完璧な1日の終わりに。エンドロールで流れる全員の名前の先を想像した“PERFECT DAYS”という映像作品。

　ただただ映画を観ながら感じたことを、映画館の暗闇でしたためたメモの記録を読み返します。沈黙は金。もっと噛み締めるものがあるのは筆舌に尽くし難い点で微笑ましく思います。

　私が環世界を表現する為に使うフィルムカメラと多重露光写真と文章。それは確かに影であると気付かされ、全てのカットが最高の写真で構成されていることに唯々アートとして圧倒された映像作品であり、鑑賞後に完璧な1日を作ってしまう映画はは

天よ我に百難を与えよ、奸雄たらずとも必ず。

　少し前に誕生日を迎えました。この歳まで生きられると思っていなかった年齢が多かったので、毎年感慨深く感じる誕生日です。

　この1年は公私共に激動の変化があった1年で、それもポジティブなものというよりは、「私に必要な経験をください」と祈ってきたように、本当に様々な経験を通して自己否定と自己矛盾（ヘーゲルが言うところの自己矛盾からの止揚、という意味で）を繰り返し、どこまでいってもドメスティックなゲッ

言語化を超える余白を探す with Leica Sofort2, PENTAX MZ-S, Films

“見る”ものの質量化ではなく“そこに在る”ものの質量化 with Film Cameras

ある”特定の”写真であって“写真”一般ではない

環世界的撮影 with Film Cameras