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ノープランでロンドン観光②(初めての海外一人旅でイギリスを縦断した-5)

こんにちは。ゲンキです。

今回は旅行記「初めての海外一人旅でイギリスを縦断した」の第5回、ロンドン観光編2日目をお届けします。


~旅の概要~

鉄道が好きな僕は、鉄道の祖国であるイギリスを旅することにした。「果て」の景色を求めて本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す旅である。遠く離れた異国の地で、僕は一体何に出会うのだろうか。(2023年3月実施)

第5回は第4回に引き続きロンドンの名所を観光する様子をお届けします。前回の旅行記更新から長らくお待たせしてしまいすみませんでした…。作品制作や授業の合間に書いているため今後もスローペースでの更新になってしまうかと思われますが、どうかのんびりお付き合いいただければと思います。

それでは本編をお楽しみください!

↓第1回をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。


6:15 ibis London Earl's Court

おはようございます。ここはイギリスのロンドン西部、アールズコートにあるホテルの一室。昨日は早朝にヒースロー空港に到着したのち丸一日ロンドンを観光しまくった。その疲れと広くフカフカなベッドのおかげで熟睡であった。

↓1日目の様子はこちら

1日目の観光ルート (©OpenStreetMap contributors)


昨日は食後にそのまま寝てしまったのでまずはシャワーを浴び、風呂上がりにティッシュで鼻をかもうとしてある事を思い出した。この部屋にはなぜかティッシュ箱が置かれていない。日本のホテルなら必ずと言っていいほど常備してあるものだが、引き出しやミニテーブルなどどこを覗いてもそれらしきものはない。仕方ないのでトイレットペーパーで代用する。イギリス人はティッシュ使わないのかな…


朝食を食べにレストランへ

午前7時、朝食の時間だ。1階(日本でいう2階)にあるレストランの受付で名前と部屋番号を伝えると「どうぞ」と入らせてくれた。
フルーツ、ヨーグルト、シリアル、パン、ジャム、サラダ、ジュース、ミルク、肉料理、卵料理、コーヒー、紅茶…など朝食と定義されるあらゆる食べ物がズラーッと並べられている。朝食代は宿泊料金に含まれているので実質食べ放題。既に多くの宿泊客がカップを片手に食べ物を口に運んでおり、賑やかな話し声と食器のカチャカチャという音がそこら中から聞こえる。

パン、トースター、シリアルのコーナー
温かい食べ物のコーナー
ほとんどのテーブルが埋まっている。昨夜の宿泊客はかなり多かったようだ

前記事でも書いたように、今回のロンドン観光はアニメ「映画けいおん!」の聖地巡礼も兼ねている。ここはまさに劇中で主人公たちが宿泊していたホテルであり、もちろんこのレストランも登場している。主人公と同じ席に座りたかったが、先客がいたので残念ながらスルー。その向こうの窓際に空席を見つけ、荷物を置いてご飯を取りに行った。

画面中央、黒いジャンパーの男性が座っている席が「映画けいおん!」で主人公が座っていたところ。あそこに座るならもうちょっと早く来るべきだったな


British Breakfast

温かい料理を一つずつ皿に並べていくと、鮮やかなブリティッシュ・ブレックファストが完成。目玉焼き、スクランブルエッグ、焼きトマト、マッシュルーム、ソーセージ、ベイクドビーンズ、ベーコン、ハッシュドポテトなどで構成され、日本の「白米・焼き魚・漬物・納豆・みそ汁」みたいなものに近い。他にもトーストやシリアル、そしてコーヒーを取ってきた。朝から美味しいもので満腹になり、とても充実した気分だ。

「地球の歩き方」をペラペラめくりながら今日の行程をぼんやり考える

今夜からはいよいよ長距離列車に乗りこみ、イギリス縦断の旅が本格的に始まる。それまでは昨日に引き続きロンドン観光だ。今は寛ぎながらコーヒーをすすっているが、心はもう待ちきれないとでも言うように静かに高鳴り始めている。

