表では笑って、心では泣く
そんな言葉があるけれど、
実際にみんなの前で笑えたらむしろいい方で、
本当に深い悲しみに耐え続けると
笑うことすらも難しくなる。

全くの無表情、まるでよくできたロボット
感情ってなんだ？
最後に表情筋使ったのいつだ？

世間に周りに頑張って合わせようとして、なんとか自分を精いっぱいできるやつにみせかけて、本来の自分から遠く遠く、離れて離れて離れる。

ここはどこだ、私ってなんだ。

とっくに涙は枯れていて、泣くに泣けない。
もはや、自分が悲しいのかさえ分からないくらい。

すっかり慣れてしまった。
でもそれじゃどうにもやりきれない。

表の自分が泣けなくても、涙が出なくても
いまこのとき、心が泣いていることに気づいてあげることからはじめたい。

離れた時間だけ、元に戻るのに時間がかかってしまうかもしれないけれど、ゆっくりあせらず本来の自分に戻っていく。

いつか、ちゃんと自分の気持ちを表に出せるようになるまで。