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花のように花のように

気づいたら、お腹の赤ちゃんの心臓が止まって3週間も経っていた。

2回目の流産は受け入れ難かったけど、時間をかけて向き合ってきた。

でも、まだお腹から出てきてくれなくて、心身共にしんどいときがある。

会社では何人からかおめでた報告があった。お腹に亡くなった赤ちゃんがいる状態でベビーシャワーの写真を見るのはなかなか酷だ。だけど、その負の感情は、その場では表に出せないし、ひとりで抱えなければならない。

泣いても泣いても悲しみは消えないし、お腹の赤ちゃんは帰ってこない。

そんなとき私はこの歌を聴く。

花のように 花のように
ただそこに咲だけで 美しくあれ
人はみな 人はみな
大地を強く踏みしめて
それぞれの花
心に宿す

別に森山直太朗のことは特段すきではないけれど、シンプルな曲と彼の声が妙にマッチして心に響く。

うんうん、厳しい冬を乗り越えたら、美しい花が咲くもんね。今日も泣いてばかりだけど、がんばろう。

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