突然「カランッ」という金属音がしたのでそちらの方を見ると、隣で食事をしていた夫婦の女性が誤ってフォークを床に落としてしまったようだった。ちょうど僕のテーブルに未使用のカトラリーがあったので「これ使っていいですよ」と譲ってあげると、ご夫婦は「ごめんね、ありがとう!」と笑顔でお礼を言ってくれた。異国の旅では会話の一つ一つも新鮮な体験になる。

イビスロンドンアールズコート、実に良いホテルだった


G階 ロビー

9時になったのでチェックアウト。チェックアウト後でも無料で荷物を預かってもらえるとのことで、昨日と同じストレージルームにメインバッグを置かせてもらった。夜の出発に備えて、今日の夕方には回収しに来るとしよう。


9:25 West Brompton Station

駅の東側にある道。映画けいおんに出てきた場所

今日最初の目的地は「世界一有名な横断歩道」ことアビーロード。昨日と同じように最寄りのウェストブロンプトン駅からスタートし、ディストリクト線と環状線を乗り継いでまずはベイカーストリート駅へ向かう。

エッジウェア・ロード駅で数分の乗り継ぎ待ち

「鉄道発祥の国」として知られるイギリスだが、世界最古の地下鉄もここイギリス・ロンドンで誕生した。最初の開業区間であるパディントン〜ファリンドン間は現在もハマースミス&シティ線、環状線などの一部区間として営業している。今まさにそのルートを辿っているところだ。

パディントン(Paddington)駅。地下鉄なのにホームが地上まで吹き抜けになっているのは、開業当時の列車が煙を吐き出す蒸気機関車で運転されていた名残
ベイカーストリート駅からジュビリー線に乗り換えて一駅進む


10:10 St. John's Wood Station

セント・ジョンズウッド駅
現在地 (©OpenStreetMap contributors)

駅から徒歩数分、人だかりのある交差点にやってきた。ここはアビーロード、世界一有名なロックバンド「ザ・ビートルズ」のアルバム「Abbey Road」のジャケット写真が撮影された場所だ。観光客たちは皆、ビートルズの4人が大股で横断歩道を歩く姿を真似してパシャパシャと記念写真を撮っている。
(ちなみに映画けいおんでも主人公たちがこの横断歩道を渡るシーンがある。)

横断歩道で記念写真を撮る人たち

それにしてもアビーロード、想像していたより何倍も交通量が多い。車やバスが上下方向ともにガンガン通過していき、観光客たちはその流れが途切れるほんの数秒を見計らっては「今だ!」と横断歩道の上でポーズを取る。とかやってる間にもう次の車がやってくる。普通に轢かれそうで危ない。ドライバーたちもここを通る時はかなり神経を使いそうだ。

(この車行ったら行けるか…?)って顔してる
交差点のすぐ近くにあるせいかマジで車だらけ
こんな交通量多い場所だったのかアビーロード…
よし今だ!!みんな渡れ!
超楽しそう
このおじさんもかなりはしゃいでた

入れ替わり立ち替わり常に20人ほどの観光客が見物に来ている。たまに地元民らしき人たちが颯爽と横断歩道を通過していくが、その時は彼らの歩幅も心なしか多少大きくなっているように思えた。

おーーい!!後ろから車来てるよ!!!
ここの「LOOK RIGHT」は事故防止に相当貢献していることだろう

僕も記念に1往復しておいたが、きっと彼らと同じように大股になっていたことだろう。いや、意識しないつもりだったのに結局意識してちょっと大股で歩いてしまった。ちなみにここで撮った写真をビートルズ大好きな後輩に送ったら「ぎゃああああああ!!!」と画面の向こうで大絶叫していた。


