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“嫌われる勇気”を読んで自身の価値観を整理する

 おはようございます、がとーです。

 ベストセラーである“嫌われる勇気”を人に貸すことになったため、手元から離れる前に読み返しました。

 以前読んだのは大学生の時でしたので、少なくとも5年は前になります。
 今回、社会人として初めて読みましたが、すぐに理解できないことが多く、当時の私は本当に読んだのか疑問に思うほどでした。

 印象に残ったフレーズを記事に残しておきたいと思います。

・答えとは、誰かに教えてもらうのものではなく、自らの手で導き出していくもの
→これは普段から意識していることと一致しました。私は仕事もプライベートも、自身のやりたいことを明確にして進まなければ納得がいかないタイプです。

・ギリシャ語の善=ためになる、であり道徳的な意味合いはない
・ドイツ語の劣等感という単語を分解すると、価値/より少ない/感覚、となる
→日本語に翻訳される前の単語そのものの意味を確認することが、新たな発見となることは少なくないと思います。
 私は海外ドラマを通して、日本との感覚の違いを学ぶことが多いです。
 最近だと「別れましょう」=「We're done.」であり、日本語はまだ交渉する余地があるニュアンスであるのに対し、英語はすでに完了したかのようなニュアンスであることに面白みを感じました。

・友達の間では許せていた言動が、恋人になった途端に許せなくなる
・この人と一緒にいるととても自由に振る舞える、と思えた時、人は愛を実感する
→他人には完璧であることを望みがちなのに(前者)、自分はありのままでいたがる(後者)、現在の恋愛における自分がいかにわがままか痛感しました。
 
・相手の隠し持つ目的を考えること、腹立たしく思い争ってはいけない、相手は争い勝つことによって自らの力を証明したいだけである
・我々は他人の期待を満たすために生きているのではない、他社から褒められる(上から下に向かってする動作)ほど、自分の能力に自信がなくなっていく
→自分のことを誰かに認めてもらいたいと思うことはどうしてもあります。
 上記2点は理解はできますが、それを行動に反映するのは時間が掛かりそうです。
 特に仕事で意識して実践していきたいと思いました。

・自分のことばかり考えているのは、自分を好むナルシストではなく、自分を忌み嫌うリアリストだから。
→自分のことをかなり考えてしまうタイプですが、好きとは言い難いな、と思っていたのでこの文を読んで納得しました。
 相手のことを考える時間を長く設けられる、余裕のある人間になりたいものです。


 続編の“幸せになる勇気”を読み始めたところです。
 こちらも合わせて、自身の価値観を見直すことに役立てられればと思います。

 自分なりにアドラー心理学を理解し、行動し、その理解が間違っていないか見直す、ことを繰り返して行ければと思いました。


 さてさて、今日で一週間が終わります。しっかり仕事に切りをつけて、休日を迎えよう。


 ではまた、次の投稿で。


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