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人と比べなくなった日

20代の時、にこにこしつつも何かとモヤモヤを抱えて、心も行動も思うように身動きが取れないストレスを自分に対して感じていた。

自分の中に見えないブロックが多かった、ように思う。

このモヤモヤの実態はなんなのだろう。

ある日、自分の中に落ちていって深層心理にもぐってみた。





深層心理をさがしに

この方法はどうやって知ったのだったか。
覚えていないのだけど、何かか誰かから知って、ある時から心にひっかかる事があると、やってみている。

方法は簡単で、
「自問自答を繰り返して、もうこれ以上ないってところまで自分の中にもぐる」
です。

はじめたきっかけは、自分の感情が、自分で「よーわからん」と思ったからでした。

自分の感情に疑問を持った

喜怒哀楽がわかりやすい時はいいですが、

「なんか嫌だなー」

「なんで嬉しいんだろー」

と、フワッとした感情が湧いた時に、
◯◯だから嫌、◯◯だから嬉しい、と理由にすぐに気づけないということがありました。

感情が自分の中に落ちるまで、時間がかかる。

学生時代から、演劇や映画を見た後すぐに感想を述べることが苦手でした。

相手と会話しているオンタイムでは自分の思いにはっきりと気づくことができず、家に帰ってから思い返して、「あー、やっぱり嫌だったな」「そうか、これが嬉しかったんだな」と納得するのです。

感情の整理に時間がかかる。
まず、これを自覚しました。

会話している時と、家に帰って気づく事で、時差が生まれてしまうことは自分にとって困り事でしたが、モヤモヤした感情を放置するよりも、自分にじっくりと向き合って感情の整理をすることで、自分の本心と行動を整えるようにしていました。

たとえば生理の前や、新月と満月の前後日など、感情の振れ幅が自分の意としている以上に大きくなってしまうことがあります。

そういう時も、紙に書いて落とし込んでいくことは有効でした。


20代 モヤモヤとくすぶる

自分の中にある欲で、なるべく若く、20代のうちに私はこれを成しましたと言えるものがほしい。
と思っていました。

若くして成った起業家を羨ましく思うことや、一つを突き詰めたスペシャリストを見て羨んで、ネット上で見る同世代の活躍に、自分の中でぐるぐると考えのまとまる事もなく突破口を見つけられず行動できずにいました。

物理的な突破口は2,3ありましたが、今回は心の話。

喜怒哀楽だけでなく、このモヤモヤに関して自問自答し、深層心理をさぐりました。

その時に結論として気づいたことは、
「人と比べるから苦しい」に行きつきました。


相対評価から絶対評価へ

文章で書けば一言ですが、この気づきに至るまで、いろいろな出来事があったと思います。

なぜ、モヤモヤして、辛いのか、私の場合の原因は、
「人と比べるから苦しい」のだと気づき、ある日からパタリと比較することや他人を羨ましがることをやめました。

とたんに気持ちが楽になりました。

これは向上心を捨てたというわけではなく、考え方を変えただけ。

比べるべきは他人ではなく、昨日の自分や、先月の自分や、半年前の自分です。

知ってる人やわかってる人にはなんでもない事だと思います。

ただ、日常生活、他の人と話している中で、
人と比べて苦しがっている人や、羨ましがるだけ羨ましがっている人、妬みや嫉みで心のこじれを抱えている人がいるのも事実です。

今は、自分を奮い立たせるために意図して比べてみたり、参考にするという考え方をしています。

我慢をする事も良くないなーと思うので、深層心理に落ちて、自分の欲がなんなのか、確かめて向き合うのも必要だなーと思います。

深層心理にもぐる。

To be continued.


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