習慣化のためのシンプルなコツ ~⑤実践編-1~

習慣化シリーズの具体例を挙げていきます。

これまでのおさらい

習慣化には、環境を変える①システム化が有効。その考え方は②いい意味で自分の意志力を過信しないこと。そして③ハードルはとにかく低くシンプルに、かつ④内発的課題を目標にすればベター。

これまでの記事はこちら

すでに書いた記事でも習慣化の例はいくつかちらっと挙げたので、今回はそれとは違った題材を色々考えましたが、なかなか難航しました。

どんな題材が広くウケるか、禁煙やらダイエットやら、ウンウン唸っても分からなかったのです。

しかし、「僕は色んな人に幅広く共感してもらうために記事を書いているわけではなく、④内発的動機づけで自分の書きたいことを書いているんだ」という初心を思い出し、やっぱり自分の得意分野で書くことにしました。


今回お伝えするのは、初動が大事! です。

題材は、ジムに通って筋トレする習慣化です。


これは今からもう5年も前の2016年夏のこと、ジムに行くのを思い立ったその日に即、気になっていたジムに見学に行きました。

見学だけのつもりだったのですが、トレーナーさんが、良ければ今からでも筋トレ指導しようかと言って下さったので、勢いでお願いすることにしました。

その時は普段着だったので、一旦帰って運動着に着替えて、室内履きも新しく買う必要があったのですが、勢いでそれらを済ませ、すぐジムへ戻り、その場で入会金を払いました。

そして、その日が終わったら、次回の予約をして帰宅したのです。


何事も、初動に最も大きな駆動力が必要です。(これは物理学に基づく宇宙の真理です)

これを乗り越えられるエネルギーを持っているうちに、さっさと始めてしまいましょう。

習い事を始めるならこれを読んだ今すぐ教室に問い合わせのメールを送るなり、思い切ってギターを注文するなり、とにかく行動に移すことが大切です。

衝動買いで高い買い物をしてしまうのはまた別の問題があるかもしれませんが、重要なのは、

自分がどうやれば外堀を埋められる気持ちになれるか

に焦点を当てることです。


形から入るタイプの人は道具を揃えればいいと思います(もちろん、買っただけで終わりにならないようにレッスンの申し込みまで初動で済ます)。

一人より誰かと行動する方が好きというタイプの人は、友達を誘ってみて約束するとか、

"お得"に弱い人なら、友達紹介キャンペーンで誰かを誘いたい会員がいないか、知り合いの知り合いから探してみて初動の後押しにするとか、

色々考えられると思います。


重要なのは、思い立ったらすぐ行動! です。

そして、初動でうまく滑り出せたら、後は継続のための小技です。

この小技は次回、実践編-2で紹介します。


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