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友達って有難いなって話

ネット界隈(というか“がるちゃん”爆)だけかもしれませんが、
意外と「友達別にいらない」派の人っていますよね。
個人的には、絶対いなけりゃならないものだとも思わないし、
お友達がいない人=社会不適合者、みたいなことも思いませんが、
いたら、やっぱり楽しく素敵なものだと思います。

“友達いらない”派の人たちの意見でよくよく聞くのが、
「彼氏の方が楽だから」「彼氏がいればいい」的な意見。
でも個人的には、彼氏(恋人)よりも、
圧倒的に友達の方が信頼度が上なんですが(笑)

だって恋愛関係って、少なからずステータスというかスペックというか、
そういうものによって繋がり、繋がっているものじゃないですか。
見た目なり、職業なり、なんなり……。

片や友達はそういったスペック等々で選ぶものではないですから。
(稀に「可愛い子としか友達になりたくない」みたいな人もいますけども(笑))
少なくとも自分はそう。
まぁ、あんまりにも経済状況等が違うと、付き合い辛いってのはあるでしょうが。

長~く付き合っている友達も、“オシャレだったから”とか、
“安定した職に就いてたから”なんて理由で始まった関係では当然なく。
もはや「何でここまで仲良くなったんだっけ?」てレベルの始まりですよ。
得てして友達ってそういうもんですよね。
なろうと思ってなるもんじゃなし、気が付いたら仲良くなってた、っていう。

なんで、恋愛関係で考えれば、
例えば“体型が変わった”とか“老けた”とか、“不安定な職に変わった”とかとか……。
そういうことで気持ちが冷めることもあれど、
友達関係においては、そんなの別にないじゃないですか。

そもそも相手や自身に変化がなかろうと、恋愛感情には“飽き”がありますからね。
友達にも“飽きる”って感情があるのかもしれませんが。
少なくとも自分は経験したことないかな。
まぁ仮に友達に“飽きた”とて、しばし小休止に入る理由にこそなれど、
関係に終止符を打つ理由にはなりませんからね。
でも恋愛だと“飽きた”って、十分に関係を終わらせる理由になり得ますよね。

そういう諸々から、恋愛関係よりも、
友人関係の方がずっと安定的で安心・信頼できる関係だよなと思うんですよね。
仮に私が20キロ太ったところで、「もう遊ぶのやめよ」とは言われないと思うので(笑)

だからこそ、安心感を持って長く付き合える友達は大切な存在だなと思うし、
“彼氏”っていう、いつ居なくなるかも分からない存在(爆)さえいれば、
友達いなくてもいいや~とは思えないんですよね。


あと意外と見落とされがちな“友達が大切”な理由として、
“子供の立場からの目線”があると思っていて。
私の母親は、私の子供時分から見事に友達のいない人間だったんですが(笑)
(自分にとって一番身近な大人が親なわけで、
 子供時分はリアルに「大人になったら、友達っていなくなるもんなんだ」って思ってました(爆))

なもんで、こちらが大人になり自立した後も、
むちゃくちゃこっちに依存してくるんですよね。
暇だから、“家族”しかコミュニケーションを取れる相手がいないから。
こちらもこちらで、日々働いて自分の生活を送るのに精一杯なわけで、
本当にやめてくれよと思うばかり……。

なんで、このテの話でこれもまたよく聞く意見として、
「家族さえいればいいから」ってやつ。
そりゃ確かに貴方自身はそうなんでしょうけどね……っていう。
子供の立場からしてみれば、親に友達がいてくれるに越したことはないです、本当に。

別にお友達がいなくても子供に依存したりなんかしない、って言われそうですが、
歳を取れば取るほど、リアルに“お友達の存在”こそ、
最大のボケ防止になるんじゃないかとも思ったり。
実際、うちの親はまだまだそんな歳でもなかろうに、
スマホやラインなんかも全然使いこなせないんですよね。
これがお友達の一人でもいれば、連絡手段として必須でしょうし、
同年代の方々と教え合いながら、使いこなせるようになるんじゃないのと思ったりもします。

実際、私のお友達のお母さん(おそらくうちの親と同年代)は、
むちゃくちゃアクティブだし、お友達もいらっしゃる方のようで。
コロナに罹ってしまった際にも、お友達と連絡を取り合って、
近くに住んでいる方が食品等々届けてくださったそう。
そういった面でも、定期的にコミュニケーションの取れるお友達がいるっていうのは、
子供からすると絶大な安心材料よなぁと思います。


“友達”、絶対作らなければならないもんでもないとは思いますが、
いたらやっぱりプラスになるものだと、個人的にはそう思いますね。

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