セント・ジョンズウッド駅には「ビートルズ・コーヒーショップ」なんてお店もある

最寄りの駅に戻ってきたので、これから次の目的地に向かいたいと思う。ジュビリー線で都心方面に折り返し、ボンドストリート駅でセントラル線に乗り換えてトッテンハムコート・ロード駅で下車。東に向かって歩いていく。さっきまで降っていた雨が止み、濡れた地面に空の青色が鈍く反射している。

トッテンハムコート・ロード(Tottenham Court Road)駅前
現在地 (©OpenStreetMap contributors)
遠足の子どもたちが雨に濡れた道を渡る


11:00 The British Museum

大英博物館(The British Museum)
現在地 (©OpenStreetMap contributors)

駅から徒歩10分弱、「世界最高峰の博物館」と呼び声の高い大英博物館にやってきた。古代ギリシャの神殿を模した石造りのファサード(建物正面)はその称号にふさわしい堂々とした佇まいだ。荷物検査を受け、正面エントランスから中に入る。

グレートコート(Great Court)

大英博物館はその規模も展示物品数もクオリティも凄まじく、全てじっくり鑑賞しようとすると余裕で数日かかる。あいにく僕はそこまで時間がないので飛ばし飛ばしで見ていく。

体育館のように広い展示室には古代エジプトの石像、くさび形文字が刻まれた柱、人や植物の絵が彫られた土器、金色に輝く装飾具や宝具など、教科書でしか見たことのないような歴史的遺物が所狭しと並べられている。人々はその間を上手くすり抜けながら歩くものの、あちらこちらの展示ですぐに堰き止められて渋滞してしまう。僕だってただ珍しいもの見たさでここに来ている訳だが、それでも毎度「これは絶対見ておくべきだろう」という気がしてすぐ足を止めてしまうのでなかなか先に進めない。

ヒエログリフ(本物)
ロゼッタストーン(本物)
モアイ像(本物)
ギリシャ・パルテノン神殿の部屋
パルテノン神殿の彫刻(本物)
パルテノン神殿のレリーフ(本物)。小学生が沢山いて、ワークシートに展示品のスケッチを描いていた


無限にも思える展示品の中で、僕が一番記憶に残っている展示品を紹介しよう。それがこちら。

長ーーーい黒いメッシュ状の布の中に大量の錠剤が織り込まれている。それがガラスケースの中に収められ、さらに布の両脇には男性と女性の記念写真が時系列順にずらっと並べられている。「なんだこれ…?」と思いながらガラスケースを伝ってその中身を眺めていた。
この展示のタイトルは「Cradle to Grave(ゆりかごから墓場まで)」。ここに並べられているのは平均的なイギリス人が生まれてから死ぬまでに摂取する「全て」の錠剤。つまりこれは「人間がどれだけ薬の力を借りながら生きているか」を錠剤によって表したものなのである。シンプルかつ強烈なメッセージが込められた作品。作品とか言っちゃったが、もはやこれは現代アートの域である。まさか「薬」から「一生」を感じさせられるとは想像もしていなかった。


エジプトの猫ミイラ
古代エジプトの棺。感情の読めない表情をしている
他にも何十体も展示されている。僕まで呪いとかかけられたりしないだろうか
我らが日本の展示コーナー。やはり甲冑は大人気
浮世絵も飾られている。この展示室ではちらほら日本人も見かけた
アラブの民族衣装
ひたすら金ピカの食器が展示されてる部屋
色々ありすぎてもう何が貴重なのかわからなくなってきた


入館してから1時間半ほどが経過。急ぎ足でぐるぐると回ってみたが、こんな短い時間では全ての展示室を回ることなど到底不可能だと思われた。というか館内が大規模で複雑すぎてどの部屋を回ったのかすら覚えていない。

案内図見ても全然わからん

もっと長い時間があればじっくり観覧したかったが、あいにく今日はまだ行きたい場所があるのでそろそろ出ることにする。しかしこれだけ大量の貴重な品々に囲まれる体験はとても面白かった。

