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外資系投資銀行 リアルな残業時間を調査してみた 

割引あり

外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。特に外資系投資銀行は就活界の最難関に位置付けされます。サラリーマンでは決して到達することのない圧倒的な給与待遇が理由の一つでもあります。一方で、待遇相応の激務であることでも有名です。実際に、外資系投資銀行で働くことはどれくらい過酷なのでしょうか。代表的な部門としてはIBD部門・証券部門・リサーチ部門・アセットマネジメント部門などがありますが、当然部門ごとに働き方や報酬は全く異なります。また、企業によっては、アセマネは別会社として分社化しているケースもあります。多くの場合は、証券部門≒IBD>アセマネの順で報酬が高いといったところでしょうか。各部門毎に今回は残業時間を調査しました。

今回のランキングは、Open Workにて実際に勤めていた方のアンケートを参考にしています。ランキングはあくまで気休め程度に参照ください。


(外資系投資銀行 部門別月間残業時間)

外資系投資銀行 部門別月間残業時間 部門:アセットマネジメント

アセットマネジメント部門は、顧客から預かった資産を運用して、手数料を得る部門になります。こちらは、完全な別会社として分かれているケースもあります。

ドイツ銀行(証券)|推定残業時間37.4h/月間
ドイツ銀行グループは、世界70カ国以上、2,814拠点で展開する欧州拠点の総合金融機関です。アセマネの残業時間は、37.4h/月間と想定していたよりもかなり少ないです。この業務時間で外銀で働けるのであれば、最高ですね!

J.P.モルガン|推定残業時間25.7h/月間
世界有数の投資・商業銀行であるJ.P.モルガン。商業銀行としてはバンクオブアメリカを抜き去りアメリカ最大の資産を有する一方、投資銀行としてもM&Aのアドバイザリーを筆頭に、ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーと並んで世界で最大規模のプレゼンスを誇ります。アセマネの残業時間は、25.7h/月間と非常にホワイト!!時給換算すれば、コスパ最強ではないでしょうか?

ゴールドマンサックス|推定残業時間73.3h/月間
世界最大級の名門投資銀行であり、その高額な年収が話題になることで有名なゴールドマン・サックス証券株式会社。アセマネの残業時間は、73.3h/月間と先述のドイツ銀行やJ.P.モルガンと比較するとおよそ倍という結果となりました。それでも、1日あたり3.6hの残業で世界最高クラスの年収がもらえるのであれば、有難いですよね!

UBSグループ|推定残業時間34.5h/月間
UBS証券株式会社は、富裕層向けのウェルス・マネジメントを強みとしています。そんなUBS証券のアセマネの残業時間は、34.5h/月間と先述のJ.P.モルガンに次いで、非常にホワイトな勤務体系である事がわかりました。

モルガン・スタンレー|推定残業時間38.5h/月間
ゴールドマン・サックスと同様、ニューヨーク拠点の名門投資銀行のひとつであるモルガン・スタンレー。そんなモルガン・スタンレーのアセマネの残業時間は、38.5h/月間と先述のドイツ銀行に次いで、非常にホワイトな勤務体系である事がわかりました。


まとめ 外資系投資銀行 アセットマネジメント

各社、アセットマネジメント部門の残業時間を調査してみましたが、ゴールドマンサックスを除いて、かなり労働環境はホワイトという事がわかりました。さすがに、証券やIBDと比べると年収レンジは下がるかと思いますが、"細く長く"という人であれば、アセマネが最適ではないでしょうか。
外銀のアセマネは、日本の平均年収と比べると全然"細く"ないですが、、


外資系投資銀行 部門別月間残業時間 部門:IBD(投資銀行)

続いて、花形の部署でもあり、最も過酷な部署であるIBD(投資銀行)の月間残業時間について調査をしてみたいと思います。IBDとは、投資銀行部門になります。具体的には、株式や債権の発行による資金調達や、M&Aのアドバイザリーなどを事業法人や金融機関に対して行う部門です。果たして、どのような結果となるのでしょうか、、

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