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『最新』外資系IT VS 日系IT 年収ランキング  2024年1月時点

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今回は、外資系ITと日系ITの年収ランキングの比較です。
外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。実際に就活生の中には、GAFAをはじめとした外資系を目指している方は多いのではないでしょうか。
私も日系のITから外資系のITに転職した際に、年収は2倍に増えました。本当に外資系ITは稼げるのか??今回はそんな疑問から調査をしてみたいと思います。

ちなみに”外資系コンサル VS 日系コンサル 年収ランキング”はこちら

一般的にはIT企業の場合、職種は大きく営業職とエンジニア職に分かれます。今回は営業職の平気年収を口コミサイトを元に作成しました。特に営業職の場合は、実績に応じてインセンティブが変動するので、企業によっては青天井の場合もあります。こちらのランキングはあくまで口コミサイト等を参考に独自調査したものになるのであくまで気休め程度に参照ください。


(外資系ITと日系ITの年収ランキング)

外資系IT年収ランキング 第21位〜第11位

第21位:Dell|推定平均年収941万円
第21位は、パソコン・タブレットから、サーバ、ストレージ、ネットワークといったIT環境のインフラに至るまで様々なITソリューションを提供しているDellがランクインしました。メーカーとしては珍しく、代理店販売ではなく直販をしています。故に手頃な価格で企業に対してPCやサーバーを提供できるといった強みがありますが、ここ最近は、クラウド利用の増加に伴い、サーバー部門は斜陽気味です。

第20位:日本HP|推定平均年収955万円
第20位は、PCでお馴染みの日本HPでした。PCやサーバーをはじめとして、Arubaと呼ばれるNW製品を提供しています。日本HPといえば、オフィスが超綺麗なことで有名ですね。

第19位:Apple|推定平均年収978万円
第19位にランクインしたのは、時価総額世界一のAppleでした。こちらは私も調べていて意外でしたが、営業職の給与水準は低めでした。おそらく、製品の多くがコンシューマー向けのため、店舗型の事業形態をとっている為、平均年収が結果的に下がっているのではないかと思います。エンジニアの平均年収はぶっちぎりの3109万円という結果になりました。

第18位:日本オラクル|推定平均年収1055万円
第18位は、Oracle Databaseでお馴染みの日本オラクルでした。最近はクラウド分野に力を入れており、大量採用している印象がとても強いです。SAP同様に営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があり、SAP程ではないですが、やはり営業の方が給与水準は高いです。

第17位:日本IBM|推定平均年収1061万円
第17位にランクインしたのは、日本IBMでした。IBMはITコンサルとして有名ですが、今回のランキングは営業編になります。コンサル編は別の記事で投稿します。

第16位:Amazon|推定平均年収1124万円
第16位にランクインしたのは、GAFAの一角を担うAmazonでした。え、AmazonってITなの?って声は一旦スルーしておきます。

第15位:Bloomberg|推定平均年収1156万円
第15位にランクインしたのは、アメリカに本拠地を置く、総合情報サービス最大手のBloombergでした。IT業界のトレンドや市場などはBloombergの調査レポートが業界を大きく左右します。

第14位:Ui Path|推定平均年収1184万円
第14位は、RPAでお馴染みのUi Pathでした。日本ではまだまだ知名度はそこまで高くないですが、働き手不足や業務効率化において、Excell等の単純作業は今後全てRPAにとって変わります。今後爆発的に成長する市場ですので、ITコンサルでヘトヘトに疲れた方には第2キャリアとしても良いかと、、

第13位:Lenovo|推定平均年収1187万円
第13位にランクインしたのは、ThinkPadをはじめとするブランドのPC製品の開発、販売を提供する香港に本社を持つ中国メーカーです。

第12位:SAP|推定平均年収1259万円
第12位にランクインしたのは、ERPでお馴染みのSAPでした。
ERPソフトを扱うことから他の外資とは違って、営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があります。営業は個々の達成率に応じて、インセンティブが大きく跳ねるので平均年収1258万円と稼げる印象があります。一方で、コンサルタント職は平均年収984万円と営業と比べるとやや見劣りします。個人的には、売れている営業はもっと稼いでいる気がします、、

