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平凡に生きる【エッセイ】

世の中で脚光を浴びる人って、極わずかだたけど、多くの人は平凡で凡人と言われて話題すら挙がらない。
脚光を浴びる人の話は、胸踊る感じがするし、そこに近づきたいと思う。
凡人の話は、失敗談や稀に成功した話など興味をひくことがあるが何もない日常のことは話題にもならない。
だから、そういった凡人の日常は多くは語られることがないので、凡人は周りの凡人たちと同じなんだろうか、また劣っているのか、秀でているのか比べるものが少ない。
だから、若いころは自分が凡人の中で上位なのか、下位なのか、平均的なところなのか気になっている。
若い頃は、少しでも自分がどうなの気になってしまう。
それが年を取るとそれすら気にならなくなる。
自分は自分。他人がどうであれ自分は自分亡のだからと思うようになる。
それと他人と比べることはないということに気づく。
若い時にそう気づくことが出来れば気が楽だったと思う。
どうしてか若い頃は周りのことが気になってしまう。
年を取ったからと言って全く周りのことが気にならなくなったわけではないが、まあこんなところでいいかという気持ちになる。
お金に関しても質素ながら不自由ない生活が送れればいいかと思う。
おっちゃんは今の質素ではあるが安定した生活に満足している。
周りはどうであれ、自分がこんなところでいいかなってところ気付けると生きて行くことが楽になる。
向上心は大切だか、楽に生きるのなら、これくらいならいいかというところに気づくこと、それより向上することがあれば、それは儲けものと思うくらいでいい。

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