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「日本人」じゃない? 

最近、朝から深夜高速を聞いて活力をもらっているオバラです。

みなさんは、自分の住んでいる街、買い物先・旅先で外国から来ている方々を見たことはありますか?
大体の方が目にしたこと、会ったことがあるでしょう。
もしかしたら、職場にいらっしゃるという方もいるかもしれませんね。

もう1つ。

日本の子供たちは街で外国の方々を見かけた時どのような反応をしていますか?

私もルワンダに来てからこのようなことが気になっています。


さて、今回は私が「日本人」としてではなく「外国人」として生活していると実感したことについてお伝えできればと思います。

私の配属されている街は、ルワンダで2、3番目くらいに大きい街と言われているところです。

そのため、他の地方と比べると私のようなアジア系の外国人や欧米系の外国人の方々を目にする機会が多くあります。
中華料理屋やいくつか大学があることも影響していると思います。

このような方々はルワンダ(特に地方)では外国人であるとわかりやすいのが事実であり、町を歩いていても目立ち、珍しい存在です。

珍しい存在であるが故、街ですれ違う人たちはほぼ全員こちらを凝視してくるので、合わせようと思えばすれ違う全員と目を合わせることができます(笑)


そして、私たちのような「外国人」は「ムズング」とよく声をかけられます。「ムズング」とはスワヒリ語で「肌の白い人(外国人)」と言う意味です。たまに違う言葉で声をかけられることもあります。

また、ムズングは「お金持ち」という考えがルワンダの方々にはあるため「ギブミーマネー」「ギブミーフード」と言葉をかけられる機会も多くあります。
特に私の地域では学校が多いせいか子供たちに多く駆け寄られます。


このような経験は毎日の通退勤でできるためもう慣れてきてしまっていますが、「日本人」としてではなく「外国人」として生活していることを実感させらることの1つです。


ただ、「ムズング」と言ってくる人たちは悪意があってそう言っているわけではないように感じます。物珍しさ、挨拶がわりにその言葉を発している気がします。笑顔で声をかけてくる人の方が多いです(笑)


最近は、そういう人たちには知っているルワンダ語を捻り出して返すようにしています。
言葉は発さずともめちゃくちゃ見てくる人たちには、しっかりと目を合わせて挨拶をするようにしています。

そしたら、見てはいけないものを見たみたいに目をまん丸にして驚いてくれたり、声を上げて喜んでくれたり、キャッキャと笑ってくれたり、一言ルワンダ語を話しただけなのに「The オーバーリアクション」を見せてくれます。(特にお店の店員さん)

ただ、その後自分に降り注ぐルワンダ語の大量の雨は、一粒もキャッチすることはできません。(ルワンダ語勉強シロヨ)

そうすることで自分自身も気持ち良くなりますし、相手が喜んでる姿を見るとこちらも嬉しくなります。
Win-Winじゃんこの方法!勝手に思ってやっています。


また、職場でもいろんな先生たちが話しかけにきてくれて名前をすぐに覚えてもらえます。そして、たくさん心配してくださったり、たくさんのことを教えてくれます。


外国から来ているということだけ認知され、どこの国から来ているかということはあまり関係ない様子です。
そうです。ここでは私は「日本人」ではなく「外国人」なのです。

街の中には日本を知らない人も時々いるように、私たち外国人がどこの国から来ているかと言うのは重要じゃないのです。

しかし、実際には「外国人」ということを利用して生活していくことで生活しやすく、楽しく生活できる側面もあると感じることができています。もちろん大変な側面もあります。

いつかは「外国人」がこの街で生活している。「外国人」と仕事している。と思われないように溶け込んでいきたいと思います(笑)




日本で生活している外国の方々はどう感じているんだろ〜と考える今日この頃です。

それではまた!

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