大英博物館はイギリスの小学生にとって定番の遠足スポットのようだ

博物館を出て、南東方面にあるホルボーン駅へ向かう。博物館の周辺は大通りから少し奥に入った比較的静かなエリアで、カフェやレストラン、お土産屋などが道沿いにたくさん並んでいる。1階が店舗、2階から上が住居になっている建物が道の両側に整列し、上を見上げると屋根のシルエットの向こうから太陽がこちらを眩しく照らしている。


12:45 Holborn

ホルボーン(Holborn)
現在地 (©OpenStreetMap contributors)

ホルボーン駅前の大きな交差点に着いた。辺りを見渡すと交差点の角にSainsbury's (セインズベリーズ)というスーパーがあったので、「今日の昼ごはんはここで買おうかな」とちょっと中に入ってみた。ちょうどお昼時なので店内はロンドンのビジネスマンらしき人々で大混雑。とりあえずサインドイッチとかがあるコーナーに行ってみると、何やら「Meal Deal £3.5」と書かれた目立つ張り紙があちこちに貼ってある。その張り紙はペットボトルの棚やお菓子の棚にも貼ってあり、みんなそのあたりに群がって各々欲しいものを抱えてレジに運んでいくのだった。
Meal Deal(ミールディール)ってなんだ?と思って調べてみると、どうやらイギリスで一般的なスーパーでの割引システムのことらしい。具体的には「メイン・ドリンク・スナック」を好きな組み合わせで選べば定額で安く買える、というもの。

価格はお店によって異なるが£3〜£5ぐらい

このスーパーのミールディールは一律3.5ポンド、日本での350円に近い感覚だとすれば相当お得な割引である。3.5ポンドを日本円に換算しても600円行かないぐらいなので、実際ロンドンではかなり安い方だと言える。僕もミールディールを1セット買ってリュックにしまい、あとで時間ができたら食べることにした。


グリーンパーク(Green Park)駅

ホルボーン駅からピカデリー線、グリーンパーク駅でジュビリー線に乗り換えて次の目的地へ移動する。


13:30 Westminster

ビッグベンと観光バス、走ってる人
現在地 (©OpenStreetMap contributors)

昨日も一回訪れたウェストミンスター。地下鉄の駅から地上に上がるとちょうどビッグベンの真下に出る。僕はビッグベンの反対方向を向いて、駅からすぐそこのウェストミンスター寺院へ歩いていく。

ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)

何回見ても凄まじい迫力の世界文化遺産・ウェストミンスター寺院。昨日は遅かったので中に入れなかったが、今日は早めに来てリベンジを狙う。奥の方に行くと入り口があり、荷物検査を受けて列に並ぶよう案内された。既に100人を超えるような大行列ができており、最後尾はずっと向こうまで伸びていた。これは中に入れるまで10分弱かかりそうだ。

間近で見るとますます造形の緻密さに圧倒される


入場を待っている間、僕は南海岸の街・ブライトン(Brighton)への鉄道時刻表を調べていた。というのも僕がこれからイギリス鉄道縦断の旅で使用するブリットレイルパス(Britrail Pass)は今日から有効になっているので、せっかくだからどこか近場へ行ってみたいと思ったのだ。ブライトンまでは毎時2本出ている急行列車で片道1時間とアクセスが良く、3時間もあれば向こうに行って1時間滞在してから帰って来れる。今は13時半過ぎだから、急いで見学すれば14時半の便に間に合うかもしれない。
「よし、次はブライトンに行くぞ!!」と決まったところで入場のチケット窓口が近づいてきた。リュックをゴソゴソと漁って財布を手元に出しておく。

装飾があまりにも繊細すぎて語彙力を失う

チケットの窓口のお姉さんに「大人一枚ください」と言うと、「もしかしてあなたは学生では?」と聞かれた。「そうなんですが国際学生証は持ってなくて…」と断ろうとすると、「いえ、学生料金で大丈夫ですよ」となんとも優しいお気遣いをしてくれた。学生の見学料は24ポンド、日本円で約4000円。けっこうお高いが、それでもお姉さんのおかげで一般料金より3ポンド(500円ほど)節約することができた。どうもありがとう。