第11位:Salesforce|推定平均年収1285万円
第11位は、SFAやCRMの覇者、Salesforceでした。会社名の通り、とにかく全国から選りすぐりの営業戦士がこの会社に集まっている印象です。また、面接では自身のアピール動画を提出したりととにかく営業に熱い会社なイメージです。営業の平均年収も高く、実力があれば青天井なことが魅力です


日系IT 年収ランキング 第21位〜第11位

第21位:日立製作所|推定平均年収676万円
第21位は、日立グループの大手総合電気メーカーである日立製作所がランクインしました。情報処理・通信機器のIT部門、発電機・変圧器のエネルギー部門、鉄道関連のシステム、家電や医療機器等のライフ部門と幅広く事業を展開しています。

第20位:NECネッツエスアイ|推定平均年収682万円
第20位は、NECグループのシステム構築・ネットワーク通信工事を行うNECネッツエスアイがランクインしました。企業向けにシステム構築やネットワーク通信工事サービスを提供する他、全国のサービス拠点で保守・運用・監視サービスなどを提供しています。

第19位:NEC|推定平均年収695万円
第19位は、PCでお馴染みのNECでした。PCやサーバーをはじめとして、電化製品やNW製品を提供しています。メーカー系SIerの位置付けで、富士通に次ぐ業界2位になります。

第18位:パナソニック|推定平均年収696万円
第18位は、パナソニックでした。パナソニックと聞くと「家電製品」のイメージが強いかもしれませんが、家電製品に使用される電子部品、設備機器、システム機器や各種サービスを提供しています。

第17位:都築電気|推定平均年収698万円
第17位は、都築電気でした。富士通系列の主にシステム開発などを行うSIerになります。

第16位:富士通|推定平均年収700万円
第16位は、PCでお馴染みの富士通でした。PCやサーバーをはじめとして、電化製品やNW製品を提供しています。メーカー系SIerの位置付けで、業界TOPの売り上げになります。

第14位:リクルート|推定平均年収710万円
第14位は、就活生からも人気の高いリクルートでした。リクルートをIT企業としてカウントするか悩みましたが、、とはいえ、今回は対象とさせていただきました。営業に厳しい会社というイメージがありますが、TOPセールスになると結構稼げる印象があります。

第14位:伊藤忠テクノソリューションズ|推定平均年収710万円
同じく14位は、伊藤忠テクノソリューションズでした。伊藤忠グループの傘下でITサービス提供を中心に様々な業種にネットワークインフラ、情報サービスを展開しています。こちらのサイトでわかりやすく会社紹介をしていたのでリンク貼り付けておきます。

第13位:サイバーエージェント|推定平均年収713万円
第13位は、「Abema TV」を中心としたメディア事業とスマートフォン向けアプリ「ウマ娘」でブレイクしたサイバーエージェントでした。Abemaへの大型投資の影響もあってから、社員への還元は今一歩といった声が多数見受けられました。

第12位:大塚商会|推定平均年収732万円
第12位は、CMたのめーるでお馴染み、寒いギャグの大塚商会でした。CMの印象からついつい日用品を扱っているイメージが先行しますが、実は、OA機器やSmileと呼ばれるERPパッケージをはじめとした、独立系SIerです。SIerの中では、富士通、NEC、NTTデータに次ぐ業界4位で、12期連続増収増益と成長が著しいです。とにかく営業に厳しく、一方で個人成績に応じてインセンティブが大きく、20代でも年収1000万円が狙えるように給与水準が見直されているとのことです。

第11位:東芝|推定平均年収738万円
第11位は東芝でした。日立製作所、三菱電機と並ぶ総合電機メーカーであり、多くのグループ会社を保有し、開発・設計・製造・サービスまでトータルに展開する東芝グループの中核企業でもあります。ただし、2015年の不正会計問題で新卒学生から敬遠されるなど将来が心配な一面もあります。


外資系IT/日系IT年収ランキング 第10位〜第1位

ここまで外資系ITと日系ITそれぞれ20位〜11位までを見てきましたが、やはり外資系ITは軒並み給与水準が高く、平均年収は1000万円を軽く超えています。一方で、日系ITは700万前後という結果です。果たして、ランキングの後半はどうなるのでしょうか??

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