さて、感情の働きは無意識のうちに最短を辿り目的を達成する事だ。

脳は地球上でもっとも優れた思考回路を備えており、どれほどのコンピューターにも超えようがないほどに優れたものだ。

ただ、コンピューターに処理や演算でなぜ劣るのだろうか？

それは、感情の処理が領域の大部分を必用とするからだ。

感情に物事を任せる事が重要だ。

そこには一つ大切な前提がある。

「主観が自分により作られたものか？」

それを考えるときっと分かるだろう。

まず、教えられたことではなく身をもって体験したことから

情報を作り直し、根本となる社会のルールを覚え、

自らのルールが道理に合うものとなって初めて感情が生きる。

根本となるルールとは風習や慣例ではなく、法を指す。

小さなコミュニティが作り出したものほど意図が強くなり、

前提とするには不安定すぎるからだ。

そう、前提が正しく無ければ大きなことは取り扱えない。

言い換えれば前提が正しければ意図せずとも

その世界に溶け込めるのだ。

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