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昭和、平成、令和の地域づくり研修スタイルとは

滋賀県の琵琶湖近くの研修所にて受講中のゲンヨウです。知人のNPO経営者から声をかけてもらって参加したら行政の方が多い研修でした。これはこれで面白い。僕はNPOでもどちらかというと、行政の中に机があって働いていた経験もあるので、役場の人の大変さも知っているほうですが、それでもより気づきがでてきます。

今回は地域づくりについて学ぶ研修を2泊3日でやります。施設がすごい。最上階の琵琶湖が見られるラウンジがあるし、風呂は共同だけど個室だし。

そんな中で今日はさらっと、めちゃめちゃ主観な文章を書きます。自分で人前でお話しする機会や講師をやってきた経験も踏まえ(10年以上)、最近はオンラインサロンなどもやってきているので。あえて昭和平成令和と位置付けてみました。

1.昭和の研修→座学中心、事例紹介、マインド部分

具体的な活性化事例が出てきて、そのプレイヤーが具体的な話をずっとしてくれるもの、臨場感あふれる部分があり入り込める感じ。

講師と自分の1対1という感じがして、他との比較はできない。また事例を俯瞰した仕組みについての話は少ない。机はスクール形式。

2.平成の研修→グループワーク導入、座学もあり、論理的な部分あり

グループワークが入ってきて受講生感の共有が出ることで、自分の理解、他者の理解、自分と他者の地域事例の比較など俯瞰してみる機会が増える。

講師の話す時間は限られる。動画も活用。事例の裏側やもう一歩踏み込んだ話は質疑応答などに隠れやすい。事例の横展開やノウハウ移転が考えられており、論理的に整理された場合もある。研修の最後に研修についての振り返りやネクストステップなどを考える。机は島状態。

3.令和の研修(仮)
→座学はオンラインも活用、議論したり、意見交換を重視。グループワークも併用か。

座学部分はオンラインで事前にやっておいてもらって、具体的に聞いてみたいこと、自分の地域の話について講師に具体的に相談できたりする。お互いが話をする時間を重視するスタイル。数人のグループで集まって。机は無く、丸く並ぶとかかも。もはや受講生からも学ぶみたいなスタイルになりそう。受講生の事前準備が必要。

4.気づいた点

あくまでも主観なので、いろんな研修スタイルがあってよいし、座学がダメとかそういうことではないです。なんとなく時代とともにパワーアップしてきているなと思ったのです。

初心者や導入研修はオンラインが増えてきて、ある程度経験値がたまった人たちと研修をしていくようになるのかなと思いました。

また、研修を提供する側は、何をどの時間で持って帰ってもらうのかをより意識ながら組み立てないと、受講生はいろんな受講を経験してくるので、気づかれるなと。そんなことにも気づきました。

地方ではなかなか研修の機会が少なかったりするのですが、その辺もうまく組み合わせながら、人材がパワーアップすることが地域がパワーアップする一番の投資なので、今回のご縁を鳥取にも還元したいなと思いました。

(余談)地域づくりのオンライン研修の機会も設けられているとのこと。覗いてみてください。実は、地方金融機関の地方創生の取り組み(平成29年度)part1の鳥取銀行さんの地域おこし協力隊の支援の部分にちょっとだけ出てます。見るには会員登録がいります。

今日が研修最終日、しっかりまとめていきたいです。

twitterもやっています。研修中はさすがにそんなに呟けてないです。


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