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ウェビナーバナーのつくり方

2023.04.10追記:ふと気になりchat-GTPに聞いてみたら、だいたい同じことを言っていました。私の考えていたことは合っていたようです笑
(詳細は最後に)

今回は、主に私がUniposでデザインを担当させてもらっている自社開催のウェビナー集客バナーを普段どうやって作っているのかをまとめました。

※一部抜粋です

2021年にFringe81からUniposになってからの担当なので、かれこれ2年以上担当しています。

今回、バナーの依頼から制作途中の過程なども含めて書いていきます。インハウスのデザイナーが普段どんな感じで働いてるの?ってことに興味がある方は参考になるかもしれないです。

制作フロー「依頼→制作→登壇者確認→リリース」

依頼

依頼は主に社内のマーケ担当からです。概要と納期含めつつ依頼をもらいます。「こんなの作りたいんだけどどう?」といったカジュアルな問いかけもあったりして、その際は一緒にアウトプットの形を模索したりしています。
ちなみに依頼などのやり取りはslack上で行なっています。

制作(〜3営業日)

内容に合意が取れたら制作に入ります。素材探しやイメージの共有など細かいやりとりの後、その制作物によって適切な工数を経て制作しています。我が社には依頼する人がざっくりイメージしやすいようにそれぞれの制作物にかかる工数が算出されており、その日数を元に納品日を決めることもあります。

登壇者確認(1〜7営業日)

デザインが仕上がった後、外部登壇者がいらっしゃる場合には、登壇者確認を挟みます。(大体1日〜長くて1週間)

リリース

登壇者確認がOKになった後、最終的に文言の確認などを経て、無事リリースとなります。一旦OGPサイズ(1200x630)で制作でOKをもらったあと、集客に必要な媒体への掲載サイズにリサイズします。(facebookやpeatix、LPのFV用になど)。
大体依頼から納品まで1週間強というところでしょうか。

制作ポイント1:ウェビナー独自の特色を活かす

ウェビナー集客の1段階目の目的は「ウェビナーに興味を持ってもらう」ことです。その為には

  • 企画内容のユニークさ(他ウェビナーとの差別化)

  • 目を引くインパクト(色合いやコントラスト)

  • 基本的情報の可読性(伝わる情報構成になっているか)

を意識して制作しています。

以下のバナーを例に挙げますね。現在Uniposの顧問でもある遠藤氏とUnipos代表の田中が登壇したウェビナーです。

意識したことを当てはめてみると

  • 企画内容のユニークさ
    →今回はHRSpecialというビックマーケの企画だったので、新しくロゴを制作。

  • 目を引くインパクト
    →テーマカラーは普段のウェビナーとは違いRGBの特色を活かした蛍光緑をチョイス(緑は遠藤氏HPのメインカラー)

  • 基本的情報の可読性
    →登壇者2名を両脇に置き、タイトル、日時を中央に揃えることでシンメトリー化し中央に目がいくように。左上から右下へと切り込む背景で目の流れを意識し、日時は黒バックの上に蛍光緑という一番目立つコントラストにすることでどの媒体においても目立つことができる。

というような思考回路で制作にあたっていました。

今までの広告代理店時代に培った「引きの強さをどう出すか」のエッセンスを大事にしつつ、Unipos本来の持つ「モダンで清楚な心地よさ」のトーンを混ぜて、登壇者の会社、コーポレートカラーのアクセントで締める。
広告としての引き&強さ:55% Uniposらしさ:25% 登壇者カラー:20%
こんな感じを意識して制作

といった感じでしょうか。

制作ポイント2:提出の際に「制作意図」を添える

毎回バナーが出来上がり、依頼主に提出する際に「制作意図」を添えています。先出のバナーであれば

「新しくHRspecial2022というロゴを作り普段と差別化しています。遠藤氏のHPの色合いの緑を基調にし、黒をベースにした蛍光緑を採用することで重厚感とインパクトを与えます。左右対称の配置にしタイトルを中央に置くことで、集中線のような効果を与え大事な日時、タイトルに目がいくような工夫をしています」

といったところでしょうか。言語化することは非常に重要で、これを続けていくと制作に着手する際に「ロゴを作り…」と、完成形をイメージした状態で制作に入ることができる為、途中の寄り道や迷い、デザインの破綻を防ぐことができます。

ざっくりとですが、以上です。

結構感覚的に作っていることが多いバナーデザインでしたが、言語化してみると意外と理論的に組み立てて作っていることがわかり、自分としても新しい発見でした^^

2023年現在では登壇者の方をお呼びして開催するウェビナー自体は一旦お休みをしておりますが、年に何度か大きなイベントも定期開催しております!
さまざまな登壇者の方の面白い話が聞ける(しかも無料で)ので、ぜひ一度いらしてみてください。

最近はウェビナーでのプレゼン内容を冊子にしたPDFを配布していたり、web記事化してより多くの方に読んでいただけるようになりました。
「組織風土改革を知り、学び、活かす」ことができるビジネスメディアUNITEを見る

他にも、Uniposというサービスの資料請求などをしていただいた際にメルマガ登録していただければ、イベント開催のお知らせもお届けするので見落としがなくて安心です。

なるほどな〜〜と思った方、💜を押していただけると励みになります。

今後も、社内、社外問わず色々なデザインについて分析していくので、お楽しみに。

編集後記:chat-GTP先生も同じことを言っていた

書き終わってから1週間後、ふと気になってchat-GPT先生に聞いてみました。
「会社主催のウェビナーのバナーデザインをする時に気をつけるべきことは?箇条書きで教えて」

どうやら私の考えていることと同じようでした。という話。

理論的にわかっていてもできるかどうかは別の話。それこそが人が作ることに意味があるのだろうなぁと考えています。

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株式会社Beeworks→Fringe81(広告代理店)に在籍中。女性ファッション誌やDM、webデザインをやっています。小さい頃の口癖は「私強い子だから泣かないもん」