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DIE WITH ZERO

いつもご覧いただきありがとうございます。
いまさらですが、DIE WITH ZEROを読んだ感想と自分自身の経験を少し記載していこうと思います。(あくまでも個人的な見解です)

著書の中で、お金を使う適切なタイミングがあると記されています。
私も、同意見でして、年齢を重ねていくうえで体験できることが少なくなってきます。だからこそお金を使って経験や思い出を作ったりした方がいいと思います。
その中で、
①お金使うタイミング
②記憶の配当

上記の2つについて私が生きてきた中で感じた事や思ったことを記していけたらと思います。
①お金を使うタイミングについては、人生において最適なタイミングがあるということです。
例えば、20歳での1万円と60歳での1万円の価値て同じでしょうか?
若い方だとピンとこないかと思いますが、年をとると色々な経験重ねてきた結果、その1万円で受け取れる価値は間違いなく減少します。
私はこれを造語で「心理的デフレーション」と言ってます。
心理的にお金の価値が年とるにつれてどんどんと減少していくと思っています。大学生の時にもらったお小遣い1万円を貰ったら喜んでましたが、40代の私が1万円もらったとしても、飛び跳ねるほど喜ぶことではなくなってしまいます。
買える物の値段やサービスを受け取る事ができるのに、なぜかなんとも思わなくなりつつあります。
それほど、若い時の1万円は価値があるということになり、自分自身に与える影響が大きいと思っています。
だからこそ、若い時には、良い経験をたくさんした方が、良い人生になると思います。
来週から新NISA制度が始まります。若い方でも新NISA制度の枠を出来る限り使って、将来の資産を大きくしていこうという方も多いと思います。
しかし、その描いた将来への資産の曲線は、今の経験や思い出を犠牲にして将来に繰り延べるということです。金融工学的には正しいのかもしれませんが、人生の充実度という観点からいうとどちらがいいのかわかりません。
だからこそ、投資は今と未来のバランスが非常に重要になってきます。

次に、②の記憶の配当についてですが、色々な思い出の作り方があると思います。
友達とどこかに行く、恋人とデートをする、子供とアクティビティをする、嫌いな上司と飲みに行く等、色々な思い出があると思います。
著書では、思い出にお金を使うことを推奨しています。もちろんお金使って思い出を作ることには否定はしないです。
個人的には、お金を使わなくても良い思い出は作れるのではないかと思います。
あくまでも40歳を過ぎたおっさんの感想ですが、「好きな人(会いたい人)と一緒に過ごす」ことが出来ればあまりお金かからないんじゃないかなと思います。
例えば、一人で行った沖縄の海より、好きな人といった近所のプールの方が個人的は思い出としての価値はあるのではないかと思う。

「思い出作りをする」
「誰かと」
「好きな人(会いたい人)と」
この3つの条件が重なれば、思い出としての価値は素晴らしいものになるんじゃないのかな?と思う。
あくまでも私が生きてきた経験の話。

誰も人の生き方に否定はできないと思うし、自分が出した幸せな生き方をすればいいと思う。

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