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2022年読んで良かった本 BEST10(小説編)

こんにちは、がじゅまるパパです。

今回は今年読んだ170冊程の本から、面白かった本やタメになった本を紹介していきます

前回ビジネス・教養編をご紹介しましたので、今回は小説編ということで早速いってみましょう!

2022年読んで良かった本 BEST10

第10位 『夜は短し、歩けよ乙女』

この本、世界観が爆発しています。
登場人物の個性が前面に出ていて、話のハチャメチャ感すごい。

ただ、この本の本当にすごいのが、それでいて話がまとまっていること。
散らばっているようで、まとまっている。

すごく不思議な感覚でした。
面白いというよりかは、感銘を受けた。


第9位 『息子のボーイフレンド』

同性愛の息子。
元腐女子、BL漫画も書いてた母。
会社でダイバーシティを進める父。

息子のカミングアウトから、家族のリアルな葛藤をえがいています。
他人だと受け入れられるのに、自分の息子となると…

この本の良いところは「重くない」こと。
勉強になるし、母の親友が上手く話を進めてくれているところがGOOD。

最後には、最高の家族愛を感じることができました。


第8位 『株式会社タイムカプセル社』

10年前に書いた「10年後の私へ」の手紙を届けてくれる株式会社タイムカプセル社。様々な人生の中に光を灯してくれる手紙に感動しました。

そういえば、こんな手紙書いたことあるなと思いつつも、それが人生変える程の力を持っていたかはわかりません。
けど、もし今の自分がこの先どうすればいいのか悩んでいたとしたら、手紙一つでも心が動いてたかもしれません。

手紙に秘めた力を見ることができた一冊でした。


第7位 『上京物語』

父から息子に贈る物語。

正直、序盤は「あれ?意外と普通の内容?」と感じていました。
ただそこで本を閉じずに我慢してください!この“普通”が物語を面白くしてくれます。

思いがけない学びや発見があるわけではありません。
けど、その当たり前のことができていないことに気付きました。


第6位 『夢をかなえるゾウ4』

正直に言います。
これは泣きました。

夢をかなえるゾウシリーズはどれも良くできた物語ですが、4に関しては違った雰囲気でやられました。

本作は「死」がテーマ。
そこに家族の要素がプラスされます。
自分の中で重なる部分もあって涙しました。

夢をかなえるゾウらしい笑いもあるので、感情が爆発します。


第5位 『モモ』

時間泥棒に盗まれた「時間」を取り戻すため奮闘するモモの物語。

“忙しい”という字は、心を亡くすと書きますが、それを考えさせられる一冊でした。

ただただ忙しい毎日に時間を浪費していく。
現代社会の縮図のような物語で、過去の話?ですが未来の話をしているかのような印象を受けました。

私の周りにも時間泥棒が蔓延っているかも…


第4位 『方舟』

ある出来事により「方舟」の中に閉じ込められてしまった学生と家族。
その密室空間で殺人事件が発生。常に殺人者と同じ空間にいるという極限状態でのやり取りが非常に面白い。

そして、エピローグで度肝を抜かれます。

空から何か降ってきたような衝撃。
誰がこんな終わりを期待しただろうか。

この最後を味わうためだけに読んでもいいくらいです。


第3位 『同志少女よ、敵を撃て』

平和な村に住んでいた少女セラフィマが、ドイツ兵に母を殺されたことをきっかけに、復讐のため狙撃兵となる物語。

感情の表し方や風景描写が完璧で、没入感がすごい。

狙撃兵としての少女の感情の変化を感じることができ、物語を通して成長を感じることができる。

何が一番の驚きかというと、本作が「逢坂さんのデビュー作」ということ。

この先が楽しみです!


第2位 『六人の嘘つきな大学生』

スピラリンクスの最終選考で起こった事件。

張り巡らされた伏線に翻弄されて何回騙されたことか。
全員善人のようで犯人のようで。

話の展開が衝撃で読んでいて飽きない作品でした。
むしろ、どんどん先を読みたくなる作品です。

この犯人当てられる人いるのか?


第1位 『運転者』

最高の自己啓発小説。
この1冊で学べることがたくさんあります。

運を転じる者⇒運転者
遠回りのようで確実に良い方向に向かっている感じが好きでした。

今、良かれと思ってやっていることが良い結果に導いてくれるかは誰もわからないですよね。けどその行動は運を貯めているはずです。

報われない努力なんてない。
運がこっちを向いてくれるためにも、上機嫌でいることは本当に大事です。

すごく前向きになれる1冊でした。
学びにもなり、物語としても面白い。
一石二鳥、、、いや一石三鳥の本です。


いかがでしたでしょうか?

いや、これは違う!とか
たしかにこの本のここが面白かった!とか

感想ありましたら教えてください。
来年も良い本に出会えますように。


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