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ルワンダで感じる幸せ

ついに3学期が始まってしまったオバラです。

今回はルワンダでいま感じている・思っている幸せについてお伝えできればと思います!

みなさんはどんな時に「今幸せだわ!」って感じますか?
一言で「幸せ」と言ってもさまざまな形のものがありますよね(?)

ルワンダでも日本でも共通して幸せを感じられるものとして一番取り上げられやすいのは、私的には「食」なのではないかと思います。

美味しいものを食べた時、ちょっといい値段のものを食べた時、自分好みのものに出会えた時、滅多に食べれないものを食べた時、日本人になじみのあるものを食べた時などなど、、、「食」ましてや「食べる」という行為1つだけでもこんなに多くのパターンの幸せを感じる瞬間があります。

こう感じるようになってから「食」ってめちゃくちゃ偉大なものだと感じさせられています。

ここからは私が自分の活動を通して感じている・思っている幸せを忘れないうちに書いていきます。

活動を通して感じる幸せは大きく2つあります。

1つは、一生懸命取り組もうとする姿勢を見せてくれる時です。
これは主にバスケ部の練習の時に感じる幸せです。

赴任当初は、生徒とコミュニケーションをとることで精一杯で正直練習のれの字もなかったと思います。段々と彼らに必要だなと思う練習を入れてきました。しかし、もちろん私が準備する練習メニューは彼らにとっては初めて見るもの、初めてやるものであるため理解に苦しんでいる場面がほとんどです。私の中では本当にやりたい練習を彼らの能力・習慣に合わせてやっているつもりなのですが、、、なかなか難しいです。それでも、何回も説明して実際にやって見せたりすると理解したと言ってくれます。

それじゃあ、やってみようという局面でまた躓きます。
誰も挑戦しようとしない。
あれ、さっき理解したって言ってたよね?まだわからなかったかな?と様子を見ていると困ったような面持ちのままいつも誰かが始めます。
一旦止めて、大丈夫か確認するとみんな口では説明できます。
日本でもそういう場面が見られる時がありますが、彼らにとっても「できない」が恥ずかしいという考えがありました。完全にこの感覚を忘れていたことに気付かされ振り出しに戻った気分でしたが、、、

「できない」は恥ずかしいことなの?みんな初めてだよ?当たり前じゃない?
たったこの一言で彼らは全てのことにみんなで取り組むようになってくれました。この時は彼らがすぐに挑戦するようになったことに感動しましたが、今はそれが当たり前になって、どんな練習でも一生懸命な彼らの姿に「幸せ」を感じています。

もう1つは、そこに信頼している人がいることです。

信頼している人って何?と考えた時、今の私の考えは「どんな会話でも気軽にできる人」です。
どうでもいいことから真剣な話までできる人こそ信頼している人なのではないかと思います。活動上、真剣な話しかしない人もいるし、挨拶だけの人もいるし、、、その中で「どうでもいいことを気軽に言える」というのは信頼しているかどうかの一つの基準になるのではと思います。

お互い言語も文化も違う中で活動していくため、自分が信頼できる人をすぐに見つけることはそんなに簡単なことではない気がします。逆も然りです。相手の信頼を得るのにだいぶ時間を要する時もあります。
しかし、一緒に活動していく人の中にはいつも気にかけてくれる人や毎日話しかけてくれる人などはいます。そのような人から信頼できる人を見つけるのも一つの手だと思います。

どうでもいいことを気軽に言える人がそこにいるということでコミュニケーションをとるのは億劫ではなくなるし、お互いに理解ができ、どんな話もできる。こういう人がいることで何気ない楽しさを感じ、幸せにつながって来る気がしています。
私の場合、1日誰とも会話がないと暗い一日になるし、思ったことを言えない人との会話しかないとなんか色々溜まるしでどうでもいいことを言える人の存在が日常を明るくしてくれている気がします。

ここまで書いて思ったことは、なんてわがままなんだということです。
まあわがままでいいです。そのくらい開き直っていこうと思います。

どんな話もできる人増やしていきます!

それではまた!


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