寺院の中に入ると、まず目に飛び込んできたのは正面の壁から外光を透過する巨大な花のような模様のステンドグラスと、手が届きそうもないほど高い高いヴォールトの天井であった。建物の中でこれだけ首を傾けて遥か遠くの天井を見上げるなんてそうそうあることではない。そのまま頭と視界をぐるぐると回してもこの大空間を把握しきることはできず、あまりのスケールの大きさにずっと驚かされていた。

見事な「バラ窓」のステンドグラス
  

このウェストミンスター寺院はイギリス王室が戴冠式や結婚式などの重要な儀式を執り行う神聖な場所。それと同時に王家の人々や名誉あるイギリス国民が埋葬されている「墓地」でもあり、自然哲学者アイザック・ニュートン、自然科学者チャールズ・ダーウィン、物理学者スティーヴン・ホーキング、音楽家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルなど、日本人でも名前を知っているような偉人たちがここに埋葬されている。

「りんごと重力」のエピソードが有名なニュートンの墓碑。すぐ側には「ダーウィンが来た!」でおなじみの生物学者ダーウィンや宇宙学・量子論の研究を飛躍させたホーキング博士の墓碑もある。
クワイア(聖歌隊席)
主祭壇
ヘンリー7世チャペル(レディ・チャベル)
エリザベス1世の墓碑

午後の日差しが教会の大空間を温かく照らし、華やかながら落ち着きのある柱や空間、装飾の造形が立体的に浮かび上がる。偉人や王族たちのお墓を前にすると「この人も本当に生きてたんだなあ」と親しみのような不思議な気持ちが湧いてくる。

14時過ぎにはここを出ようと考えていたが、こんなに美しい場所をたったの十数分で後にしてしまうのはもったいなさすぎる。せっかく4000円払ったし。ということで予定を30分繰り下げ、もうしばらくこの教会を見学していくことにした。

回廊

時刻は14時半。滞在時間を延ばしたおかげで、少し余裕を持ちながらなんとか一通り見学することができた。教会の正面玄関が見学ルートの出口になっており、そこを出て振り返ると二つの塔を持つ教会の顔を見上げる形になった。

教会の正面玄関


入り口にはまだまだ沢山の人が並んでいる
2日目の観光ルート (©OpenStreetMap contributors)

今日のロンドン観光はひとまずこんなところ。1日でアビーロード、大英博物館、ウェストミンスター寺院とロンドンでも指折りの名所を3つ巡ることができたのはかなり嬉しい。でもやっぱりもっと時間がほしかったなあというのが執筆中の僕の感想である。2日かけてあちこち回っても取りこぼしまくるほど、ロンドンはとてつもなく魅力と歴史に溢れた面白い都市だった。皆さんがロンドンに行かれる際はぜひ時間をかけて一つ一つの風景や体験を濃密に味わってほしい。

それではこれからヴィクトリア駅に向かい、急行列車でブライトンまで弾丸観光をしに行ってくる。発車まで30分を切っているのでまあまあ急がないと乗り遅れそうだ。僕はウェストミンスター寺院を後にして、すぐに早歩きで地下鉄の駅へと向かった。

つづく



ということでイギリス旅行記第5回は以上になります。

個人的な話ですが、最近になってようやく自分から読書をするようになりました。まずは鉄オタらしく「特急踊り子」繋がりで川端康成の「伊豆の踊り子」を読んでみたのですが、一文目から音や湿気まで伝わるような情景描写が炸裂してて「……すげえ!!!」と鳥肌が立ちました。自分でこうして文を書くようになって初めて文学の面白さが身に沁みてわかってきたような気がします。

次回、第6回はブライトン弾丸観光編をお届けする予定です。それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに。


↓第6回はこちら



(当記事で使用した地図画像は、OpenStreetMapより引用しております)


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