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【現金】財布の中身だけはお金持ち

キャッシュレス社会と言われて久しいが、日本ではまだまだ現金が必要な場面が多い。そんなわたしの財布は現金でパンパン、という話

先日、とある現場で駐車料金を支払おうとしたところ、わたしの財布を見て協力業者の社長が驚いていた。

「石山さん、金持ちっすね」

財布の中に30枚以上のお札をぎっしり詰めていることを言っているのだが、そのうちのほとんどは千円札である。



その理由は現場から現場へ飛び回ることが多いこともあり、現金しか使用できないコインパーキングの対策として過剰なまでの千円札を持ち歩いている。

過去に何度も千円札が不足していたことにより、駐車料金が支払えず、近くにコンビニなどがあればいいが、都内の住宅街などで途方に暮れたことがあったからだ。



先日も川崎大師の近所で1日工事に立ち会った際に、やれやれと車に戻り駐車料金を支払おうと精算機でボタンを押して腰を抜かしそうになった。

表示された料金は「11,000円」。

最大料金設定のある駐車場を選んだつもりが、看板には小さな貼り紙があり「1月31日まで川崎大師参拝期間特別料金設定として、最大料金設定なしの30分500円となります」と書いてある。



完全にわたしの確認不足ではあるが、東京都の港区や中央区ならまだしも、神奈川県の川崎市で11,000円は度肝を抜かれたのだ。

しかも精算機は現金のみ、財布に大量の千円札を用意していたからいいものの、せめてクレジットカードで決済できるようにしておいてくれよ、と心の中で思ってしまった。



普段の生活はクレジットカードかスマホにインストールしている電子マネーで決済することが多い。だが、仕事がら、多額の現金を持ちあるかなかればならない状況もどうかと思うのだ。

そういうわけで、わたしの財布は昭和の大スターのようにお札がパンパンに入っている。これが1万円札ならお金持ち認定されても本望であるが、悲しいかなその実情は30人の野口英世なのだ。

見栄をはっているようで恥ずかしいが、日本が完全なキャッシュレス社会に変わるまではいたしかたないようだ。

環境に合わせて事前にできることは準備しておくことの大事




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