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bankupスタッフインタビュー【松梨一揮さん vol.1】

bankupが設立して20年。(以下、bankと略称)
bankの活動を振り返るために、今回も引き続きbankスタッフの方に倉田がインタビューしてまいります!

【松梨さんのプロフィール】

松梨 一揮(まつなし かずき)さん
bankupでは2017年の11月から活動。現在5年目。
京都出身、大学進学の際に鳥取で暮らすように。
bankでは、主にコーディネーターとしてご活躍されています。

●今bankupでは、どんなお仕事をしていますか?

社会に出る前に経験を積みたい学生や、副業兼業をしたい社会人などの「外部人材」の活用を通じて、地域の企業さんの経営課題の解決をお手伝いさせてもらってます。

コーディネーターの仕事としては、まず企業さんに自社の課題を伺い、それを解決するためのプロジェクトを組成します。
それから、外部人材の募集やマッチングの支援はもちろん、プロジェクトの伴走支援(コミュニケーションのフォロー、スキルや知識の提供など)を通じて、プロジェクトがうまく進んでいくようにサポートしていきます。


【bankupと松梨さんのこれまで】

●そもそも、どういうきっかけでbankupに出会いましたか?
●なぜコーディネーターのお仕事に興味を持つようになったのでしょうか?

大学時代の写真

大学進学をきっかけに鳥取で暮らすようになったのですが、大学2年生の時に「学生人材バンク」に出会いました。
学生が集落に行って農作業のお手伝いをしたり、集落の方と交流する「農村16きっぷ」というプロジェクトがあるのですが、それを大学の授業で知り、参加するようになりました。
玄洋さんや職員の上田さんとは、その頃からのご縁ですね。

その頃は、今の仕事については全く意識してなかったですね。
地元に戻って公務員をやろうかなと思っていました。

大学3年生くらいから公務員の勉強もしていましたが「そもそも本当に地元に戻りたいんだっけ?」「本当に自分がやりたいことって何だろう?」と考えるようになりました。

このまま就職して後で後悔するのも嫌だなと思い、考えるきっかけをつくれないかと休学を考えるようになりました。

玄洋さんに相談したところ、石川県七尾市で活動する民間のまちづくり会社「御禊川(みそぎがわ)」さんを紹介してもらいました。休学して、半年間住み込みでインターンをさせてもらいました。

他の企業にインターン生として入っていた学生や社会人とともに生活する中で、自分の進路やキャリアに悩む人って自分以外にもたくさんいるんだなということに気付きましたね。

インターンの活動内容としては、まちの人が出入りできるコミュニティスペースの管理と運営でした。場に集まる人とお話しながらイベントを企画したりしていましたね。
その時から「誰かの『やりたい』を実現していく」という働き方に魅力を感じるようになりました。

インターンが終わってから振り返ってみると、
「進路やキャリアに悩んでいる人がたくさんいる」という気づきと「誰かの『やりたい』を実現していく」という働き方が交わる所は「キャリアコンサルタント」「キャリアアドバイザー」などの仕事なのではないかと思うようになりました。

新卒ではバンクではない人材系の企業に就職したのですが、色々とご縁があり、職員としてバンクに戻ってくることになりました。

入社当時から「鳥取シゴト留学」という長期実践型インターンシップのコーディネートを担当しています。鳥取の企業さんの課題解決を目的としたプロジェクトに、社会に出る前に経験を積みたい学生さんがプロジェクトの担当者として参画し、企業さんとともに課題解決を目指す取り組みです。

実際に企業で働く経験をし、その中から気づきや学びを得るということが、学生さんにとって進路やキャリアを考える一番の機会になるんだろうなと思います。
そういう意味では、僕が学生の時にやりたいと思っていたことができている実感があります。


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