全国学生行動連絡会

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全国学生行動連絡会結成宣言

 15年安保の高揚とその後の敗北-挫折の過程の傍らで、学生運動は退潮を続け、キャンパス内では学生自治・学生運動への攻撃が苛烈を極め、排除が一段と進行した。一見すると、自由を奪われ抑圧された学生の怒りの声は既に「力」を失ってしまったかのように映る。 しかし、各地で学生自治運動やサークル運動などはそれでもなお命脈を保っており、古きものから新しきものまで「運動」はその都度存在してきたし、その時々の政治情勢応じた様々な抵抗行動が無数に行われてきたこともまた事実である。  我々は20

    • 全国学生行動連絡会規約

      1章 総則  名称 第1条 この会は、全国学生行動連絡会(以下「本会」とする。)と称する。  目的 第2条 本会は次の各号に掲げる目的を掲げる。 一 学生団体として未来への責任を果たさんとする立場から、平和と民主主義を求め、戦争の危機や差別、現代社会における様々な抑圧や搾取と対峙し抵抗する。 二 学生団体として学問の自由や大学の自治を奪還し、学生の利益を擁護しすべての学生・青年の権利向上に努める。  活動 第3条 本会は前条に掲げる目的を達成するため、次の各号に掲げる活動

      • 加害防止のための活動方針

        私たちは社会にある差別と抑圧に抗していくための枠組みであり、そのための運動内でそのような差別や抑圧があってはいけない。私たちは運動内での加害行為を起こさないように取り組むことに務めるとともに、もし起こってしまった際には被害者の救済と再発防止に真摯に務めることを確認する。  運動内での加害は、個人の尊厳を破壊し、自分たちも抑圧の再生産にまわるものであるから、絶対に回避しなければならない。それに加え、運動の不可逆的な衰退も引き起こしてしまう。より大きな目標のために、目の前の差別に

      全国学生行動連絡会結成宣言