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「Why型」は結果、「How型」は過程。成長するのは?

最近読み返した本に、「Why型」「How型」という面白い考え方があったので、書き残しておきます。

例として、フルマラソンに挑戦したけれど、
途中でリタイアをしてしまったというお話が挙げられていました。

Why型というのは、その名の通り「なぜ?」を考えてしまう思考のこと。
「なぜ前回よりも走れなかったのだろう?私には才能がないのだろうか?」といった具合に「フルマラソンを完走する」という結果から見て、そのことに理由付けするのがWhy型の傾向です。
(中略)
このWhy型の傾向でいるうちは、能力は伸びません。

How型の人は、「何キロ走れるか」「完走できたかどうか」といった具合に結果に意識が行っているのではなく、その瞬間の変化、過程を楽しみます。

「走れたかどうか」ではなく、「自分が走って楽しいから」マラソンをやっている。そうしていると、自然に「次はどうしたらもっと楽しくなるか」を考えるようになる。

「才能の正体」(坪田信貴)

これを勉強に置きかえてみます。
テストに向けて頑張った。でも振るわず60点だったとします。

Why型であれば、
「なんで60点しかとれないのか?」
「あんなに頑張ったのになぜ?」…など。

このような思考になり、何だかネガティブです。言い訳も作りそうです。
そして、これを続けるとモチベーションも失っていきそうです。
(悔しさがバネになれば話は別ですが。)

でも、How型であれば、
「どうやって次は点数を上げようか?」
「どういう勉強法がいいのかな?」…など。

これは次につながる問いかけであり、とてもポジティブです。
そして、この「How型」は「結果」だけを見て判断しているのではなく、「過程(プロセス)」をしっかり見ることができている考え方だと言えます。

最終的な「結果」はもちろん大事ですが、
「Why型」の思考だとそこに終始縛られて、そこから発展がなさそうです。

でもHow型で考えることで、「過程(プロセス)」を振り返り、そして改善することで、どんどん成長していけます。

自分自身もこれは大事だな考え方だと改めて思いました。
ぜひ、この「How型」で考えるという癖をつけていきましょう。

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