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【改善】ヒットを量産することで勝ち筋を強化する

商売において、売上増を目標にした場合、ホームラン級の当たりを狙うより確実性の高いヒット級を量産することからはじめる、という話

ここ1ヶ月ヒット級の当たりが増加している。

地道にこのままヒットの量産を増やしていければ今期の計画はまずまずである。



去年、一昨年の不振から事業そのものを再構築することにしたのだが、その際に大きく考え方が変わったのは「誰に何を売って成長していきたいか?」という根本的な問いである。

その辺がここ数年ブレていたこともあり、余計な仕事や狙い通りの売上げにつながらず苦戦していた。



10年前もそうだったが、現状が満足いくものでない場合、一発逆転的な発想が顔をのぞかせる。はやくその状況から脱したいという気持ちのあらわれからだと思うが、それよりも今は確実に出塁することを念頭に置いた方がいい。



成長のステップとして、今は新しいバッティングフォームを構築しているような状況である。

そこで必要なのはバットに球を当てる感触であり、確実に出塁してそのフォームが使い物になるかどうかを判断することにあると思う。

既存の仕事はこなしつつ、毎日10%ほどフォームの改善に時間や労力は割けないものだろうか?



わたしの場合、この「1日10%改善ルール」が定着し、習慣化されたものが早朝の活動にあたる。

1日でだれにも邪魔されない時間を確保して、そのときだけ新しいフォームのことを好きなだけ考えるのだ。

気づきは実践で試し、その試行錯誤で段々と稼げるフォームへと進化していく経験を何度も味わった。



このときに気を付けたいのが、「時間の空いたとき」にそれを設定しないこと。時間の空いたとき、というのは不確実であり、よほど強烈に意識しなければその時間は空かない。



それならば事前に時間を天引きして1日に組み込んでしまった方が習慣化しやすい。

わたしのように早朝でもいいし、寝る前の30分でもいい。自分の生活リズムの中で無理なく天引きできる時間帯があればそこを習慣化させればいい。

はじめは5分だけ課題の本を開く、といった簡単な行動からでいい。まずは意識の中でその時間帯にフォームのことを考える習慣を体に馴染ませるのが先決だ。



とにかくハードルは下げれるだけ下げ、本を触っただけの1日や早起きできただけということであってもいい。その意識を続けることが重要で、継続できる自分を作り上げていこう。

習慣化の延長線上にヒット量産の勝ち筋が見えてくる



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