寝返りを打たないように意識して横になると意外にできるようです。起きた直後から腰全体が重く、思わず背中を丸めそうになりました。無意識とは言え、危ないところでした。
　実は昨日、プチ手術を受けました。日帰りなので本当に切除時間は短く、体感で二十分くらいでしょうか。局所麻酔が効いていて痛みをほとんど感じませんでした。
　手術後に一枚の紙をいただきました。臨床診断名には皮膚線維腫ひふせんいしゅの疑いがあると書かれていました。自分では粉瘤ふんりゅうと思っていたので意外でした。
　抜糸は一週間後に決まりました。その時に切除した部分の生体検査の結果も得られると思います。医師の言葉では良性と言われていますので、心安らかに待つとしましょう。

　今日から毎食後に抗生物質の錠剤を飲み始めます。それは問題ないのですが、縫合した部分への塗り薬とガーゼを当てる行為が難しいように思います。縫合箇所は背中の左腰の辺りなので鏡に映さないと見えません。
　手術後に貼り付けられた長方形の絆創膏ばんそうこうのような物を剥がす時に一定の勇気が試されます。少々のグロ耐性は持ち合わせていますので、それで何とかなると助かります。

　あと気になるのは長時間の執筆になります。腰に痛みが出ることはあるのでしょうか。今回のエッセイくらいの時間ですと、通常と変わりはありませんでした。
　ということで、これからシナリオの仕事に取り掛かります。