまたまなんだろうけど、例えばノエルなら序盤にメイスを手にしたそうで、自分の職業である白銀聖騎士団に合致する。

周りからは一生かぶきあげと呼ばれ続けるのだが、ただでさえ武器ひとつとってもあまりにも数多いゲーム中で自分の生き様をごり押せる楽しさは何物にも代え難いことだろう。上記ドラクエ的な趣味にも近いものがあるんじゃないでしょうか。ある意味縛りプレーすぎてあとあときつくなったりするのかもしれませんが、それはその時に考えるのでしょう。

おもにストリーミング中の人を守るために残りの二人が後衛になる。これもノエルの聖騎士団そのままの役割であり彼女のファンも楽しめるのではないだろうか。

なんといいますかこう拠点を広げていて、勝手に住人がすみついてきて(未だにどこからどのような条件を満たせば来るのかこちらはわからない)、時に手のつけられないような敵がでてきて即死させられたり(未だにどのような条件で現れるのかこちらはわからない)、広義の街づくりを3人でやっているようなものであり、こっちは見ていても見ていなくても勝手に町ができあがっていくようで楽しい。見れなければ巻き戻せばいい。そんなアーカイブがすでに12時間+12時間+12時間+6時間できてしまっている。

またゲームとはリラックスしながら遊んでほしいとぼくは個人的に思えるので、この一人がよく喋るけど残り二人が例えば寝転がりながら(ゲームパッドで遊んでてほしいけどたぶんキーボードなのでできていないだろうが)遊んでるぐらいの寛容さがあってくれているのだろうし、それが上記のような役割分担を自然に強いていてうまく作用しているのでしょう。

たぶん配信者にとって、ストリームというデジタルコンテンツってその名の通り商品だろうから、仮にファンがそんなことしなくていいよとか言ったとしてもある程度自分は商品を放映しているんだ、と気をはらなければならない。それを分散している。

ファンタジー

その急にでてくる大ボスみたいなのは設定が面白くて一人で戦うとHP3000ぐらい、二人だと6000、3人だと9000……みたいに変化する。さらにHPゲージがミリぐらいになってくると行動パターンが変化し、はつみ(初観)での対応はまず不可能な感じになる。

初日とかは雪玉をガンガン打てるバルカンみたいなのを造って、お供のペルセポネ?みたいな幽霊とともに一生ノックバックで敵を潰していた。

今日のマリンは空に島があるのかな~~~とか下に地獄があんのかな~~~みたいな夢をかなえてくれるゲームだと言っていて、リムワのようにある程度知っているけど1~3日めのボイスなしチャット欄では知っていることも黙っていた。でもいきなり鬼のように掘り進めたりしていた。まるで山賊のように

そのボスも、初日~二日目には兎田さんとノエルだけでクイーンビーと戦う羽目になり、何度戦ってもミリでやられてしまっていた。だんだん慣れてきて、それでも今オンライン中の二人で生き残って倒そう!という兎田さんと、俺のことはいいから勝ってくれ!と言って拠点に戻される(やられる)ノエルがかなりファンタジーをしていた。

上記したようにストリーム中の者が足場とかを造りながら全員で前進し、配信してなくて声を出してない二人は後衛として配信者を守る姿もかなりファンタジーである。

チャットで会話するときの3人の特徴とは以下の通りである。

兎田:基本関西弁になる。ええで せやな ぶちころすぞ
のえーる:TT / (hで回復することを)だんちょしってたよ(マウントレーニア)
マリン:山賊

これは性格的なものだし、ファンが額面通り受け止めるわけがないから杞憂するほどのことでもないんだけど、ボイス一人に対して文面でかなりの数のめちゃくちゃ打ち砕けたコミュニケーションが飛び交っている。FNS歌謡祭で持ち歌を歌った人が花嫁衣装に身を包んだ山賊となって暴れている様を拝むのは変わった経験だと思う。

今日なんかは、ストリーミング終了時その画面がエンドロールに切り替わる0コンマ秒前とかにしゅっこおおと文が打たれたりしてエモーショナルでした。

万全の準備をして、なんか壁がそのまま襲いかかってくるみたいな超理不尽な敵と対峙するために全員でテレポートして即座に全滅する様とかもマジでファンタジーだった。フレアがいないけど、フレアはたまたま予定が詰まっていたようだし(普段の彼女を知らないけど、傍から見てて先週~今週あたりかなりずらしようもない用事が多かったように思える)、ファーミングシミュレーターをかなりやりこんでいて内容がかぶっているのもありいろいろとタイミングなのだろうと思える。それは別に外側からどうこう言うことではないと思う。

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?