見出し画像

誰を信じればいいの(頼りの人を失った話)

任地で初めてケーキを食べたオバラです。

みなさんは「人を信じる」ってなんだと思いますか?

「人を信じる」ことについて女優の芦田愛菜さんが本質を述べており話題になりましたよね。あれを聞いた時は本当に年下なのか疑っちゃうくらいすごいな〜と思いました。

さて、今回は誰を信じればいいかわからなくなった話を紹介できればと思います。


私は現在、体育の教員+バスケ部のコーチとして活動しています。

活動の中で一番多く関わっているのは、同僚の体育の先生と現地人バスケコーチ、そして、生徒たちです。

体育の授業に関しては、時間割がありそれ通りに行っているのでイレギュラーはあまり起きません。
たまに急に授業がなくなりますが、、、

イレギュラーがよく起こるのはバスケ部の活動です。
基本的に部活動は放課後に行われ、確保されている時間は1時間程度です。

私は女子バスケ部のコーチを任されており、男子は現地人コーチが教えていました。
男子コーチから「練習は日曜以外毎日。」と聞いていたため、基本的に月〜土まで毎日コートに足を運んでいます。
しかし、週の半分はコートに男子選手数名しかきません。現地人コーチは多忙と言って週に一回会えるかどうかというレベルでした。
コートにいる男子選手に「女子は?」と聞くと「勉強してるよ」「まだ寮にいると思うよ」などと返答がある。
女子選手が来たときに「練習は毎日予定されているんだよね?」と確認すると「毎日あるよ。」と返答。
返ってくる答えと行動が全く一致しておらず困惑します。
しかし、ここで疑問に思うのは女子選手が来る時はまとまってくるし、来ないときは全然来ないという謎の統一が取れているということです。ルワンダの七不思議と呼ぶことにしています。どうやって意思疎通をしているのか知りたいものです。

あまり会うことのできない現地人コーチはコミュニケーションは取れるし、いろいろ教えてくれるので一番頼りにしていました。でも、その日は突然やってきたのです。
そうです。コーチが急に他のチームのコーチを始め、うちのチームのコーチを辞めてしまいました。私も知ったのは辞める当日で、選手たちもその日に知った様子でした。

決まってたならもっと早く教えてよと言いたいところですが、ここは日本じゃないので仕方ないとしましょう。

でも、許せないことが1つだけあって、コーチが女子選手に何か話している状況をたまたま見て、その後、何話してたの?と私が聞きに行って初めて辞めることを教えてくれたということです。短い間しか一緒に活動していませんがそれなりに信頼関係を築けているものだと思っていました。しかし、聞きに行って初めて口にしてくれた。返せば、聞きにいかなければ何も言わずにいなくなっていた可能性がある。ということです。確かに、辞めるということに負い目を感じていたかもしれないし、無責任だと思われたくなかったと彼は思っていて口にしづらかったのかもしれませんが、彼発信で伝えてほしかったです。

こうして、一番信頼を寄せていた人を失った私は情報収集すら難しくなってしまいました。

この先の話は次の投稿でお伝えします。

それではまた!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?